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「なんで宅配ボックスに入れたの?」配達時に手渡しで受け取るつもりだったと言う客。だが、確認した結果、勘違いが発覚

  • 2026.8.9
「なんで宅配ボックスに入れたの?」配達時に手渡しで受け取るつもりだったと言う客。だが、確認した結果、勘違いが発覚

宅配ボックスに届いていた荷物

私は宅配の仕事をして数年になります。

配達の際は、伝票に記載された住所だけでなく、「不在時は宅配ボックスへ」「置き配はしないでほしい」といった指定も確認しています。

ある日、マンションへ荷物を届けたときのことです。

インターホンを鳴らしましたが、応答はありませんでした。

配達情報を確認すると、「不在時は宅配ボックスへ」という指定が登録されています。

そこで私は、マンション内の宅配ボックスに荷物を入れ、施錠を確認してから配達完了の処理をしました。

特に問題のない、いつもどおりの配達だと思っていました。

ところが、その日の夕方、営業所に荷物を受け取ったお客様から電話が入りました。

「今日の荷物なんですが、宅配ボックスに入っていました」

声には少し不満がにじんでいましたが、いきなり怒鳴られたわけではありません。

私は配達したときの状況を思い出しながら、話をうかがいました。

「今回は手渡しで受け取るつもりだったんです。なんで宅配ボックスに入れたの?」

お客様によると、配達の時間帯には少しだけ外出していたものの、戻ってから再配達を依頼するつもりだったそうです。

しかし、配達員から見れば、その予定を知ることはできません。

私はその場で判断せず、登録されていた配達方法を確認することにしました。

前回の設定が残っていた

「念のため、ご注文時の配達指定を確認してもよろしいでしょうか」

そう伝えて記録を調べると、やはり「不在時は宅配ボックスへ」という指定が残っていました。

「こちらの記録では、不在の場合は宅配ボックスを利用する設定になっています。そのため、今回は登録内容に沿って配達しております」

すると、お客様は少し驚いた様子で聞き返しました。

「そんな設定にしていましたか」

「はい。今回のご注文にも、その指定が反映されています」

しばらく考えたあと、お客様は以前の注文で宅配ボックスを指定したことを思い出したようでした。

「そういえば、前に注文したとき、不在でも受け取れるように設定したかもしれません」

通販サイトなどでは、以前選んだ配達方法が次の注文にも引き継がれることがあります。

お客様は、今回は手渡しで受け取るつもりだったものの、登録されている設定までは確認していなかったそうです。

「こちらの確認不足だったようです。すみません」

私は、今後手渡しを希望する場合は、注文時に配達方法を確認していただくよう案内しました。

電話を切ったあと、私は改めて、配達する側と受け取る側では、同じ荷物でも見えている情報が違うのだと感じました。

配達員は登録された指示に従っていても、受取人がその設定を忘れていれば、思わぬ行き違いが起こります。

強い言葉でどちらかを責める前に、まず記録を確認することが大切だと感じた出来事でした。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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