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優勝セレモニーでも動かなかったトランプ大統領——W杯を通じて浮かび上がった"異例の存在感"の正体

  • 2026.7.27

スペインがアルゼンチンを1-0で下し2026年W杯で優勝した7月19日、ニュージャージー州のメットライフ・スタジアムでのトロフィー授与式にアメリカのドナルド・トランプ大統領が登場し、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長とともにスペイン代表にトロフィーを授与した。ピッチに登場した際には大規模なブーイングが起きた一方、拍手や歓声も混じり、歓迎と批判が入り交じった。

インファンティーノが見せた"引き離し"の一幕

米メディア『Yahoo Sports』によると、トランプはトロフィーの授与後もステージに留まり続け、スペイン選手たちがチームとして祝賀する場面でもその場を去らなかった。インファンティーノ会長が選手たちの後ろへトランプを誘導しようとする場面が映像に収められており、SNSでも大きな話題となった。試合前にも大型ビジョンに映し出された際にブーイングが起きており、一方で試合はトランプの賓客席でインファンティーノ会長のほか、メキシコのシェインバウム大統領、カナダのカーニー首相らとともに観戦していた。

バロガンの退場撤回要求、バロガン後に米国敗退——大会中から「政治介入」議論

今大会でのトランプの関与はトロフィー授与式だけにとどまらなかった。米代表FWフォラリン・バログンがラウンド32でレッドカードを受けた際、トランプ大統領が自らFIFAにカードの見直しを要求したことを明らかにした。FIFAは1試合の出場停止処分の執行を1年間の"執行猶予"とする異例の決定を下し、バログンはベルギー戦に出場したが、米国はこの試合を4-1で落としラウンド16で敗退した。自国開催のW杯を「アメリカの成功」としてアピールするトランプ大統領の振る舞いをめぐり、スポーツと政治の境界線についての議論が続いている。

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