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帰ると「飲み物が減ってる」ソファでくつろぐ『犯人』に絶句 →「私達」笑顔の一言に「背筋が凍った」

  • 2026.7.22

今回は、知人の真紀さん(仮名)から聞いた話です。新築マンションへ引っ越し、「ようやく落ち着いた暮らしが始まる」と思っていた矢先の出来事でした。最初は本当に些細な違和感だったそうです。でも、その小さな違和感を見過ごさなかったからこそ、思いもよらない事実が明らかになりました。

「少しだけお願いできない?」

新築マンションでの生活にも慣れてきた頃、隣に住む女性とは顔を合わせれば立ち話をするくらいの付き合いになっていました。ある日の夕方、その人が少し困ったような顔で話しかけてきました。

「仕事の日って帰りが遅くて……宅配便が届いたら、一度だけ預かってもらえない?」それくらいなら、と私は引き受けました。

実際に何度か荷物を預かることもあり、「助かりました」「気にしないでください」というやり取りも。

「私の勘違いかな」で終わらなかった

ある日、テレビのリモコンを手に取ろうとして、少しだけ手が止まりました。「あれ?」いつも置いている場所と違う気がしたのです。

でも、その日はそれで終わりでした。翌日になると、冷蔵庫に入れていたジュースが少し減っているように見えます。家族に聞いても、「飲んでないよ」の一言。そんなことが何度か続きました。

考えすぎだと思おうとしても、家へ帰るたびに同じような違和感があります。

録画を見た瞬間、全部つながった

気になって仕方がなくなり、小さな防犯カメラをリビングに置いてみることにしました。数日後、録画を見始めて数分で、私は画面の前で固まりました。映っていたのは隣人でした。

迷う様子もなく玄関を開け、冷蔵庫から飲み物を取り出します。お菓子を食べ、ソファに座り、そのままテレビをつけました。荷物を取りに来た様子ではありません。その姿を見た瞬間、頭の中で一つの出来事がつながりました。

以前、隣人から「真紀さんが外出していたら、預かってもらった荷物を受け取れない」と相談されたことがありました。私はその時だけならと思い、「玄関脇にスペアキーを隠してあるから、預けた荷物を取りに来る時だけ使ってね」と保管場所を教えていたのです。

約束は、その時だけ。でも実際は、私が留守の日に何度も家へ入っていました。

忘れられないのは、あの一言

すぐに管理会社へ連絡し、警察にも相談しました。鍵はその日のうちに交換しました。後日、映像を見せながら事情を聞くと、隣人は少しも申し訳なさそうな顔をしません。

「隣同士なんだから、家族みたいなものでしょ?」そう言って笑ったのです。私は返す言葉がありませんでした。その後、隣人はマンションを離れていきました。

勝手に家へ入られたことより、悪いことだと思っていなかったことが一番怖かったのです。人との距離感は親しさだけで決めてはいけないのだと、強く印象に残っています。

【体験者:30代・主婦、回答時期:2026年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:佐藤 栄祠
大手メーカーの営業を経て、ライターに転身。会社員時代に培った経験と、組織の一員であるからこその“喜怒哀楽”をリアルに伝え、「誰かを癒したい」との思いが執筆の原動力。スピリチュアル関連情報にも精通しており、それらに傾倒する人の思いを描いたエピソードも好評。

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