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【草川拓弥】「奈緒さんとのバトルはハードでした(笑)」映画出演作で初の髭姿で挑んだ新境地

  • 2026.7.14

俳優として多数の話題作に出演している超特急の草川拓弥さん。最新作『死ねばいいのに』では、謎多き人物・亜佐美の彼氏・佐久間雄也を熱演。作品の見どころなどを伺いました。

人間誰しも一度は思う真理を描くミステリー

草川さんの最新作は、京極夏彦による異色のミステリー小説を映画化した『死ねばいいのに』。犯人も動機もわからない殺人事件の被害者女性、亜佐美の人物像を、謎めいた女性、映子が生前の知り合いたちの証言をたどりながら、断片的に浮かび上がらせていく。

「まず最初、タイトルに衝撃を受けました。でも台本を読み終えた時、人間誰しも一度は思ったことがあるだろう真理の部分が、スッと入ってきた感覚がありました」

演じるのは、何者かに殺害された亜佐美の彼氏・佐久間雄也。

「佐久間は亜佐美を大切にしたいという思いが間違った方向にいってしまっています。気持ち的には純粋だけど、その表現が歪んだところに着地してしまった役かなと思います」

亜佐美について尋ね歩く映子を演じる主演の奈緒さんとの演技対決は、見応えたっぷり。

「奈緒さんとのバトルは、なかなかハードでした(笑)。こちらを煽っているかと思えば、急に引いたり。とにかく表情が動いて、生々しくて。そこでの戦いの結果が完成作に映っています」

まさに“映画らしい映画”という作品

完成作を観た感想は?

「すごく面白かったです。映像が綺麗で、どこか異質で。100人いれば100 通りの考えや答えが生まれそうな作品で、まさに映画らしい映画だなと。個人的な見どころは、ビジュアル面になりますが、おそらくこの作品が映画の出演作で初めての髭になります。それも含めて、ファンの方々には新鮮に観てもらえると思います」

Profile

草川拓弥

くさかわ・たくや 1994年11月24日生まれ。東京都出身。メインダンサー&バックボーカルグループ「超特急」としても活躍中。近年の主な出演作に映画『栄光のバックホーム』、ドラマ「俺たちバッドバーバーズ」、「東京P.D. 警視庁広報2係」、「LOVED ONE」など。


Information

『死ねばいいのに』

©京極夏彦/2026映画「死ねばいいのに」製作委員会
配給:S・D・P

鹿島亜佐美という女性が殺害されたが、犯人は特定されず犯行動機も不明だった。そんな中、渡来映子と名乗る女性が彼女について聞かせてほしいと、生前付き合いのあった人々を訪ねる。断片的に語られる亜佐美に関する証言と映子の感情が徐々に交錯していく。7月3日公開。

シャツ¥35,200、パンツ¥41,800(ともにsaby/イボルブ)、シューズ¥38,500(YOAK/HEMT PR)、その他(スタイリスト私物)

Photograph=Toi Kamimura
Styling=Daisuke Kawachi Hair & Make-up=Kazuhiro Nagano
Text=Miku Sugishima

※InRed2026年7月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
※画像・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください。

この記事を書いた人

杉嶋未来

舞台の制作を経てライターへ。女性誌、インタビュー誌、劇場用パンフレットやwebサイトで音楽、映画、舞台、ドラマなどエンタメ系のインタビューやレポートを執筆。著書に『ぜんぶ! 海外ドラマ』がある。

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