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“好き”を仕事にしたら、新たな“好き”が広がった。コロナ禍で旅行業界就職を諦めた女性が、再挑戦したキャリアで見つけたこと

  • 2026.7.24

取材・文:ミクニシオリ 撮影:渡会春加 編集:五十嵐紫月/マイナビウーマン編集部

忙しく働く毎日の中、何か楽しみにできる予定をスケジュール帳に入れたくなる時、ありますよね。旅行の予定を仕事の原動力にしている人も多いけれど「仕事の調整をするのが大変そう」「いま旅行って、高そう」など、旅行は自分とは無縁……と考えている人も、案外多そう。

では、実際に旅行を趣味にしている人って、どんな風に働いて、どうやって旅行に行っているのでしょう。グローバルな総合旅行予約プラットフォームを運営するオンライン旅行会社「Trip.com」で働く女性に、仕事とプライベート、そして旅行を全部楽しむ働き方について聞いてみました。

■コロナ禍ではかなわなかった、憧れの業界への転職

ーーまずは、片寄さんのご経歴について教えてください。

学生時代から旅行にまつわる業界に興味があり、大学でも学んでいました。しかし、新卒時の就活はコロナ禍とがっつり被ってしまって……。海外に関係する業界の採用が大幅に縮小されてしまったため、一社目は自動車業界に営業職として入社しました。

その後、マーケティング領域への興味から自らマネージャーに相談し、異動が実現。メーカーの販売店を通して、お客様の声がダイレクトに届くような環境を経験させていただきました。そして、コロナが落ち着いてきた3年目のタイミングで、今なら憧れの業界で働けるのではないかと思い、Trip.comに転職しました。

ーー諦めずに夢を実現しに行く姿勢、すてきですね! Trip.comではどのようなお仕事を担当しているのですか?

転職して1年目は、前職でのマーケティング知識を活かして、SNSマーケティングのお仕事を経験させていただきました。昨年の春に現在のCRMマーケティング職に異動して、メールマガジンやアプリのプッシュ通知、公式LINEの運用などを担当し、コンテンツ企画からデザイン、配信までをマルチにこなしています。

ーー片寄さんはご自身も大の旅行好きとのことで、まさに「好き」を仕事にされたと思いますが、転職後は仕事内容にギャップなどありませんでしたか?

もともと旅行が好きなので、仕事内容には興味を持って取り組めていると思います。また、学生時代は自分はルーティンワークが向いていると思っていたのですが、今はゼロから企画を作ったり、想像からアイデアを膨らませたりすることも好きなんだなということに気がつきました。“まだまだこれからも「好き」が広がっていく可能性があるな”と、よりポジティブに考えられるようになりましたね。

ーー自動車業界と外資の旅行業界だと、任される仕事の幅や企業の文化もかなり異なりそうですね。

自動車業界は男性社員が多かったので、Trip.comに入った時には女性管理職が多いことに感動しました。ロールモデルとなってくれる女性の先輩もたくさんいらっしゃるので、自分が役職を持つことや、ライフイベントと仕事を両立する想像がしやすくなりました。

■大好きな“旅”を軸にメリハリのある働き方を。旅好きOLの「旅行と仕事の両立の仕方」

ーー最近も、ご旅行には行かれていますか?

コロナが落ち着いてからはまた旅行に行けるようになったので、年に3〜4回以上は海外に旅をしています。仕事中も旅行にまつわる企画を考えている時間が長いので、リリースする特集のコンテンツを作成している最中にお得で魅力的なフライトを見つけて、自分が買いたくなってしまうことも。今まで以上に旅行欲が高まっています。

ーー旅行の予約にはTrip.comを使うことが多いのですか?

