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夏休みの自由研究、保護者の91%が…ベネッセ調査で判明した“興味深いデータ”に「昔と比べて…」「正直しんどい」

  • 2026.8.26
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

夏休みが終わり、始業式を迎える地域も増えてきました。夏休みといえば、「自由研究」や「読書感想文」といった宿題を思い浮かべる方も少なくないのではないでしょうか?

SNSではしばしば、「夏休みの宿題は、どこまで親が手伝うべきか?」といった趣旨の投稿が見られ、そのたびにさまざまな意見が寄せられています。「子どもの宿題なのだから親は手を出すべきでない」と感じる方もいれば、「自由研究や読書感想文は、親が手伝わないと終わらない…」と考える方もいるようです。

こうしたなか、ベネッセコーポレーションが夏休みの宿題に関する調査結果を公開しました。今回は、そのデータとSNSの声をもとに、宿題をめぐる家庭の実情を見ていきます。

データで見る、夏休みの宿題事情

夏休みが終わる時期ということもあり、株式会社ベネッセコーポレーションが2026年7月24日に公開した「小学生 夏休みの宿題・過ごし方調査 2026」が話題になっています。

この調査は、小学3〜6年生を中心とする子ども10,699名と、小学生の保護者918名を対象にしたものです。宿題をめぐる、親子それぞれのリアルな声が集まっています。

まず、「夏休みの宿題で最も大変だと思うもの」については、「自由研究・工作」が親子ともにトップ。保護者の40.1%が「大変だ」と答えています。

2位も、親子ともに「読書感想文」。こちらは、保護者の29.4%が苦労を感じているようです。

では、その自由研究に保護者はどう関わっているのでしょうか。「すべてではないが一部を手伝う」が48.3%で最も多く、約半数にのぼりました。

さらに、「テーマ選びからまとめまですべてを手伝う」26.7%、「手伝わないがアドバイスはする」16.7%を合わせると、何らかの形で関わる保護者は91.6%にのぼります。自由研究は、家庭のサポートが求められる宿題になっているのかもしれません。

「うちは自分で」「うちは一緒に」分かれる体験談

夏休みの宿題について、SNS上でもっとも多く見られたのは、「昔は宿題を手伝ってもらわなかった」という体験談です。自分でやるのが当たり前だった、と振り返る声が目立ちました。

  • 専業主婦の母だったが、宿題を手伝ってもらった記憶は一度もない
  • 読書感想文も自由研究も、拙いなりに全部自分で仕上げて提出していた
  • できなかった分は諦めるか、始業式の朝に友達に見せてもらっていた

宿題は子ども自身が勉強のためにやるもの、という考え方が根づいていた家庭が多いようです。仕上がりが完璧でなくても、そのまま出すのが当たり前だったという声も見られました。

一方で、「昔から親に手伝ってもらっていた」という体験談も、少なからず寄せられていました。

  • 専業主婦の母に、納得がいくまで作文を書き直させられた
  • 自由研究は親が張り切ってしまい、賞をもらったこともあった
  • 材料の買い出しや図書館通いは、親に協力してもらっていた

手伝い方はさまざまで、つきっきりで指導する家庭もあれば、環境づくりを支える家庭もあったようです。昔から親に宿題を手伝ってもらっていた子どもも一定数いたことがうかがえます。

「昔とは求められる水準が違う」変わる宿題事情

こうした体験談とあわせて、多く聞かれたのが「今は昔より、親のサポートが求められている」という声です。実際に子どもの宿題に向き合う保護者から、実感のこもった声が寄せられていました。

  • 平日フルタイムで働いた後、子どもに付き添って読書感想文を書かせるのは、正直しんどい
  • 学童では宿題が進まず、自由研究と読書感想文は結局、退勤後と休日につきっきりだった
  • 昔と比べて、家庭に求められる水準が明らかに上がっていると感じる

自分が子どもの頃は放っておかれたのに、親になった今は関わらざるを得ない、というギャップに戸惑う声が目立ちました。

では、なぜ「親がやる前提」に変わってきたのでしょうか。その背景を考える声も見られました。

  • 共働きが増えたのに、宿題は親のサポートありきの内容のままになっている
  • 少子化で兄や姉に頼れなくなり、その分を親がカバーしている
  • 提出物を出さないとネグレクトを疑われることもあり、親が手を出さざるを得ない

時代や家庭環境が変わったことで、宿題との向き合い方も変化してきたようです。「なぜ親が手伝う前提になったのか」という素朴な疑問を口にする声も、少なくありませんでした。

「せめてやり方の指導を」学校に望むこと

宿題そのものよりも、「学校の指導方法に課題があるのでは」という声も多く見られました。とりわけ目立ったのが、読書感想文や作文の指導を求める声です。

  • 感想文や作文の書き方を、授業できちんと教えてから宿題に出してほしい
  • 自由研究も、せめてテーマ例をいくつか示してもらえると助かる
  • 書き方を習っていない子に、いきなり書かせるのは難しいと感じる

やり方がわからないまま家庭に持ち帰ると、調べられる子や教えられる親がいる家庭以外は行き詰まってしまう、という指摘です。必要な指導があれば、宿題自体は歓迎する声もありました。

また、「宿題の出し方そのものを見直してほしい」という声も寄せられていました。任意提出や選択制を求める意見です。

  • 自由研究は毎年ではなく、数年に一度の課題にしてもいいのではないか
  • 読書感想文を、必須ではなく自由課題に切り替えてほしい
  • ただし、一律で廃止するのではなく、取り組みたい家庭のために残してほしい

負担を減らしつつ、学びの機会は残したい、というバランスを求める声が目立ちました。実際、ベネッセの調査でも、任意制の宿題に「賛成」と答えた保護者は51.1%にのぼっています。

この機会に考えたい、夏休みの宿題との向き合い方

今回は、「夏休みの宿題と保護者の関わり方」について、SNS上で寄せられたさまざまな意見を紹介しました。

「昔は自分でやった」という声がある一方、「親に手伝ってもらった」という体験談も昔から一定数あり、家庭の関わり方はさまざまなようです。ただ、共働きや少子化が進んだ今は、以前より親の協力が求められる場面が増えている、という実感が多く聞かれました。

そうしたなか、「書き方やテーマ例を指導してほしい」「任意提出にしてほしい」と、学校に見直しを望む声も上がっています。

宿題とどう向き合うかは、家庭によって事情も考え方も異なります。子どもの学びにつながる形を、親子で見つけていきたいものですね。


参考:【小学生 夏休みの宿題・過ごし方調査 2026】夏休みの宿題、約4割が「7月中に終わらせる」が目標(PR TIMES:株式会社ベネッセコーポレーション)


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