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不倫がバレた夫をかくまう義母「息子は亡くなったのよ」→私「ではお義母さんが500万円のご負担を?」嘘つきな2人の末路は

  • 2026.7.14

夫の帰宅が遅くなり、「残業」のひと言で会話が終わる日が増えていきました。違和感を口にしても、返ってくるのはため息と、私を責めるような言葉ばかり。やがて夫が隠していた事実を知りますが、追い詰められた夫は謝るどころか、思いもよらない行動に出たのです。

「残業だから」で済まされる毎日

夫の帰宅が遅くなったのは、半年ほど前からでした。結婚して6年、以前から忙しい時期には残業もありましたが、このころは帰りが深夜になる日が週に3、4回と続き、休日にも「急ぎの仕事がある」と出かけては、家で一緒に食事をすることさえ減っていったのです。

「最近、忙し過ぎない? 体は大丈夫?」と心配して尋ねても、夫はスマホを見たまま「仕事なんだから仕方ないだろ」と返すだけ。少し寂しいと伝えた日には、「俺だって好きで働いてるわけじゃない」と不機嫌になり、それ以上話すと私が夫を理解していないような空気になるため、次第に何も言えなくなっていきました。

そんなある日、クリーニングに出す前の上着のポケットを確認していると、見覚えのないレシートが出てきました。行ったこともないイタリアンレストランのもので、日付を見ると「今日は残業で遅くなる」と連絡があった日。金額も、1人分にしては明らかに多いものでした。

胸がざわつきましたが、レシート1枚だけで問い詰める気にはなれません。それでも最近の夫の態度と重ねれば、どうしても気になります。

私はその日から、夫の帰宅時間や休日の外出を記録するようになりました。すると、「休日出勤」と言いながら仕事用のかばんを持たずに出かけたり、出勤したはずの日に会社から持ち帰るはずの書類や荷物が何もなかったりと、夫の説明に小さな疑問を感じることが増えていきました。

1人で考え続けることに限界を感じた私は、夫を問い詰める前に、まず事実を確かめようと考えました。インターネットで調べた調査会社へ相談し、数日間の調査を依頼したのです。その結果、夫が「残業になる」と連絡してきた日に女性と食事をし、その後、2人でホテルへ入っていたことがわかりました。報告を受けた私は、写真や調査記録を持って弁護士へ相談。そこで、夫と話す前に今後の希望や条件を整理しておくことになりました。

証拠を見せた瞬間、態度を変える夫

調査結果を受け取った週末、私は夫に話を切り出しました。


「聞きたいことがあるの。残業って、本当だった?」

夫は一瞬だけ目をそらし、「急に何だよ」と笑ってごまかそうとしましたが、私が印刷した写真——女性と並んで歩く姿、ホテルへ入る2人——をテーブルに置くと、写真を見たまま黙り込み、すぐに私をにらみました。


「勝手に調べたのか?」


謝罪より先に出たのが、その言葉でした。


「半年も、仕事だって嘘をついていたの?」
「ただ相談に乗ってただけだ」
「ホテルで?」


そう聞くと、夫は舌打ち。その態度で、もう言い逃れを聞く必要はないと思いました。


「離婚も含めて考える。今後の話は、落ち着いてからにしたい」

私がそう告げると、夫はしばらく黙った後、「今は話せない。頭を冷やしてくる」と言い、上着をつかんで家を出ていきました。謝罪も説明もないまま、都合が悪くなると話し合いから逃げる。その姿を見て、私は夫に期待することをやめました。


夫は、それから数日たっても帰ってきませんでした。連絡は既読にもならず、会社へ事情を聞くつもりもありませんでしたが、困ると実家へ逃げる癖があることは知っていました。以前も大きなけんかの際、義母に連絡して迎えに来てもらったことがあったからです。

「息子は亡くなったの」と言う義母

そこで義母へ電話をかけ、「夫が数日、帰ってこないんです。そちらに行っていませんか?」と尋ねると、電話の向こうで少し間があってから、思いがけない答えが返ってきました。


「あの子はもう亡くなったのよ」

一瞬、聞き間違いかと思いました。

すると義母は、「……あなたの夫だったあの子は、もういないと思いなさい。死んだものと思って、これ以上追及するのはやめて。そもそも、あなたにも原因があるんでしょう。もうあの子をそっとしておいて」と言いました。息子をかばうためなら、そこまで一方的なことを言うのか。怒りより先に、あきれて言葉を失いました。

