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クリスマスのシフト代わってほしい流れだろ、と思いきや。ときめきと、切ない胸キュンと…【書評】

  • 2026.7.10

【漫画】本編を読む

時にホラー、ヒトコワ、ブラックユーモア、シュール……七変化の色合いで読者を魅了する『文学的なオチが癖になる 雪のヤドカリ4コマ劇場』(雪のヤドカリ)。

今回ご紹介するのは、胸キュンエピソードだ。

いつもは奇想天外な発想力とブラックユーモアが光る著者の雪のヤドカリさん(@yukinohotel)、こんな甘酸っぱい話もお創りになるのか……と、勝手にときめいてしまった。

コンビニでバイト中の多田。同じバイトのはやせという女子からクリスマスって暇ですか? と聞かれる。

これ絶対シフト代わっての流れだろ……と呆れつつも、多田は、にこやかに「暇すぎてガッツリシフト入れちゃいましたよ~」と対応。

シフトを代わってもらえないことが分かったからか、はやせさんは「な~んだ」と少し残念そう。多田も「残念でした」と軽口。

しかし、はやせさんの本当の目的は違ったようで……。ここから始まる「お、はやせさん、まさか……(ニヤニヤ)」展開は必見だ。

その後(色々あって)はやせさんの笑顔アップのコマがあるのだが、その思いがけないかわいさに、胸キュンしちゃう方も多いのではないだろうか。

一方、切なさでキュン……とするのが、3つ目の女子高生ふたりの4コマだ。

友達に彼氏ができた。そのお祝いに「初恋の味」の飴をあげる女子高生。その飴の味は……。

4コマゆえにさらっと読めてしまうので一瞬ラストのオチの意味が分からなかったのだが、気づいた瞬間、切ない甘酸っぱさが胸に広がった。

文=雨野裾

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