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「連絡先を教えてよ」常連客のしつこいナンパ。だが、店長に相談した結果

  • 2026.7.29

顔なじみの常連さん

そのコンビニでレジに立つようになって、半年ほどが過ぎた頃のことです。

夕方のシフトに、決まって顔を見せる男性のお客様がいました。

四十代くらいでしょうか、はじめはただの気さくな常連さんだと思っていました。

最初のうちは、お弁当や飲み物を買っていくだけの、ごく普通のお客様でした。

会計のときに二言三言、言葉を交わす。その程度の間柄だったのです。

ところが、しばらくすると、その方はいつも私と同じ時間に現れるようになりました。

どうやら、私の入っているシフトを、すっかり覚えてしまったようでした。

増えていく問いかけ

会計のたびに、世間話は少しずつ長くなっていきました。

今日は暑いね、この新商品はどうなの、と話は次から次へと続きます。

後ろにほかのお客様が並んでいても、その勢いは止まりませんでした。

それでも接客の手前、無下にすることはできません。

私は相槌を打ちながら、内心では早く列をさばかなければと、そればかりを気にしていました。

そんなある日、その方はふいに「連絡先を教えてよ」と口にしました。

私は言葉を濁して、やんわりと断りました。

けれど、諦めた様子はありません。

それからも、来店のたびに私のことを探るような問いかけが増えていきました。

今日は早いね、昨日は休みだったの、と。まるで私の予定を見張られているようで、だんだん怖くなってきたのです。

店長に相談した日

ひとりで抱えているのが限界になり、私は思いきって店長に打ち明けました。

あの常連さんのことで、少し困っているんです、と切り出したのです。

「連絡先を教えてよ」

くり返し詮索されて怖いのだと正直に話すと、店長はすぐに真剣な顔で受け止めてくれました。

それは放っておけないね、と言って、その日のうちに動いてくれたのです。

店長は私のシフトをさりげなく調整し、その方が来る時間には、なるべく別のスタッフと組めるようにしてくれました。

レジで長話が始まりそうになると、そっと横から入って会計を代わってくれることもありました。

守ってもらえているのだと分かって、あれほど重かった気持ちがふっと軽くなりました。待ち伏せされているのではという不安も、いつのまにか消えていったのです。

今では、また落ち着いてレジに立てています。ひとりで我慢せず、勇気を出して相談してよかった。心からそう思える出来事でした。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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