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従業員の7割が若手――スターバックスが若い世代の未来をサポート「Starbucks Youth Program」開始への思い

  • 2026.7.22

スターバックスが、子どもや若者を支える複数の取り組みを総合した新たなプログラム「Starbucks Youth Program(スターバックス ユース プログラム)」をスタートした。2026年7月16日に行われたメディア向け説明会では、日本上陸30周年を迎えるスターバックスが若年世代への支援をさらに強化する背景が語られた。

「Starbucks Youth Program」メディア向け説明会に登場したユースパートナー
「Starbucks Youth Program」メディア向け説明会に登場したユースパートナー

奨学金支援からU24向け割引まで!若年層を支援する「Starbucks Youth Program」とは

スターバックスはこれまでも、学校外での体験の機会を得られない子どもに向けた支援プログラム「ハミングバード プログラム」や地域のこども食堂へお菓子を詰め合わせたホリデーギフトを寄付として届ける「Be a Santa ドネーションプログラム」など、子どもや若年層へのさまざまな取り組みを行ってきた。Starbucks Youth Programは日本上陸30周年の2026年を機に立ち上げた包括的なサポートプログラムで、従来の施策を継続するとともに、パートナー(社員・アルバイト)のキャリア形成支援やU24世代向けの新サービスを新たに加えて提供していく。

【写真】子ども・若者をサポートする複数施策を取りまとめた「Starbucks Youth Program」をスタート
【写真】子ども・若者をサポートする複数施策を取りまとめた「Starbucks Youth Program」をスタート

Starbucks Youth Programのスタートに伴い始まるおもなプロジェクトとしては、奨学金制度とマイスターバックスストアU24の2つが挙げられる。

奨学金制度は、アメリカや韓国のスターバックスではすでに実施されてきたものだが、日本での奨学金制度は、他国の内容を参考にしながら、日本独自の制度として設計されているという。

オンライン大学「ZEN大学」と提携した奨学金制度をスタート
オンライン大学「ZEN大学」と提携した奨学金制度をスタート

オンライン大学「ZEN大学」と提携し、応募年度の9月末時点でスターバックスでの就業実績が6カ月以上あるパートナーを対象に、18歳から29歳までのパートナーには入学検定料・入学金・年間授業料の全額を支給。それ以外のパートナーについては、入学検定料・入学金の全額、および年間授業料の半額を支給する。オンライン大学を対象にすることで、全国各地に店舗を展開しているスターバックスのパートナーが地域の縛りを受けずに応募が可能となること、また、ZEN大学が課外プログラムや地域連携プログラムが充実していることから、幅広い学びの機会が得られることも提携の理由に挙げている。

U24世代向け新サービス「マイスターバックスストアU24」
U24世代向け新サービス「マイスターバックスストアU24」

一方のマイスターバックスストアU24は、ロイヤルティ プログラム「スターバックス リワード」に新設する12歳から24歳までを対象としたサービスで、スターバックス店舗とユース世代の顧客をつなぐことを主眼に置いたもの。大人に比べて自由に使えるお金に制限の多い若年層が、スターバックスを気軽に立ち寄れる場所と感じてもらうことを目指している。

「マイスターバックスストアU24」の参加方法は3ステップ
「マイスターバックスストアU24」の参加方法は3ステップ

利用方法は、スターバックス リワードに参加し、公式アプリから任意の店舗2店までを「マイスターバックスストア」に登録。生年月日などを設定して、マイストアU24へ参加が確定すると、マイスターバックスストア登録店舗で使える初回特典の「U24パス200」(200円オフ)、参加翌月以降は100円オフになる「U24パス」が毎月、2店舗から1枚ずつ合計2枚届くという内容。また、今後は地域性やU24世代それぞれのライフイベントに寄り添ったサプライズ企画も予定しているという。

今年で15年目「ハミングバード プログラム」は夏へと移行、店舗体験イベントも開催

子ども・若者を支援する寄付プログラム「ハミングバード プログラム」は15年目を迎える
子ども・若者を支援する寄付プログラム「ハミングバード プログラム」は15年目を迎える

2026年で15年目を迎えるハミングバード プログラムは、経済的な事情をはじめ、さまざまな要因から生じる子どもの「体験格差」に着目し、スポーツや芸術、音楽、キャンプなど学校外におけるさまざまな体験を支援するもの。これまでは春を実施期間にしてきたが、今年からは夏に移行し、夏休みシーズンに合わせて7月22日から9月1日(火)までの実施を予定している。

2026年版のスターバックス カード「ハミングバード」
2026年版のスターバックス カード「ハミングバード」

ハミングバード プログラムでは、来店した客が商品の購入を通して活動に寄付できるのが大きなポイント。スターバックスカード「ハミングバード」発行時の寄付金100円と、対象カードを利用して商品を購入するたびに、商品代金の1%をスターバックスが寄付していく。2026年度版のカードだけでなく、2012年以降に発行された「ハミングバード」カードも引き続き利用可能だ。

2012年度からのハミングバード カード一覧。こちらも引き続き利用可能
2012年度からのハミングバード カード一覧。こちらも引き続き利用可能

また、スターバックス リワードでためた「Star」を寄付に充てることもできる。25Star以上あれば、オンライン上でいつでもプログラムへの寄付が可能だ。

さらに今年は「ハミングバード プログラム」の一環として、8月2日(日)より全国の一部店舗にてイベント「ハミングバード 体験コミコネ」を開催。これは店舗のパートナーが自身の得意なことや個性を活かして、子どもたちに思い出に残る体験の機会を提供するというもの。店舗のチョークアートを手掛けるパートナーによる「チョークアート体験」や、手話でのコミュニケーションを楽しむ「手話カフェ」、グリーンエプロンを身につけてバリスタになりきる「バリスタ体験」など、店舗ごとにスターバックスならではの体験提供を予定している。

一部店舗にて店舗での体験イベントを実施予定だ
一部店舗にて店舗での体験イベントを実施予定だ

「地域の未来は若い世代の未来」30周年で若年層サポート強化の思い

日本上陸30周年を迎えたスターバックスが、若年層のサポートにさらに力を注ぐ背景にはどんな思いがあるのか。スターバックス コーヒー ジャパンでマーケティング本部 広報部 Social Impactチームのチームマネージャーを務める小山恵梨香さんは「30周年のテーマの1つに『地域』があり、これからの地域の未来を支えていくのは、そこで暮らし、学び、働く若い世代。 地域の未来を考えることは、若い世代の未来を考えること」と話す。

スターバックス自体、パートナー(従業員)の約7割を18歳から29歳までのユース世代が占め、利用客にも若年層が多い。こうした背景から、スターバックスで働くパートナー、そして利用する子ども・ユース世代に向けたサポートをさらに手厚く、多様な形に強化し、「地域と一緒に育つ」(小山さん)ことを目指しているという。

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