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婚約破棄という絶望。思うままに泣いて、悲しんだあとに待っている“前進”【著者インタビュー】

  • 2026.7.20

【漫画】本編を読む

結婚したくてもできない、したいかどうかもわからない。現代を生きる女性たちの複雑な心境が、SNSでは日々つぶやかれている。『結婚さえできないわたし 29歳からの婚活地獄』(魚田コットン/KADOKAWA)の主人公・渡辺アスカも、そんなひとりだった。

もともと結婚願望のなかった彼女が、友人の結婚報告をきっかけに婚活パーティー、婚活アプリ、結婚相談所など「婚活の世界」に足を踏み入れていく。婚約の破談に、婚活アドバイザーからの厳しい指摘…。そのリアルな描写は多くの読者の共感を呼び、SNSでも大きな反響を呼んだ。

本記事では著者の魚田コットンさんに、本作の制作背景と自分らしい「本当の幸せ」を見つけることについて伺った。

――本作では、真剣交際をしていた男性との婚約が破談になってしまうなど、主人公・アスカの焦りや挫折を感じられるシーンが多々あります。大きな挫折をしたとき、前を向くためには何が必要だと思いますか?

魚田コットンさん(以下、魚田):まずは思いっきり悲しんでみることも、必要なのかもしれませんよね。思うままに泣いて、沈んで……。時間はかかるかもしれませんが、そうしたら少しずつ前を向けるのではないかと思います。

――結婚に限らず、受験や就職などの人生の節目で、周囲からのプレッシャーを感じる人も少なくないですよね。どうやってその苦しい状況に向き合えばいいでしょうか。

魚田:私個人の考えでしかないのですが、無理に向き合わなくていいと思います。結婚については、今はプレッシャーをかけること自体が良くないという流れになってきてはいますが、それでも言ってくる人は少なからずいますもんね。

あくまで私は、ですが、全部受け流しています。嫌なことを言ってくる人の話を、まともに受け取る必要はない。受け流せるなら適当に「そのうちね」などと濁しておくといいとは思いますが、プレッシャーに押しつぶされるほど悩んでいる方がいらっしゃるのも事実。難しいところですよね…。

取材・文=松本温美

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