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韓国ドラマ初の試み!早くも視聴率20%突破の『エージェント・キム』、“フルAI制作”シーンが話題

  • 2026.7.9

ドラマ『エージェント・キム』が、爆発的なヒットとともに、大胆なAI技術の導入でさらなる見どころを提供する。

第4話にして視聴率21.6%を突破し、Netflix「非英語TVショー」部門で1位を記録したSBSドラマ『エージェント・キム:リアクティベーティッド』(以下、『エージェント・キム』)は、主人公(演者ソ・ジソブ)の過去を描いた約3分間のシークエンスを丸ごとAIで制作し、注目を集めた。

これは韓国ドラマ史上初の事例だ。同シークエンスは、韓国のVFXのプロが企画し、AIプラットフォーム「AICRON(エイクロン)」を100%活用して完成させた。

同シークエンスは、北朝鮮出身で韓国側に引き入れられた工作員である主人公が北に派遣され、特殊任務を遂行するもので、第1~2話にわたって約3分間放映された。

北朝鮮を背景にした特殊任務のシークエンスとして、建物の爆破、雪の積もった道路とトンネル内でのカーチェイス、車両の横転と転落、水中シーン、銃撃戦など、巨額の制作費が必要なシーンで構成された。

特に、AI映像の弱点とされていた人物の一貫性や表情まで自然に具現化し、視聴者の没入感を高めた。

モーフィアス・スタジオ
(写真=モーフィアス・スタジオ)AIで制作された『エージェント・キム』のシーン

制作側はキャラクターの叙事を完成させるため、実写撮影の代わりにフルAI制作という果敢な選択をしたと説明した。

AI映像の制作は、VFX専門の人材が設立したモーフィアス・スタジオが担当した。映画『ボストン1947』『スウィング・キッズ』などのVFXスーパーバイザーとして活動したリュ・ジェファン副代表が総括した。

リュ副代表は、「数秒のVFXカットをAIで代替するレベルではなく、ストーリーの完成度を高めるために必要なシークエンス全体をAIで制作したという点が、今回の作品の最も重要なポイントだ」と伝えた。

モーフィアス・スタジオ
(写真=モーフィアス・スタジオ)AIで制作された『エージェント・キム』のシーン

続けて、「『エージェント・キム』は、制作側が最初からAI映像をどのように使うかという目標が明確であったため、完成度の高いAI映像制作を行うことができた。AIが良い企画とストーリーを持つクリエイターたちにとって、新たな創作ツール、そして優れたパートナーになり得るということを、しっかりと証明した事例だ」と説明した。

なお、『エージェント・キム』は、毎週金・土曜日の21時50分に韓国で放送されている。日本では、Netflixで配信中だ。

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