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初のFIFAワールドカップハーフタイムショー! BTS、シャキーラ、ジャスティン・ビーバー、マドンナが出演

  • 2026.7.23
Maddie Meyer - FIFA / Getty Images

アメリカン・フットボールファンは、大物ミュージシャンと大勢のスペシャルゲストが一堂に会し、怒涛の演出が凝縮されたハーフタイムショーに見慣れている。しかし、マドンナ、シャキラ、BTS、ジャスティン・ビーバーに加え、その他のカルチャーアイコン、聖歌隊、マペッツまでが登場した今回のFIFAワールドカップ決勝戦のハーフタイムショーは、誰の想像をも超えるものだった。

アルゼンチン対スペインの決勝戦の合間に行われた、第1回ワールドカップ・ハーフタイムショー。コールドプレイのフロントマンであるクリス・マーティンがキュレーションを手がけたこのステージは、世界中の観客に向けたパフォーマンスが何を意味するのかを見せつけた。そして、11分間のショーの中でも話題を集めたのは、ワールドカップの女王、シャキーラだった。世界的なスーパースターである彼女は、これまで3度にわたりFIFAワールドカップのテーマソングを担当してきた実績を持つ。

2010年大会の「Waka Waka」、その4年後のブラジル大会での「La La La」に美声を響かせた彼女は、7月19日の決勝戦で再びワールドカップの舞台に帰ってきた。ナイジェリア出身の歌手バーナ・ボーイとともに、2026年FIFAワールドカップの公式ソング「Dai Dai」を披露。イタリアの俗語で「行け!」「頑張れ!」を意味する言葉から名付けられた「Dai Dai」は、ショーのテンションを一段と引き上げた。彼女は、ロベルト・カヴァリによってカスタムメイドされた衣装を着用。スワロフスキークリスタルにあしらわれたイエローとピンクのトップに、同色のフェザーによるスカートへと続く1着は、彼女の迫力のあるダンスをより一層ダイナミックに引き立てた。

Kevin Kane

ハーフタイムショーは、マドンナによってスタート。事前に収録されたと見られるパフォーマンスでショーの幕を開けた。ポップ界のアイコンは、ピンクの光沢あるセットアップに身を包み、ヒット曲「Music」を熱唱。その間、ブラジルのサッカー界のレジェンドであるロナウジーニョとロナウドが運転するカスタムジープに乗ってフィールドを回った。「Music」は、ダンスフロアにおける団結というメッセージが込められていることから、本ショーに採用されたのも頷ける。

Carl Recine

マドンナのパフォーマンスが終わると、カメラは次のステージにズームイン。すると、そこに映ったのは、マペッツのロックグループ「エレクトリック・メイヘム」のメンバー3人。踊るオーケストラとともにホワイト・ストライプスの「Seven Nation Army」を演奏したのだ。

Kevin Mazur

続いて登場したBTSは、色とりどりのダンサー集団とともに全米1位のヒットシングル「Dynamite」のエネルギッシュなパフォーマンスを繰り広げ、なぜ自分たちが世界中のファンを魅了しているのかをあらためて証明した。現在ツアー中の彼らは、前日にパリ公演を終えた直後に渡米。歌詞とダンスの一部をサッカーにちなんだ内容に変更し、ファンを沸かせた。

Hector Vivas - FIFA

ショーの大半がアップテンポなダンスチューンで占められる中、ジャスティン・ビーバーは最新アルバム『Swag II』の収録曲「Everything Hallelujah」を披露。Apple TVのドラマ『テッド・ラッソ:破天荒コーチが行く』の主人公に扮したジェイソン・サデイキスによる紹介を受けてジャスティンはギター1本とともにステージに登場。派手なダンスを選ぶことなく、ギターとマイクだけを持ってフィールドを歩き回り、甘い歌声を響かせた。

Alex Livesey - Danehouse

ワールドカップは数少ない真のグローバルイベントの一つであり、その初のハーフタイムショーがスケールの大きい国際的なメドレーとなったのは極めて正当と言える。シャキラ、ジャスティン、マドンナ、BTS、そしてコールドプレイのクリスが集結したパフォーマンスは、近年のテレビ中継史において最も豪華なスターが集結した瞬間と言えるだろう。しかし、本ショーはさらに、ベネズエラ出身の指揮者グスタボ・ドゥダメル、イラク系オーストラリア人歌手のエマニュエル・ケリー、ウガンダのダンスグループ「ゲットー・キッズ」、ニューヨーク・スタテンアイランドのPS22小学校の児童合唱団など、まだ知名度は低くとも意義深い才能を持つアーティストたちにもスポットライトを当てた。

ショーが終わる頃には、観客は情報量の多さに、最後に込められた愛と平和のメッセージを完全には消化しきれなかったかもしれない。それでも、FIFAワールドカップ決勝戦初のハーフタイムショーは、スポーツの試合の合間に繰り広げられる音楽の世界的エンターテインメントが、テレビ界においてさらなる可能性を秘めていることを証明してみせた。

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