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3A登板でまさかの4者連続四球KO――菊池雄星、"順調"アピールと裏腹に8月中旬復帰には暗雲

  • 2026.8.6

ロサンゼルス・エンゼルスの菊池雄星が7月30日(現地時間)、傘下1Aランチョクカモンガでリハビリ登板を行い、約3ヶ月ぶりに実戦復帰を果たした。左肩の炎症で戦列を離れていた菊池は、3回を投げて最速97マイル(約156キロ)を記録。復帰への確かな手ごたえを掴んだものの、サイン伝達システム「ピッチコム」が用意されておらず、不運に見舞われる一幕もあった。

「ピッチコムなし」のトラブルで3本塁打を浴びる

『MLB.com』によると、菊池は4月29日のシカゴ・ホワイトソックス戦以来となる登板で、3回6失点(自責4)、6安打5奪三振、無四球の内容だった。53球中36球がストライクと制球は安定していたが、3回に3本の被弾を許して失点を重ねた。

本人は試合後、1Aの試合ではサイン伝達システム「ピッチコム」が用意されておらず、急造の手サインが相手打者に読まれていたと明かしている。「ダグアウトの全員が私を見ていたし、相手ベンチから声も聞こえた。彼らはすべてを知っていた」と語ったが、目標とした球速に到達した点については満足感を示した。

3A登板でまさかの4者連続四球

画像: 3A登板でまさかの4者連続四球

菊池は7月21日と25日に実戦形式の投球練習(ライブBP)を消化し、今回のリハビリ登板に臨んだ。本人はメジャー復帰までに「あと3試合のリハビリ登板が必要」との見解を示しており、順調にいけば8月中旬のローテーション復帰が見込まれる。

菊池は現在、3年総額6300万ドル(約100億円)の契約の2年目を迎えているが、今季は左肩の炎症によりここまで7試合の登板にとどまっていた。だが2度目のリハビリ登板となった8月4日(日本時間5日)、3Aソルトレイク・ビーズでの登板でも制球に苦しんだ。オクラホマシティー・コメッツ戦に先発した菊池は2回途中57球で3安打5四球、4者連続四球を含む乱調でKOされ、計6失点を喫している。故障者が相次ぐ先発陣の柱として、球団側は依然として日本人左腕の完全復活に期待を寄せているが、8月中旬としていたローテーション復帰の時期は不透明さを増している。

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