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ひとりで編むのとはまた違う! カフェで広がる「編み会」の楽しさ【著者インタビュー】

  • 2026.7.15

【漫画】本編を読む

編み物ブームの昨今、「編み活」に励む人たちを見て、「自分も編めたらいいなぁ」と思うことはないだろうか。そう思ったときが始めどき!

毛糸を思わせるやわらかなタッチと、色彩豊かなイラストもかわいい編み物入門コミックエッセイ『あめばあむほど好きになる かぎ針編みはじめました』(まつざきしおり/KADOKAWA)では、漫画家のまつざきしおりさんが、初めて編み物に挑戦し、どんどんハマっていく過程が描かれている。初心者がつまずきやすいポイントや、編み物を楽しむコツも自然とわかるため、不器用でも、編み図が読めなくても「自分にもできるかも」と思える。編み物に憧れつつも、なかなか始められなかったまつざきさんに、編み物を始めたきっかけと初心者でも楽しむコツを伺った。

――本書では、初心者だったまつざきさんがかぎ針編みに挑戦し、少しずつ「編み活」の楽しさに夢中になっていく様子が描かれています。特に印象的だったのは、カフェでの「編み会」のエピソード。「編み会」とは、編み物好きの人々が集まって、一緒に作品を編みながら、お茶や会話を楽しむ集まりです。編み物を家の外に持ち出して、いつもと違う場所で編んでみる楽しさは、どんなところにありましたか。

まつざきしおりさん(以下、まつざき):いつもと違う飲み物や食べ物、BGMをお供に編めるのが楽しいです! ひとりで黙々と編むのも好きですが、カフェだと編み物を通して、その場の雰囲気や人とのおしゃべりを楽しめるので、また違った充実した時間を過ごせるのがいいなと思います。

――カフェでの編み会は、ほかの人が編んでいる作品や選んだ毛糸を見る時間も楽しそうでした。特に印象に残っている場面を教えてください。

まつざき:「こんな毛糸の組み合わせがあるんだ!この作品かわいい!」と新たな発見があって楽しかったです。それとともに、「自分の作品には自分の『好き』がよく表れているんだなぁ」となんだか嬉しくなりました。

――同じテーブルで誰かと編んでいると、会話をする時間と、黙々と手を動かす時間が自然に混ざっていくように感じます。まつざきさんにとって、編み物をしながら誰かと過ごす時間には、どんな心地よさがありますか。

まつざき:ただおしゃべりだけの時間だと「何か話題を出さなきゃ」「場を盛り上げなきゃ」とつい気をつかってしまいがちです。ですが、「編み会」では、編み物が余白をやわらかくつないでくれるので、心をゆるませながら、人と一緒にいる時間を過ごせるのがいいなと感じました。

取材・文=アサトーミナミ

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