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【子連れ花火大会2026】大混雑でも失敗しない!場所選びと事前準備のチェックリスト

  • 2026.7.24

今年の夏は子どもと花火大会へ行ってみたいけれど、ハードルが高そう…。花火シーズンに突入した今、そんなことを考えているパパママも多いのでは。大混雑をどう乗り切る?花火の途中で子どもがぐずったらどうしよう?などなど、小さい子どもを連れての花火大会は、何かと不安がつきまとうもの。そこで本記事では、子連れ花火を満喫するために知っておきたい情報を、4歳男の子の母でもある筆者の実体験を交えて紹介しよう。

子連れの花火大会は、事前の計画と準備が大切!不安要素をなるべく減らして、最高の思い出を作ろう @KAMIKAZE / PIXTA
子連れの花火大会は、事前の計画と準備が大切!不安要素をなるべく減らして、最高の思い出を作ろう @KAMIKAZE / PIXTA

子連れで行きやすい花火大会は?3つのチェックポイント

■【ポイント1】移動時間の理想は30分〜1時間以内

子どもを連れて大混雑の電車に乗ったり、人混みのなかを歩いたりするのは、想像以上に大変なもの。鑑賞場所に到着した時点で、親も子どももすでにヘトヘト…という状態では、花火を十分に楽しめなくなってしまう。赤ちゃんや未就学児、小学校低学年の子どもを連れて行く場合は、30分〜1時間以内で会場に到着できる花火大会がおすすめだ。また、電車やバスの最寄り駅、駐車場から鑑賞場所までの距離は、徒歩15分以内がベスト。なるべく移動時の疲労を減らし、花火大会を楽しもう。

■【ポイント2】子連れ花火の強い味方!有料席

子連れ花火の不安を一気に解消してくれるのが、有料席。出費が必要になってしまうが、場所取りをすることなく迫力のある花火を楽しめるのはもちろん、有料席内に専用トイレを設けている花火大会も多い。オムツ替えが必要な乳幼児や、おもらしの心配がある幼児を連れて行く場合、有料席専用トイレがある安心感は大きいだろう。

小さい子どもは、食べ物や飲み物をこぼしてしまうことも多い。テーブル付きの有料席だとより安心だ HiroHiro555 / PIXTA
小さい子どもは、食べ物や飲み物をこぼしてしまうことも多い。テーブル付きの有料席だとより安心だ HiroHiro555 / PIXTA

また、授乳やオムツ替えのための専用スペースを用意している花火大会もある。行きたい花火大会が見つかったら、有料席や専用トイレの有無、赤ちゃん用のスペースがあるかどうか、確認を。「快適な環境を買う」という選択肢も、ぜひ検討してみよう。

場所取りの必要がない有料席は、子連れにとって大きな安心材料になる Jake Images / PIXTA
場所取りの必要がない有料席は、子連れにとって大きな安心材料になる Jake Images / PIXTA

■【ポイント3】中規模以下、打ち上げ時間1時間以内の花火大会

全国的に広く知られている大規模な花火大会は特に人出が多く、打ち上げ時間も長いことから、子どもと親、双方にとって負担が大きくなりがち。自宅や宿泊施設から最も近い花火大会が大規模大会という場合を除き、子連れで行く初めての花火大会は、打ち上げ時間1時間以内の中規模大会を選んだほうが安心だろう。

子どもの花火デビューに「世田谷区たまがわ花火大会」を選んだ理由

筆者が息子を連れて行ったことがある「世田谷区たまがわ花火大会」は、川崎市制記念多摩川花火大会と同時開催される花火大会で、多摩川の両岸、世田谷・川崎の2会場から同時に花火が打ち上げられる。毎年秋に開催されており、2026年は10月3日(土)に予定されている。

筆者の自宅から、会場の最寄り駅である二子玉川駅までの所要時間は、通常時で約25分。子どもの花火大会デビューに「世田谷区たまがわ花火大会」を選んだ理由は、自宅からのアクセスのよさが真っ先に挙げられるが、打ち上げ場所の隣に位置する自動車教習所「コヤマドライビングスクール 二子玉川」で花火が見られることを以前から知っており、鑑賞チケットを確保できていた点も大きい。また、秋開催で熱中症のリスクが低かったことも理由の1つだ。

コヤマドライビングスクール 二子玉川では、毎年花火大会に合わせて「パパル花火フェスティバル」と題したチャリティーイベントを行い、教習コースを花火の鑑賞スペースとして開放している。入場には、事前にインターネットで販売されるチケットが必要だ。会場は打ち上げ場所のすぐ近くなので、花火の迫力は満点。仮設トイレではなく、教習所の建物にあるトイレを利用できるのも、大きな魅力だ。会場内には屋台も多数出店する。

車で行ってもいい?ベビーカーはOK?気になる疑問に回答

Q:車か電車か…移動手段の正解は?

