1. トップ
  2. 夫婦×ペットで暮らす「DINKWAD(ディンクワッド)」という生き方

夫婦×ペットで暮らす「DINKWAD(ディンクワッド)」という生き方

  • 2026.8.3

「DINKWAD(ディンクワッド)」という言葉を聞いたことがありますか? これは、共働きで子どもを持たず、ペットと暮らす夫婦やそのライフスタイルを指す言葉です。近年、ペットと暮らすカップルや夫婦が急増しています。彼らはペットを中心にどんなライフスタイルを築いているのでしょうか?

今回は、そんな DINKWADに注目します。ペットを家族に迎えるということは楽しいだけではなく、命を預かる責任も伴うもの。しかし、それ以上にペットのいる生活は、ふたりにとってかけがえのないものとなっているようです。

DINKWAD(ディンクワッド)とは?

そもそも、夫婦ふたりで働きながら子どもを持たない選択をするカップルを指す、「DINKs(Double Income No Kids)」という言葉があります。

DINKs(ディンクス)という言葉は、1980年代のアメリカで生まれ、日本では1990年代頃から知られるようになったとされています。近年は多様な生き方や家族のあり方が尊重されるようになり、子どもを持たない選択も特別なものではなくなりました。

そんな中、DINKsに「with a Dog(愛犬とともに)」を加えた「DINKWAD(ディンクワッド)」という新たなライフスタイルが注目を集めています。比較的新しい概念であり、2023年頃からSNSを中心に広く使われるようになりました。

DINKWADという言葉をこれまで知らなかったという方もいるかもしれませんが、ふとまわりを見渡すと、すでに DINKWADとして暮らしている方が多いことに気づくのではないでしょうか。

ふたりの暮らしにペットを迎え、愛情を注ぐことで、日々がより一層充実したり、人間力があがったり、その姿に癒されたり……と、 DINKWADの方々は、ペットとの生活を心から楽しんでいるようです。今回はそんな暮らしに焦点を当ててみます。

思わずふたりもアクティブに!?犬との暮らし方

DINKWADが“with a dog”であるように、代表的なペットのひとつは犬と言ってよいでしょう。毎日の散歩が必要だったり、犬種によってはトリミングが必須だったりと、時間やお金がかかります。

しかし、だからこそ、「ふたりだけで暮らすよりアクティブになれる」という声も多いようです。

最近では、犬と一緒に入れるレストランや、犬と一緒に泊まれるホテルなども増えてきました。街中のお出かけも、旅行も一緒に連れていくというケースもたくさんあるのだとか。犬が一緒だと、出かけた先で犬連れの人に話しかけられたり、同じ犬種を飼っている人同士で話が弾んだり。犬がコミュニケーションのきっかけになってくれることもあるようです。

ただ、犬はほとんどの場合、どんな天気であっても毎日の散歩が欠かせません。大切なミーティングがある朝も、どんなに疲れて帰ってきた夜も、散歩に出かけなくてはいけません。

もちろんそれが楽しい時間であることは確かですが、負担になることもあるはずです。ふたりで飼っている犬だと、「今日どちらが散歩に行くか」で揉めることもあるといいます。犬との暮らしを毎日笑顔で過ごせるように、事前に散歩の順番やルールなどはしっかり決めておくのがよさそうです。

ペットとの幸せな暮らしのために。事前準備とペットを迎えるメリット-->

自由気ままな姿も癒し。猫との暮らし方

2017年頃から、ペットとして犬の数を上回っているのが猫です。正確な統計はありませんが、DINKWADにおいては、犬よりも断然猫を飼っている方が多いのではないでしょうか。

それは、犬よりも留守番を苦にしないと言われている猫の性質によるかもしれません。多様な働き方が認められるようになり、在宅やリモートなどで働く人が増えてきたとはいえ、毎日出社している人もまだまだたくさんいます。

特にふたりとも働いているDINKWADなら、ペットが留守番することも多いはずです。猫は、ひとりで過ごすことも好むと言われているので、飼い主が会社へ出かける際の罪悪感が少し減るのかもしれません。

その反面、一緒に出かけられる犬と違い、基本的に猫は留守番するしかないので、気軽な旅行などは難しくなります。実家に帰る場合でも、遠方で宿泊が必要になればペットシッターなどを手配する必要が出てきます。

最近では、散歩や旅行に同伴する猫もいるようですが、その数は少数派。家で過ごすことを好む猫の方が断然多いと言ってよいでしょう。

小さいけれど、存在は偉大!小動物との暮らし方

小鳥やハムスター、爬虫類など、犬猫以外のペットと暮らすDINKWADも増えています。飼育に広いスペースがいらないこと、マンションやアパートでも飼育しやすいことなどが、人気の背景です。犬や猫の飼育は禁止していても、小動物ならば飼育可としている賃貸物件も多くあります。(※ペットの飼育条件はそれぞれ異なりますので、事前の確認が必要です)

小さくとも、一生懸命に生きている姿に力をもらえたり、小さいながらも人に懐く様子が見られるなど、その魅力は尽きることがありません。

ただ、珍しい小動物を飼育する場合は、診察してくれる獣医を事前に探しておきましょう。街中の動物病院では、診られる動物が限られている場合もあります。いざ体調を崩したときに、診てもらえる病院がない……と焦らないように、準備しておくことが大切です。

命を預かるという大きな責任

今回は、DINKWADのみなさんがどんなペットと暮らしているのか、どんな生活を送っているのか、少しずつですが紹介してきました。ペットからもらえるパワーや癒しは絶大で、みなさんが口をそろえて言うのが「この子がいない生活は考えられない!」という言葉。その生活の充実ぶりがうかがえます。

ただ、ペットを飼うということには大きな責任が伴います。病気になったり、障害を抱えてしまうこともあるかもしれません。どんなことがあっても飼い主は最後まで面倒を見る義務があります。また、年をとってふたりの元を去れば、胸が張り裂けるような悲しみにも見舞われます。

ペットを迎えるということは、命に対するあらゆる覚悟をしておくことが必要です。最近ではペットの保険サービスなどもあるので、そういったものでしっかりと準備をしておくのも一手です。

それでも、ペットとの暮らしは、いつか訪れる悲しみを上回るほどかけがえのないものです。DINKWADのみなさんはそれを強く実感しているのではないでしょうか。

"もふもふ"が過ぎる......動物たちに癒される旅先5選-->

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