旅行の時には業界分析も兼ねて他社のいろいろな旅行サイトを拝見するのですが、結局Trip.comに戻ってきちゃいますね。実は、入社前からTrip.comが大好きなんです。お値打ちなフライトが多かったり、ホテルも一緒に予約できたりするのもいいんですけど、カスタマーサポートが手厚いところが、一番の推しポイントですね。365日24時間日本語で電話対応してもらうことができるので、時差を気にする必要がないし、トラブルの時にも頼れる存在がいることが大きいです。

ーーいつでも日本語で対応してもらえるのは、すごく助かりますね! 海外旅行って、想像もつかないようなトラブルに巻き込まれることもありますもんね。

Trip.comには自分の旅行体験をポストできる仕組みがあるので、ホテルの設備や雰囲気などをリアルに知ることができるのも安心です。旅行に行けなかった時期も、体験記を読みながら、次の旅行へのインスピレーションをもらっていました。

ーー片寄さんはかなり旅行慣れされていると思うのですが、旅行先で仕事のトラブル対応をすることもありますか……?

旅行に行く時は仕事量を早くから逆算して、なるべく巻いてタスクをこなしていくようにはしています。それでも配信時間にメルマガが届かないとか、ちょっとしたトラブルはつきものなので、そういう時はチームの方と連携して、対応のために連絡を取ることはありますね。

ーーやっぱり旅行中も、仕事のことは全部忘れる、というわけにはいかないですよね。

Trip.comは長い連休を気軽に取れる環境なので、お盆などの一般的な連休に休むことも、混雑や高騰する時期をあえてずらすなど、自身の都合に合わせてお休みを取得することも可能です。ただ、平日にお休みをいただいて旅行に行く時には、自分の企画したコンテンツの配信時間や寝る前に最低限のメールチェックなどは行うようにしています。私以外にも旅行好きの社員がたくさんいて、長期休暇の時には前後を含めて助け合う文化があるので、チームメンバーにずいぶん助けられています。

ーー会社やチームの文化そのものが旅行中の社員に優しいとなると、安心して旅行を楽しめそうですね……!

私の場合、普段からメリハリをつけて働くことをポリシーにしているので、オンタイムにはしっかり働いて、休みの日には自分が責任を持つべき、最低限の部分以外のことは考えすぎないようにしています。「後回しにしよう」と考えることをなるべくやめて、旅行の前には業務に支障が出ないよう、チームへの共有や引き継ぎを事前に完璧に済ませていきます。休むための努力や準備を惜しまないことが、安心してオフを楽しむ秘訣ですね。

ーー今は物価高もあり海外旅行に行きづらいと感じている人もいると思うのですが、今年、旅行を楽しむコツなどもありますか?

Trip.comではさまざまなエアラインや乗り継ぎを一気に検討することができるので、いろいろ比べてみると、想像以上にお値打ちなフライトを見つけることができると思います。台湾や韓国など距離の近い国は、場合によっては国内旅行より安くまとめられることもありますよ。航空券と一緒にホテルを予約すると個別で予約するより安くなることが多いので、合わせて試してみてほしいですね。

■新しい世界へと、旅し続けるキャリアを

ーーお仕事も、旅行という趣味も熱中されていると思うのですが、働くモチベーションをどうやって保っていますか。

いつでも旅行の計画を立てているということも大きいですが、自分の周囲でTrip.comのファンの声を耳にすることができた時にも、やりがいを感じますね。友人が実際にTrip.comのサービスに満足してくれていたり、口コミで広めてくれたりという話を聞くと、すごくうれしくなります。自分の好きなものを広める楽しさも、転職後に気づいたことです。

ーー転職を経て、自身の興味や関心がどんどん広がっていっていると思いますが、今後のキャリアについてはどう考えていますか?

社内にいるロールモデルとなる先輩方を見て、自分もいつかはマネジメントを行う立場を経験してみたいと考えるようになりました。将来もっとマルチに活躍するためにも、今まで以上に専門性の高いことなど、新しい仕事にもどんどん挑戦していきたいです。

ーー新しいことに挑戦する中で、好きなことや得意なことがどんどん増えていくといいですね。

最近は趣味で英会話を1年以上続けていて、他業種のクラスメイトと食事に行く機会も増えました。世の中には自分の知らない仕事がまだまだあるということを実感していますし、人との出会いも大切にしながら、もっともっと自分の世界を広げていきたいです。

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