子連れで花火大会へ行く際、できれば車を使いたいと考える人も多いだろう。行き帰りで子どもが寝てしまっても、車なら安心。混雑した電車に乗ることなく、快適に移動できるメリットも大きい。しかし、花火大会の開催時は会場周辺で交通規制が実施されることが多く、渋滞も予想される。花火大会の規模によって一概には言えないが、公共交通機関を利用するのがベターだろう。車を利用したい場合は、臨時駐車場や予約できる駐車場をあらかじめ探しておき、時間に余裕を持って出発しよう。

Q:ベビーカーと抱っこ紐、どっちがいい?

まだ歩けない赤ちゃんはもちろん、長時間歩くことが難しい幼児を連れて行く場合、ベビーカーや抱っこ紐があると安心だ。ベビーカーは荷物を積んだり、吊り下げたりできるうえ、抱っこ紐に比べて親の体力的負担も少なくて済む。しかし、花火大会の開催時は電車やバスが混雑することが予想される。車内ではベビーカーを畳まなければならない場合も。鑑賞場所へ向かう際は、前を歩く人にベビーカーがぶつからないよう、注意しなければならない。ベビーカーを利用したい場合は、事前に花火大会の公式サイトを確認し、会場への持ち込みの可否や、置き場所について確認しておこう。

赤ちゃんとのおでかけの必須アイテムともいえるベビーカー。花火大会への持ち込みは、会場のルールを確認のうえ、よく検討を B-finity / PIXT
赤ちゃんとのおでかけの必須アイテムともいえるベビーカー。花火大会への持ち込みは、会場のルールを確認のうえ、よく検討を B-finity / PIXT

一方、抱っこ紐は装着したまま電車やバスに乗ることができる。鑑賞場所に到着し、子どもを下ろしたら、畳んでカバンに入れておけるので、ベビーカーと比べて場所をとらないメリットもある。しかし、移動時間や子どもの体重によっては、体力を奪われるデメリットも。また、抱っこ紐の使用時は子どもと親の体が密着し熱がこもりやすいため、夏の花火大会では、より入念に暑さ対策を行う必要があるだろう。

上記のようなメリット、デメリットを踏まえ、移動手段や自宅から花火会場までの距離、同行する大人の人数などによって、どちらを使用するか検討してみよう。

Q:鑑賞場所はどこがいい?

前述したように、ストレスなく快適に花火を鑑賞したいならば、やはり有料席がベスト。そのほかに、花火が見えるレストランを予約するという方法もある。何かしらの“課金”をし、場所を確保するのがおすすめだ。

お金をかけずに楽しみたい場合、大混雑が予想される打ち上げ場所近くでの鑑賞は、できれば避けたほうが無難。迫力にはやや欠けるかもしれないが、少し離れた場所を選んだほうが、快適に鑑賞できることが多いだろう。最寄り駅の隣駅から徒歩15分以内ぐらいところに、広めの河川敷や公園がないか探してみよう。

有料席を利用しない場合は、打ち上げ場所から少し離れた河川敷などがおすすめ おちゃえんや / PIXTA
有料席を利用しない場合は、打ち上げ場所から少し離れた河川敷などがおすすめ おちゃえんや / PIXTA

子連れ花火の出発時間は?おすすめの行動スケジュール

未就学児を連れての初めての花火大会は、大人の人数が多いほうが何かと安心。有料席などを購入しておらず、鑑賞場所が確保できていない場合は、一緒に行く人に場所取りをお願いできるとベスト。子どもは打ち上げ開始の1時間前を目処に、会場入りするといいだろう。場所取りをお願いできる人がいない場合、可能であれば打ち上げ開始の2〜3時間前を目処に到着できるよう、行動するのがおすすめだ。

ここでポイントになるのが、通常時の2〜3倍、移動に時間がかかる可能性を想定し、出発時間を逆算しておくということ。会場に着いたら、開始時間の30分前までにトイレやオムツ替えを済ませておこう。

混雑を避けてなるべく早く帰りたい場合は、フィナーレの1つ前のプログラムの時に帰り支度を始め、フィナーレ開始前に退場を。最後まで花火を鑑賞したい場合は、その場に30分〜1時間ほどとどまり、ある程度混雑が緩和されてから退場するのがおすすめだ。

ちなみに筆者の場合、初めて子連れで行った花火大会は、途中で子どもの機嫌が悪くなったこともあり、早めに退場。翌年は最後まで鑑賞できたが、小雨模様だったため屋外で時間を潰すことは難しく、駅までの混雑は覚悟のうえ、終了後に移動を開始。その後、駅付近の商業施設に閉館まで滞在し、電車の混雑が緩和されるのを待ち、帰宅するという方法をとった。