このとき私はすでに弁護士へ依頼し、財産分与や慰謝料について整理を始めていました。夫婦の預貯金などを含めると、夫との間で今後話し合う金額は、およそ500万円になる見込みでした。そこで私は、義母にこう尋ねました。

「そうですか。では、夫に支払ってもらう予定の約500万円は、お義母さんに請求すればよろしいですか」


「えっ?」


義母の声が裏返ります。


「息子さんは亡くなったとおっしゃるので、今後のお話は、お義母さんにするしかないかと」

「そんなお金の話、私には関係ないでしょう!」

先ほどまでの冷たい口調が崩れ、早口になった義母は、「そもそも、あの子だけが悪いわけじゃないのよ。夫を放っておいたあなたにも責任があるし、不倫くらいで離婚だなんて大げさなのよ!」とまくし立てます。私が黙って聞いていると、焦ったのか、とうとう声を張り上げました。


「息子は生きてます!これでいいんでしょう!」

電話の向こうで、誰かが「母さん、何言ってるんだよ」と小声で止めるのが聞こえました。やはり、夫はそこにいたのです。

「今、そちらにいるんですね」

義母は言葉に詰まりました。あれほど私を責めていたのに、「それは……」と急に声を弱め、必死に言い訳を探しているようでした。

「もちろん、お義母さんに支払い義務があるとは思っていません。夫がそちらにいるのか、確かめたかっただけです。離婚に向けた今後の話し合いは、代理人を通します」

義母は「家族の話でしょう。代理人だなんて」と食い下がりましたが、これ以上、話すつもりはありませんでした。

電話を切る直前、受話器の向こうから「ちょっと待てよ。離婚なんて、勝手に決めるな」という夫の声が聞こえました。何日も連絡を無視していた人の言葉とは、とても思えませんでした。

夫が実家にいる間に

その夜から、夫は何度も連絡してくるようになりました。最初は「誤解させたなら悪かった」という曖昧な謝罪で、私が返信しないと、「今の生活水準を落とすつもりか。お前だって困るはずだ」と自分の都合ばかりを並べてきます。さらに、「離婚したら、お前だって今の生活はできなくなるぞ」「家のことも金のことも、一人でやっていけると思ってるのか」と言い始めました。離婚を止めたい理由は、私を失いたくないからではなく、自分の生活を変えたくないからなのだと思いました。

数日後には「母さんも言い過ぎたと反省している」「一度帰って話そう」と態度を変えてきます。それでも、私が弁護士を通じて離婚条件を示すと、夫はしばらく返事をせず、その後、電話口で「本当に、ここまでするのか」と震えた声で言いました。

不倫も、私への態度も、連絡を絶って実家へ逃げたことも、夫は深刻に考えていなかったのでしょう。自分は謝れば戻れる。私は困って待っている——そう思い込んでいたのかもしれません。けれど夫が実家に隠れている間に、私は弁護士との相談を重ね、必要な書類をそろえ、新しい部屋も探し終えていました。


話し合いには時間がかかりましたが、最終的に離婚は成立。結婚後に夫婦で築いた預貯金のうち、財産分与としておよそ300万円、慰謝料として200万円を受け取ることで、双方が確認した内容を正式な書面にまとめたのです。夫はしばらく義実家で暮らすことになったそうで、後日「母さんが何にでも口を出してきて息が詰まる」「一度だけ会えないか」と連絡が来ましたが、私は返信しませんでした。


夫に裏切られたことは、今でも簡単には許せません。それでも、離婚を決めた一番の理由は、これ以上、夫の言葉を疑いながら暮らしたくなかったからです。


今は職場に通いやすい小さな部屋で暮らし、休日には結婚後にやめていた料理教室へまた通い始めています。夫の嘘や、不倫を知ったときのことを思い出し、今でも苦しくなる日はあります。それでも、帰宅時間を気にして食事を待つ必要はもうありません。今は、自分の時間を少しずつ取り戻しているところです。

◇ ◇ ◇

信じていた相手の言動に違和感を覚えたとき、「自分の考え過ぎかもしれない」と迷うこともあるでしょう。すぐに相手を疑ったり、結論を急いだりするのではなく、気になったことを整理し、事実を一つずつ確かめていく。そうすることで、感情に流されず、自分がこれからどうしたいのかを考える余裕も生まれるのかもしれません。

違和感を見過ごさないことは、相手を責めるためではなく、自分自身の暮らしや気持ちを大切にするためでもあるのではないでしょうか。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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