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スマホを忘れ、職場へ。駅に戻り「えっ」騒ぎの先で見たものに真っ青! 母「今日は」に「震えた」ワケ

  • 2026.7.14

今回は、従妹の麻衣さん(仮名)から聞いた、不思議な出来事をご紹介します。皆さんも、説明のつかない偶然を経験したことはありませんか? 誰かや何かの力が働いた。そう思わずにはいられない、背筋が凍るエピソードです。

その日に限って忘れ物

その日は月末だったこともあり、仕事がとても立て込んでいました。ようやく会社を出られたのは22時過ぎ。「早く帰って、お風呂に入って寝たい」そんなことだけを考えながら、いつもの道を駅へ向かって歩いていました。

駅まであと5分ほどというところで、バッグの中にあるはずのスマートフォンがないことに気づきました。私は普段、忘れ物をすることがほとんどないため「まさか」と思いましたが、何度探しても見つからず、会社へ戻るしかありませんでした。

戻ったことで帰宅が遅く

会社へ戻ると、スマートフォンはデスクの上にそのまま置かれていました。まだ残業していた同僚からは、「麻衣が忘れ物なんて珍しいね」と笑われてしまったのです。

自分でも少し不思議に思いながらスマートフォンを取って、再び駅へ向かいました。時計を見ると、はじめに会社を出た時間から10分ほど過ぎていました。

「今日は本当に疲れたな」そう思いながら歩いていると、いつも利用している大きな交差点の先が妙に騒がしく……。

あと10分早ければ、その場所に

交差点にはパトカーや救急車が何台も集まり、周囲は騒然としていました。近くにいた人の話では、ほんの数分前、信号無視をした車が歩道へ突っ込み、自転車と歩行者を巻き込む事故が起きたそうです。

事故現場を見た瞬間、思わず足が止まりました。そこは、私が毎日青信号で渡っている場所と同じだったからです。

「もしスマートフォンを忘れていなかったら……」その考えが頭をよぎった瞬間、背筋が冷たくなりました。たった10分の違いでした。しかし、その10分が私の運命を大きく変えていたかもしれないのです。

偶然だったのかは今でも分からない

帰宅後、この出来事を母へ話しました。すると母が、「今日はおばあちゃんの命日だったね」と静かに言いました。私は、その日が祖母の命日だったことをすっかり忘れていました。

翌日、祖母の仏壇に手を合わせながら、昨日の出来事を何度も思い返しました。あの日だけ忘れ物をした理由は、今でも説明がつきません。

もちろん、すべてが偶然だったのかもしれません。それでも私は、あの日だけは誰かが「もう少しゆっくり帰りなさい」と、ほんの少しだけ帰る時間を遅らせてくれたような気がしているのです。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:佐藤 栄祠
大手メーカーの営業を経て、ライターに転身。会社員時代に培った経験と、組織の一員であるからこその“喜怒哀楽”をリアルに伝え、「誰かを癒したい」との思いが執筆の原動力。スピリチュアル関連情報にも精通しており、それらに傾倒する人の思いを描いたエピソードも好評。

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