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「最近、お母さん元気だね!」娘も驚いた45歳女性。更年期の疲れが軽くなった理由

  • 2026.7.27

しっかり寝ているはずなのに疲れがとれない。少し歩いただけでぐったりしてしまう。そんな疲れやすさが続くと、仕事や家事だけでなく、家族との楽しい時間まで負担に感じてしまうことがあります。

45歳のあすみさんも、娘との買い物中に何度も休憩が必要になり、以前のようにショッピングを楽しめなくなっていました。やがて、仕事帰りにスーパーへ寄るだけでも疲れ果ててしまうようになり、不安は大きくなっていきます。

後編では、あすみさんが更年期外来で知った疲れやすさの原因と、元気を取り戻すために試した方法についてご紹介します。

 

 

疲れやすさは更年期症状のひとつ

しばらくすると、あすみさんは仕事帰りにスーパーで買い物しただけで、ぐったりと疲れてしまうようになりました。

なんとか夕ご飯の準備を終えると、ソファーで横になる毎日。

夜寝る時間を早くしたり、栄養ドリンクやサプリメントを試してみたりしましたが、あまり効果はなかったそうです。

 

「このままでは娘と出かけることもできないし、それどころか仕事や家事もできなくなってしまいそう、と不安になりました」

 

あすみさんは、同僚の話を思い出して婦人科の更年期外来を受診したそうです。

 

「すると、甲状腺機能などの検査では異常がなく、、急に疲れやすくなってきたのは更年期が原因ではないかと言われました。更年期になるとホルモンバランスが乱れるため自律神経が不安定になり、それが疲れやすさやだるさにつながるのだそうです」

 

症状の説明を受けて、漢方薬が処方されました。

処方された漢方薬は「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」。

胃腸のはたらきを整えて、疲れの原因となる気(生命エネルギー)を補う漢方薬です。

 

「漢方薬を飲み始めて2週間くらいでしょうか、ずっと感じていた疲労感が軽減されてきました。もう、仕事帰りにスーパーによっても疲れ果てることはありません」

 

漢方薬を飲む前よりも元気になって、風邪もひきにくくなったというあすみさん。

 

「最近、お母さん、元気でイキイキしているね!」

 

と娘さんも喜んでいるそうです。

 

「また娘と一緒に買い物に行く約束をしました。今度は疲れを気にせずに思いきり楽しんできます!」

 

 

「根本的に体質を変えたい」人には漢方がオススメ

「更年期症状がつらいけれど、ホルモン補充療法には抵抗がある」

「疲れにくい体質を目指したい」

そんな方には漢方薬がおすすめです。

だるい、疲れる、気力が出ないなどの症状に、効果が認められている漢方薬はあります。

漢方は心とからだのお悩みを、からだの内側から気の流れ、水の流れ、血の流れを整え、根本改善することを目的としています。

自然の生薬で作られた漢方薬は毎日のむだけで、からだにやさしく作用し、理想の健康を目指せます。

更年期の疲れにおすすめの漢方薬

 

・八味地黄丸(はちみじおうがん):冷えや頻尿も気になる方に。
 ・人参養栄湯(にんじんようえいとう):食欲不振や手足の冷えも気になる方に。
 ・十全大補湯(じゅうぜんたいほとう):冷えや貧血、寝汗も気になる方に。

 

漢方薬を選ぶ際の重要なポイントは、その人の状態や体質に合っているか、という点です。

うまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。

どの漢方薬が自分に向いているのかを見極めるためには、専門家に力を借りるのがおすすめです。

 

更年期の疲れには漢方薬を試してみて!

「最近、疲れやすくなった」

「ちゃんと寝ているはずなのに、疲れがとれない」

その疲れの原因は更年期かもしれません。

ひとりで悩まずに専門家に相談してみませんか?

漢方薬でからだの内側からバランスを整えて、更年期も元気な笑顔で過ごしていきましょう。

 

執筆/あんしん漢方 薬剤師 清水 みゆき

漢方薬・生薬認定薬剤師、JAMHA認定ハーバルセラピスト。製薬企業の研究所勤務を経て、漢方調剤薬局に8年間勤務。漢方薬の服薬指導、食事や養生法での健康づくりのサポート、ハーブティーやアロマの相談販売に従事。現在も漢方調剤薬局で薬剤師として働きながら、「ママのためのやさしい漢方」のサイト運営や漢方やハーブの通信講座やセミナー講師としても活動中。

 

本記事は 2021年6月初回配信、2026年7月に加筆修正されました

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