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洗脳の恐怖「絶対に稼げる」の言葉を信じて30万円の借金……世帯年収650万・31歳女性が陥った離婚危機と深い自己嫌悪

  • 2026.7.26

育児休業中は社会から取り残されたような焦りを感じ、少しでも家計の足しになればと在宅ワークを探す人も多いでしょう。宮城県に住む世帯年収650万・31歳の女性は、育休中に高校時代の先輩からフリーランスの働き方を紹介され、気付けば30万円もの高額な情報商材を購入してしまったと回答しています。「絶対に稼げる」という言葉を信じ込み、周囲の制止も聞かない「洗脳」状態に陥っていたという女性。夫からの激怒でようやく目を覚まし、自己嫌悪に苛まれたというトラブルの顛末と、そこから得た教訓を紹介します。

回答者のプロフィール

ママテナ編集部マネーチームは2026年6月、インターネット上で「お金にまつわるトラブル」について、エピソードを募集するアンケートを実施しました。今回エピソードを紹介する31歳女性は、そのアンケートの回答者。女性のプロフィールは以下の通りです。

  • 回答者本人:女性(31歳)
  • 居住地:宮城県
  • 家族構成:本人(31歳)、夫(37歳)、子ども(7歳、0歳)
  • 回答者の職業:パート・アルバイト(障害者支援)
  • 配偶者の職業:記載な
  • 現在の世帯年収:650万円
  • 個人の年収:130万円
  • 住居形態:戸建て(分譲・建売住宅)
  • 現在の金融資産状況:不明(夫が管理しているため)

「実質0円だよ」先輩からの甘い言葉と、30万円の情報商材

宮城県の戸建てで夫と子ども2人と暮らす31歳の女性。現在はパートとして働いています。世帯年収は650万円です。

トラブルの始まりは、女性が第2子の育休中で少し自分の時間が持てるようになってきた時期。 「家で稼げる仕事はないか?」と在宅ワークを探していたところ、フリーランスとして活動していた高校時代の先輩から「自分でSNSを使って起業できるよ」と声をかけられたそうです。

「自分がお世話になったフリーランスの方がいるから紹介するねと言われ、その人とやり取りをするようになりました」と振り返る女性。

最初は無料でアドバイスを受けていたものの、なかなか収益にはつながりませんでした。 すると、紹介された人物(Sさん)から「お金を払ったら情報商材を渡す」「払っても元が取れるから実質0円だよ」と持ちかけられます。

女性は「信憑性もないのに信じてしまい、30万の情報商材を購入した」と、甘い言葉に騙されて高額な契約を結んでしまいました。

「周りの人はあなたを邪魔しに来ている」孤立へ向かわせる恐ろしい手口

なぜ、30万円もの大金を支払う決断をしてしまったのでしょうか。当時の女性の心境は、異常な状態にあったと回答しています。

「絶対に稼げると、とにかく思っていました。Sさんの話を聞いていれば、確実に稼ぐことができると本気で思っていました」と打ち明ける女性。 

周囲の人たちは彼女の異変に気付き、心配して連絡をくれていましたが、女性がSさんに相談すると「その人たちはあなたを邪魔しにきている人だから縁を切りなさい」と指示されたそうです。

「ちょっと宗教のような洗脳にかかっていました」と当時の自分を客観視する女性。「家族すらも縁を切るように言われましたが、そこまではできませんでした」と、間一髪のところで最悪の事態は免れたものの、詐欺の巧妙で恐ろしい手口によって周囲から孤立させられそうになっていました。

夫の激怒で目を覚ますも、残ったのは30万円の借金と深い自己嫌悪

洗脳状態から目を覚ますきっかけとなったのは、夫の存在でした。 「とにかく周りが心配していました。あとは夫に大激怒され、また同じようなことをしたら離婚だと言われました」と女性。夫の強い怒りに触れ、ようやく自分が騙されていた事実に気付きます。

しかし、手元に残ったのは30万円の借金。 「全然そんな大金あるわけないのに、カード払いで分割してまで払ったので、完済するのに時間がかかりました」と、経済的な負担が重くのしかかりました。 さらに、実家の家族にもすべてを打ち明けることに。

「生活を豊かにしたくて始めたものですが、親に何か買ってあげたいという親孝行のつもりでもやったので、両親とも理解してくれました」とありましたが、優しい両親に「残念な気持ちにさせてしまった」という罪悪感から、女性は「しばらく自己嫌悪に陥りました」と深い苦悩をコメント。 

情報商材という目に見えない商品のため、消費者センターなどに相談しても根本的な解決にはならず、結局「お金を払った以上は完済するまで耐えるしかなかった」と綴っています。

どんなに親しい知り合いでも、うまい話はまず疑うこと

現在もその先輩はフリーランスで実業家を名乗っているそうですが、女性は「羨ましいとは思いません」とキッパリ。もし当時の自分に戻れるなら「まず信じないです。こいつヤバいことしてるなって疑うようにします」と女性。 

今回の苦い経験を通して、「どんなに知り合いでも、怪しいことをしてる人はたくさんいるんだなと勉強になりました」と振り返り、「仮に在宅ワークなどがあったとしても、すぐに突っ込んでいかないで常に警戒して一歩ずつ進み、怪しいと思った時点で逃げる。しっかり知識を身につける情報収集をすることを忘れないようにしようと思いました」と、力強い教訓を回答してくれました。

 

(文:ママテナ編集部マネーチーム) 
※この記事は、ママテナ編集部マネーチームが2026年6月、「お金にまつわるトラブル」をテーマに実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。 
※写真はイメージで本文とは関係ありません。

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