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20年前に500万を貸した親戚にも裏切られ……倒産に追い込まれた父の姿に、年収200万・51歳女性が実感したコト

  • 2026.7.28

親戚から頼まれ、断りきれずにお金を貸してしまった——。そんな話を耳にしたり、経験したりしたことがあるという人もいるのでは?しかし、それが「会社の倒産」や「家族の大病」につながってしまったとしたら……?青森県の51歳女性は、父親が500万の借金を踏み倒され、そののち事業の倒産や大病に追い込まれたと言います。「お金の貸し借り」の危険性を実感した女性の経験を詳しく教えてもらいました。

回答者のプロフィール

ママテナ編集部マネーチームは2026年6月、インターネット上で「お金にまつわるトラブル」について、エピソードを募集するアンケートを実施しました。今回紹介するエピソードは、そのアンケートに寄せられたものです。回答者である51歳女性のプロフィールは以下の通り。

  • 回答者本人:女性(51歳)
  • 居住地:青森県
  • 家族構成:父親(85歳)、母親(75歳)、自分(51歳)
  • 回答者の職業:自営業・フリーランス(記事執筆)
  • 現在の世帯年収:700万円
  • 個人の年収:200万円
  • 住居形態:戸建て(注文住宅)
  • 現在の金融資産状況:貯金のみ500万円

父が親戚に貸した500万円。「金がないから返せない」と開き直られ

青森県の戸建て住宅で、80代の父親と70代の母親と共に暮らす51歳の女性。フリーランスで記事執筆の仕事をしている彼女ですが、過去に家族を巻き込んだ深刻な金銭トラブルがあったと振り返ります。

発端となったのは、今から約20年前の出来事。父親が親戚に500万もの大金を貸してしまったことでした。

「親戚の間柄ということで、断り切れなかったのが今でも悔やまれます」と女性。「相手方から資金繰りが苦しいといわれ、500万ほどお金を融通したとのことでした」と当時の状況を明かします。

親戚からの「いずれ必ず返すから」という言葉を信じてお金を貸した父親。しかし、相手から返金についての連絡がくることはなかったと言います。

仕方なく父親が何度か催促の電話をしたものの、「『今ちょっと忙しい』といった感じではぐらかされるばかりだった」とのこと。

さらに、その後の身内の集まりでやんわりと催促したところ、親戚は「金がないから返せない」と開き直り、結局お金を返してくれなかったそうです。

父の事業が傾き、手のひらを返す周囲。倒産と闘病の過酷な日々

親戚に500万円を踏み倒された後、さらなる不運が父親に襲い掛かってきます。

2008年9月にアメリカの大手投資銀行である「リーマン・ブラザーズ」が経営破綻したことに端を発した「リーマン・ショック」の余波などで、父の事業も徐々に傾き、資金繰りが厳しくなっていったのだとか。

苦境に立たされた父親は、500万を貸した親戚はもちろん、その他の知人にも融資を頼み込みました。

ところが「誰一人金銭を用立ててくれる人はなく、それどころか金の切れ目は縁の切れ目とばかりに絶縁されたと聞きました」と女性。父親は周囲から手のひらを返され、孤立してしまいました。

その結果、「資金難で結局事業を畳まなくてはいけなくなった」と明かす女性。仕事人間だった父親にとって、事業の整理はひどくこたえた様子だったと言います。

父親はその後、病気を患い「数カ月間の入院や手術、治療を与儀なくされました」と、過酷な闘病生活を強いられました。

あのとき踏み倒された500万円があったら何とかなったのか、それともその程度の金額ではどうにもならない事態だったのか——。女性は今も複雑な心境を抱えています。

「ただ、自分的には、死金になるようなお金は貸したらダメという教訓を得ました」と明かしました。

専門家に相談するも回収不能。借金は「人間関係と健康を壊す」

お金を取り戻すため「法律の専門家に何度か相談しました」と女性。しかし、相手に支払い能力がないため「回収するのは無理だと言われました」と、回収は断念せざるを得ませんでした。

直接の話し合いも試みましたが、「相手方に借金を返す気がまったくないためそれもすべて無駄に終わりました」。

その後、親戚は音信不通になり、現在どうしているかは分からないと言います。「ただあちらは他にも金銭トラブルを抱えていたとのことで、それで捕まったとか訴えられたとかいう話を耳にしました」と、親戚の悲惨な末路について触れました。

あのとき、ケンカになってもお金を貸そうとする父親を止めていれば、との後悔を抱えている女性。

最後に「借金はしないさせないを徹底するべきだと思いました。人間関係が壊れるだけでなく、精神的にもダメージを負います」と、この経験から学んだ重い教訓を教えてくれました。

 

(文:ママテナ編集部マネーチーム)
※この記事は、ママテナ編集部マネーチームが2026年6月、「お金にまつわるトラブル」をテーマに実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。
※写真はイメージで本文とは関係ありません。

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