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元NGT48奈良未遥「私自身が笑顔で、ファンの皆さんにも笑顔でいていただける毎日を届けたい」

  • 2026.7.9

2024年にNGT48を卒業し、現在は新潟を拠点に活動している奈良未遥さん。アイドルとして過ごした約9年間を経て、現在はモデルや地域PRなど幅広い分野で活躍している。グループ卒業後は、新潟での暮らしを通して街の魅力を再発見し、新たな仕事にも積極的に挑戦。卒業から約1年6カ月。新潟への想い、現在の活動、そしてこれから目指す未来について話を聞いた。

「今も新潟を開拓しているような気持ちです」

2024年にNGT48を卒業し、現在は新潟を拠点に活動している奈良未遥さん
2024年にNGT48を卒業し、現在は新潟を拠点に活動している奈良未遥さん

――卒業してから大きな変化はありましたか?

アイドルだったころは劇場公演やコンサート、イベントなど、一つひとつの大きなステージに向けて頑張る毎日でした。でも卒業してからは、これまで経験したことのないジャンルのお仕事に挑戦する機会が増えて、本当に毎日が新しい挑戦になっています。

1年目は「とにかく挑戦すること」を目標に、いろいろなお仕事をさせていただきました。その中で、自分でも意外だったのが、人と話すことの楽しさに気づけたことです。グループにいたころは、自分がお話しすることが得意だとは思っていなかったんです。でも卒業して、自分からいろいろな方とコミュニケーションを取るようになって、たくさんの方と関わることで世界が広がっていくのを感じました。

私は青森県出身で、今は新潟に住んでいるんですけど、お仕事を通してさまざまな方と出会う中で、「新潟ってこんなに魅力的な場所なんだ」と改めて思うことも増えました。グループ時代は行動範囲も限られていましたが、卒業してからは「もっと新潟を知りたい」と思うようになって、いろいろな場所へ出かけています。

10年以上住んでいる街なのに、「こんなすてきな場所があったんだ」と思うことばかりで、今も新潟を開拓しているような気持ちです。お散歩も好きなので、いつもと違う道を歩いてみたり、1人でカフェに入ってみたり。そんな何気ない時間の中でも、新しい発見がたくさんあって毎日がワクワクしています。

【写真】NGT48卒業後、新潟を拠点に活動している奈良未遥さんが今の心境を語る
【写真】NGT48卒業後、新潟を拠点に活動している奈良未遥さんが今の心境を語る

青森へ帰ると、家族や親友がいろいろな場所へ連れて行ってくれて、「青森にもこんなすてきな場所があったんだ」と感じますし、新潟へ戻ると「やっぱり落ち着くな」と思うんです。青森は17歳まで育った故郷、新潟は17歳から大人になるまでを過ごした場所なので、どちらも私にとって大切な場所です。

高校時代からの親友とは、学生のころはファストフードやフードコートばかり行っていたんですけど、最近は少し遠出をして海鮮丼を食べに行ったりして、「私たちも大人になったね」と話しています。その親友はSNSの写真も「これは盛れてる」「これは盛れてない」と正直に言ってくれるタイプなんです(笑)。

先日青森へ帰った時も、リラックスしている私の自然な動画をたくさん撮ってくれて、それをSNSに投稿したら反響がすごくて。自分では気づいていなかった一面も、周りの人のおかげで知ることができましたし、「まだまだ見せられる自分があるんだな」と感じています。

――卒業後、新潟に残ることを決めた理由を教えてください。

グループにいたころは、東京で活動してみたいと思った時期もありました。でも10代から大人になるまで新潟で過ごしてきて、本当に住みやすい街だと感じていましたし、周りの皆さんの温かさにもたくさん支えていただいたので、「この街で頑張りたい」という気持ちが自然と強くなりました。

東京は人が多くて少し疲れてしまうこともあるんですけど、新潟は程よい街の大きさで、とても暮らしやすいんです。最近は駅前もどんどん発展していますし、以前なら東京まで買いに行っていたものも新潟でそろうようになって、本当に便利になりました。港町で、信濃川も流れていますし、少し行けば海もある。本当に自然と街のバランスがよくて、改めて暮らしやすい場所だなと感じています。

「たくさんの方と関わることで世界が広がっていくのを感じました」
「たくさんの方と関わることで世界が広がっていくのを感じました」

――現在はどんなお仕事をされているんですか?

新潟県内の情報番組や、グルメを発信する媒体に出演し新潟の魅力を発信するお仕事を主に行ってます。あとは、地元青森のキャンペーンキャラクターもさせていただいたりしました。お仕事をさせていただきながら、ファンの皆さんとのトーク会などで交流もして、本当に新潟で自分らしく活動させていただいています。

――今のお仕事の中で、特にやりがいを感じているものはありますか?

