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「毎日流しっぱなしは誰?」水道の水を流しっぱなしの夫。だが、パスタを茹でる時の妻の一言で態度が一変

  • 2026.7.14

「重くて持てない」が通じない夫

夫は話が通じない人だと、結婚してから何度も思い知らされてきた。

とくに水の使い方には、いつも頭を抱えている。

食器を洗うときは蛇口を全開にしたまま、最後まで止めることがない。

泡を流すわけでもないのに、ただジャージャーと流れ続ける水がもったいなくて仕方なかった。

「洗ってる間は止めてね」と頼んでも、生返事で流しっぱなし。私が節約の話をするたび、心底どうでもよさそうな顔をした。

何度言っても、暖簾に腕押しだった。

鍋いっぱいの水をめぐる攻防

ある日、夫がパスタを茹でると言って、大鍋にあふれそうなほど水を張り、そのまま放置してどこかへ行った。

いつまで経っても火にかける気配がない。

麺が伸びてしまうと思い、私が代わりに茹でようとした。

ところが、この量では重くて、コンロまで運べない。

仕方なく、おたまで水を減らしてから火にかけることにした。

しばらくして戻ってきた夫は、鍋の水位が下がっているのを見るなり、眉を吊り上げた。

「もったいない、何で捨てた」

あれだけ食器の水を流しておいて、どの口が言うのか。

私は、静かに聞き返した。

「毎日流しっぱなしは誰?」

夫はぐっと言葉に詰まり、目を泳がせた。それでも納得できないのか、ぼそりと言い返してくる。

「この量、私には重くて持てないの。だから減らしただけ」

「なんで?重くて持てるでしょ?」

まだそんなことを言う夫に、私はきっぱり返した。

「じゃあ、あなたが最後まで茹でて。持てるんでしょ?」

夫は得意げに鍋へ手をかけ、持ち上げようとして、その重さによろけた。

片手を添え直し、両手でやっとコンロまで運ぶ始末だった。顔が真っ赤になっている。

「……重いな、これ」思わず漏らした一言に、私は黙って笑ってみせた。

ようやく私の言っていたことが、身をもって分かったらしい。

それ以来、夫は食器を洗うとき、素直に水を止めるようになった。もう二度と、もったいないとは言わなくなった。

たまに蛇口を開けっぱなしにしかけては、はっとした顔で慌てて締める。その姿を見るたび、私は小さく溜飲を下げている。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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