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「まずは隠す方が早い」——佐々木朗希、100マイル超え21球の新記録を生んだ"応急処置"の正体

  • 2026.7.30

ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希は、7月17日のニューヨーク・ヤンキース戦で5回2/3を自責点0に抑え、100マイル(約160km/h)以上の投球を21球記録。現在の方式での計測(2008年)以降のドジャース投手の100マイル超え最多記録を更新した。米メディア『Dodger Blue』によると、この好投の裏には目立たない道具の変更があり、ドジャースは数日前から佐々木の投球に生じていたある問題への対策に動いていたという。この流れは一過性ではなく、7月24日のメッツ戦でも結果につながっている。

佐々木朗希、"ティッピング"を隠す苦肉の策

ドジャースのマーク・プライアー投手コーチは佐々木のグラブについて「ティッピング(球種がばれる癖)を隠すために大きくした」と説明した。癖を直すより、まずグラブで隠す方が早いという判断だったという。佐々木は以前から球種を読まれる問題を抱え、ドジャースは7月9日ごろから根本的な修正にも着手していた。しかし解消には至らず、グラブの大型化という応急処置が講じられた形だ。

メッツ戦の白星でロバーツ監督も太鼓判

ヤンキース戦後、デーブ・ロバーツ監督はこの登板を、2024年6月7日のヤンキース戦で7回無失点を演じた山本由伸の転換点と重ね合わせ、「そうなってほしい」と期待を語った。実際に佐々木はその後も勢いを保ち、7月24日のメッツ戦で7回1失点・9奪三振を記録し、5月23日以来の今季4勝目を挙げている。防御率も4.98から4.71まで改善し、7月2日のパドレス戦以降の直近3試合は18回2/3を投げて自責点4(防御率1.93)と、上昇トレンドを描いている。ロバーツ監督はメッツ戦後、米メディア『Heavy.com』の取材に「前回の登板も見事だったが、今夜はさらに良かった」と語った。

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