現在、「万代島の歩き方。」のアンバサダーを務めさせていただいています。万代島はライブなどで県外からたくさんの方が訪れる場所なんですが、もっと新潟県内の皆さんにも魅力を知っていただけたらと思っています。

私自身も万代島を歩くのが大好きで、よく散策していた場所なので、アンバサダーとして改めて魅力を深掘りできることが本当にうれしいです。「これはもっと知ってもらいたい」「ぜひ訪れてほしい」と思う場所がたくさんあるので、これからもさまざまな形で発信していきたいと思っています。そして、自分で可能性を狭めることなく、これからもいろいろなことに挑戦していきたいです。

「応援してくださる皆さんに恩返しできるようなことをしていきたい」

「『新潟ってこんなに魅力的な場所なんだ』と改めて思うことも増えました」
「『新潟ってこんなに魅力的な場所なんだ』と改めて思うことも増えました」

――2026年も折り返しとなりましたが、ここまで振り返っていかがですか?

本当にあっという間でした。でも、自分がやってみたかったことや、ご縁をいただいたお仕事に一つひとつ丁寧に向き合うことができた半年だったと思います。まだ今年も半分ありますので、もっと楽しいことやうれしいことを増やして、ファンの皆さんにも喜んでいただけるような活動をしていきたいです。

――最近プライベートで夢中になっていることはありますか?

プライベートでは、実は今、絵を描いているんです。

――どんな絵を描かれているのでしょうか?

アクリル絵の具を使ってキャンバスに描いています。抽象的な作品が多くて、下描きをせず、その時に思い浮かんだものをそのまま描いていくスタイルなんです。「これは何?」と聞かれても、「何なんだろう(笑)」という感じなんですけど、その時の感覚を大事にして描いています。以前からタブレットでもイラストを描いていたので、そのキャラクターをブラッシュアップしたりもしています。私にとって絵を描く時間は、自分のバランスを整えるためにも大切な時間です。

「何気ない時間の中でも、新しい発見がたくさんあって毎日がワクワクしています」
「何気ない時間の中でも、新しい発見がたくさんあって毎日がワクワクしています」

――ほかにもありますか?

日焼け対策です(笑)。昔は日焼け止めが苦手だったんですよ。毛穴がふさがれるような感覚があって。でも、だんだんシミも気になる年齢になってきたので、今年はちゃんと紫外線対策をしようと思って、かなり早い時期から日焼け止めを塗って、完全防備で歩いています。

新潟では本当に怪しい人みたいな格好です(笑)。誰にも気づかれないんじゃないかなっていうくらい。自分の年齢や肌のことも考えながら、「年齢に逆らって生きる」とファンの皆さんにも言っているので(笑)、楽しみながら続けています。

今28歳で、早生まれなので少し得している部分もあるんですけど、周りは結婚していたり、お子さんがいたりする友達も多くて、焦る気持ちがないと言えば嘘になります。でも、それも自分の人生なので、まだまだ満足はしていないですし、これからも前向きに楽しみながら歩んでいきたいです。ありがたいことに今でも「学生さんですか?」と言っていただけるので(笑)、何歳まで言ってもらえるのかも楽しみですね。

「新潟県内の情報番組や、グルメを発信する媒体に出演し新潟の魅力を発信するお仕事を主に行ってます」
「新潟県内の情報番組や、グルメを発信する媒体に出演し新潟の魅力を発信するお仕事を主に行ってます」

――アイドルを卒業した今でも、アイドルは気になる存在ですか?

もちろんです。NGT48もずっと見ています。ほかの48グループも結構チェックしています。どんどんグループごとのカラーが変わっていたり、時代の変化も感じますね。昔は年齢を重ねることがアイドルとしてコンプレックスになりやすかったんですが、今はそういう価値観も変わってきていて、同世代の皆さんが活躍している姿を見ると、「私も頑張ろう」って思います。

――1日だけアイドルに戻りたいと思うことはありますか?

それはないですね。メンバーの生誕祭で少し歌ったり踊ったりする機会はありましたけど、本格的に戻りたいとは思わないです。私はNGT48でやり切ったという気持ちがあります。もちろん新曲が公開されたら自然と覚えてしまいますし、サビだけ踊ったりはします(笑)。改めて音楽の力ってすごいなと思いますし、アイドルって本当に輝いている存在だなって感じます。そういう魅力を吸収しながら、私は私らしく歩いていけたらいいなと思っています。

――下半期の目標を教えてください。

ファンの皆さんに喜んでもらえることをしたいです。卒業してからは、どうしても会える機会が少なくなってしまったので、「おっ!」と思ってもらえるようなことを届けられたらいいなと思っています。私のファンの皆さんは、本当に優しくて、ずっと見守って支えてくださる方ばかりなんです。だからこそ、卒業後も応援してくださる皆さんに恩返しできるようなことをしていきたいですね。

「同世代の皆さんが活躍している姿を見ると、『私も頑張ろう』って思います」
「同世代の皆さんが活躍している姿を見ると、『私も頑張ろう』って思います」

――最後に、ファンの皆さんへメッセージをお願いします。

アイドル時代の私を好きでいてくださった方もいますし、卒業してからも変わらず応援してくださる皆さんには、本当に感謝しています。これからも皆さんにワクワクしてもらえるようなことを考えながら、いろんなことに挑戦していきたいです。

そして何より、健康第一ですね。私が笑顔で元気に毎日を過ごすことが、応援してくださる皆さんへの恩返しにもなると思っています。これからも私自身が笑顔で、そしてファンの皆さんにも笑顔でいていただけるような毎日を届けていきたいです。これからも、どうぞよろしくお願いします。

撮影・取材・文=野木原晃一

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