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劇で娘が魔女役に、母「変えて。見てられません」→ 当日“迫真の演技”に顔面蒼白『モンペ卒業』のワケ

  • 2026.7.14

筆者が保育士時代に受けたクレームのお話です。劇発表会で娘・まりちゃん(仮名)の役を「変えて」と言ってきたママ。まりちゃんは魔女になりきって劇遊びに取り組んでいたため、役はそのまま進むことに。迎えた本番、まりちゃんママが真っ青に……!?

『白雪姫』の魔女役・まりちゃん

まりちゃんのクラスは、劇発表会で『白雪姫』を披露することになりました。劇の練習を始めた日から、まりちゃんはずっと「魔女がいい」と、他の役はやろうとしませんでした。

魔女の役をとても楽しんでいて、特に意地悪な言い方の台詞は大人でも鳥肌が立つくらい迫真の演技です。

納得のいかないママ

その後、まりちゃんはやりたかった魔女役に決まりました。すると、まりちゃんのママがすごい剣幕で担任のところにやってきて、「まりが魔女役ってどういうことですか? 変えてください。お姫様じゃないと! 恥ずかしくて見てられません」

担任は、「まりちゃんが自分で決めたことです。魔女になりきっていて、主役みたいなんです。楽しみにしていてください」と役を変えませんでした。

まりちゃんママは全然納得しておらず、ずっと文句を言い続けましたが、担任も「まあまあ。楽しみにしてくださいね」と言い続けました。

迫真の発表会

発表会当日、大勢のお客さんの前でもまりちゃん魔女は恥ずかしがることなく、迫真の演技。「〇〇はどういうことですか? 恥ずかしくて見てられません」という決め台詞を炸裂させていました。

観客みんなが、鳥肌が立つくらいの演技に、まりちゃんから目が離せなくなってしまいました。担任が言う通り、『白雪姫』なのに、まりちゃん魔女が主役のように目立つ劇でした。

魔女のお手本は……?!

劇終了後、担任は、まりちゃんママに言いました。「あのまりちゃんの迫真の演技をずっと見てきて、他に役に変えるなんてできないでしょ? 台詞も自分で考えたんですよ」

真っ青になりながら、まりちゃんママはまりちゃんに聞きます。「なんで魔女役だったの?」まりちゃんはこう答えました。「ちょっとママの真似してやってみたら、みんな褒めてくれたんだよ〜ママがお手本!」

まりちゃんママは、自分でもわかるくらい自分にそっくりなまりちゃんの魔女の台詞の言い方に青ざめ、それ以降、言動に気をつけるようになったのでした。

【体験者:30代・女性保育士、回答時期:2013年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:ふくまる よしまる
保育士を経て、2児の育児をしながらライター業をスタート。これまでの職業経験から育児のテーマを得意とする。特に保育士時代の出来事や、視覚障害がある子どもの育児をする自身の経験、そして同世代のママたちの声をもとに、女性を元気づけるための発信を精力的におこなう。

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