これがあると安心!子連れ花火の持ち物リスト

・防音用のイヤーマフ

特に初めて花火を鑑賞する小さい子どもの場合、打ち上げ花火の爆音に驚き、泣きっぱなしというケースも少なくない。そこで役に立つのが、防音用のイヤーマフ。赤ちゃん用、子ども用とさまざまなサイズが販売されているので、事前に購入して持参することをおすすめする。ちなみに筆者の子どもは、2歳9カ月の時に花火大会デビュー。普段から大きい音が苦手だったが、イヤーマフを使用することで、怖がることなく花火を鑑賞できていた。

大きな音が苦手な子は特に必須!イヤーマフの使用イメージ polkadot / PIXTA
大きな音が苦手な子は特に必須!イヤーマフの使用イメージ polkadot / PIXTA

・子どもが好きなお菓子や食べ物

花火会場の屋台グルメも楽しみの1つではあるが、屋台が大行列というケースも考えられる。会場の規則で飲食物の持ち込みが禁止されている場合を除き、子どもが好きなお菓子や食べ物、飲み物を用意しておくと安心だ。花火大会の途中で子どもが飽きてしまったときも、お菓子などがあると、座っていられる時間が長くなるかもしれない。

・おもちゃやゲーム

シールブックやお絵描きグッズ、折り紙、携帯ゲームなど子どもが好きなおもちゃを持参しておくと、打ち上げ開始前の暇つぶしに役立つだろう。また、子どもに動画を視聴させる場合は、混雑によって通信速度が低下する可能性があるため、あらかじめ端末に動画をダウンロードしておくと安心だ。なお、子どもにゲームをさせたり動画を見せたりする際は、音や液晶画面が周囲の迷惑にならないよう、配慮することもお忘れなく。

・迷子対策グッズ

万が一、人混みのなかではぐれてしまった場合に備え、緊急連絡先を記入したアイテムを用意しておくと安心だ。手首につけるリストバンドタイプ、リュックサックなど持ち物につけるキーホルダータイプなどが販売されているので、子どもが身につけやすいものをチョイスして。また、明るい色の服を着せる、暗くなった時に備えて光るブレスレットやネックレスをつけておくといった対策もおすすめ。

多くの子どもが好きな光るおもちゃは、迷子対策にも役立つ kyoko / PIXTA
多くの子どもが好きな光るおもちゃは、迷子対策にも役立つ kyoko / PIXTA

・ばんそうこうや虫除けスプレー、かゆみ止め

花火大会では足元が悪い場所を歩く可能性も。転んでしまったときに備え、ばんそうこうがあると安心だ。また、河川敷や公園では虫刺されの心配もある。虫除けスプレーや、かゆみ止めも忘れずに持っていこう。

・下駄やぞうりで行く場合は履き替え用の靴

浴衣に合わせて下駄やぞうりを履いていく場合、途中で足が痛くなってしまうかもしれない。履き慣れた靴を持っていくと安心だ。

・レインコートなどの雨具

子連れに限らず、天気の急変に備え、晴れていても雨具は必須。レインコートや、濡れた時のためにタオルも用意しておこう。また、雨が小降りの場合は花火大会が決行されることもある。鑑賞時に雨から荷物を守るため、ゴミ袋など大きめのビニール袋があると便利だ。

・気温に応じた対策グッズ

真夏に開催される花火大会は、夜でも気温が高いことが予想される。ネッククーラーなどの暑さ対策グッズや、冷たい飲み物を入れた保冷水筒を持って行き、熱中症にならないよう対策を。また、秋に開催される花火大会では、上着があると安心。

上記のほかに、子どもの着替えや赤ちゃんであればオムツとおしり拭き、ティッシュ・ウェットティッシュ、ゴミ袋、レジャーシートもお忘れなく。お尻が痛くなるのが心配であれば、アウトドア用の座布団も用意しておこう。

花火よりも、花火を初めて見る子どもの表情から目が離せない…なんてこともあるかも!? hirost / PIXTA
花火よりも、花火を初めて見る子どもの表情から目が離せない…なんてこともあるかも!? hirost / PIXTA

現在4歳の息子は、過去に来場した花火大会で、最後まで集中して花火を見続けることは難しかった。さらに2年連続、時折小雨が降る中での開催となり、大変な場面も多かった。それでも、たとえ短時間だったとしても、目を輝かせ、拍手をしながら花火を見ていた息子の横顔は、今も目に焼きついている。今年、子連れで花火に行こうか迷っている人は、ぜひ一歩を踏み出してみてはいかがだろうか。

文=水野梨香

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