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「その育て方じゃ甘すぎる!」昼寝中の息子を勝手に抱き上げる義父。だが、夫の毅然とした態度で状況が一変

  • 2026.7.9

週3で押しかける義父母

結婚してからというもの、妻の両親はアポなしで我が家にやってくる。多いときは週に3回。インターホンが鳴るたび、僕と妻は思わず顔を見合わせた。

目的はいつも同じだ。まだ幼い息子の育て方に、あれこれ口を出すためだった。

寝かしつけの最中でも、義母は構わず部屋の電気をつけて話しかける。離乳食を出せば「薄味すぎる」、絵本を読めば「もっと勉強させろ」と、とにかく一言多い。

「昔はこうだった」「そのやり方は甘い」

僕たちが小児科で教わった方針を丁寧に説明しても、義父母はまるで聞く耳を持たない。

「その育て方じゃ甘すぎる!」

義父はそう言って、昼寝中の息子を勝手に抱き上げてしまう。妻が「今は寝かせてあげて」と止めても、意に介さない。

(また始まった)

もはや話し合いにすらならなかった。こちらのペースはことごとく乱され、夫婦の時間はどんどん削られていく。妻はいつも僕の隣で、困ったように肩を落としていた。

婿がはっきり線を引いた日

妻が寝室でそっと涙をこぼした夜、僕はもう黙っていられないと思った。守るべきは、義父母の機嫌ではなく、目の前の家族だ。

その日もまた、約束もなくインターホンが鳴った。玄関を開けると、案の定、義父母が当然の顔で立っている。

「近くまで来たから寄ったのよ」

リビングに上がるなり、義母は息子の食事に口を出し、義父は「もっと厳しくしつけろ」と説教を始めた。僕は静かに立ち上がり、二人の正面に座り直した。

「お義父さん、お義母さん。少しだけ聞いてください」

できるだけ穏やかに、けれどはっきりと切り出す。

「教育は僕らが決めます」

義父の眉が、ぴくりと動いた。

「それに、来るときは事前に連絡をください。突然だと、息子の生活のリズムまで崩れてしまうんです」

義母は「私たちは孫が心配で……」と言いかけて、口ごもった。義父も何か言い返そうと口を開いたが、言葉が続かない。視線が泳ぎ、部屋には重い沈黙が流れた。

そのとき、妻が僕の隣にそっと並んだ。

「私も同じ気持ち。二人のことは大好きだけど、子育ては私たちに任せてほしいの」

実の娘にまで言われ、義父母はとうとう黙り込んだ。しばらくして、義父がぼそりとつぶやく。

「……分かった。次からは電話する」

その日を境に、アポなしの訪問はぴたりとなくなった。今は来る前に必ず連絡が入る。息子と静かに過ごす週末が、ようやく僕たち夫婦の手に戻ってきた。

玄関先で少し遠慮がちに電話をかけてくる義父を見るたび、あの日きちんと線を引いてよかったと思う。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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