1. トップ
  2. エンタメ
  3. ノーラン監督、物議を醸した『オデュッセイア』現代英語のセリフは「当然の選択だった」と語る

ノーラン監督、物議を醸した『オデュッセイア』現代英語のセリフは「当然の選択だった」と語る

  • 2026.7.8
クリストファー・ノーラン監督 (C)AFLO width=
クリストファー・ノーラン監督 (C)AFLO

クリストファー・ノーラン監督が、古代ギリシャの吟遊詩人ホメロスによる英雄叙事詩を映画化した『オデュッセイア』。キャストが主にアメリカアクセントの現代英語を話していることが物議を呼んだことについて、ノーラン監督が「当然の選択だった」と語った。

【写真】『オデュッセイア』プレミア登場のアン・ハサウェイ、ふっくらお腹を優雅に包む 美しいブルーのドレス姿

Varietyによると、同作のアメリカ公開を前に、Los Angeles Timesがノーラン監督のインタビューを掲載。脚本も手掛けた監督はその中で、「人々に知的に訴える言葉ではなく、感情に訴える言葉」を優先したかったとコメント。「私の考えが甘かったのかもしれず、痛い目に遭うかもしれないが、分かりやすく気取らない物語にしたかった。私にとっては、当然の選択だった」と語った。

また、主演のマット・デイモンはじめ、アン・ハサウェイやトム・ホランド、ゼンデイヤ、シャーリーズ・セロン、ロバート・パティンソン、ルピタ・ニョンゴ、ジョン・バーンサルら豪華キャストをそろえたことについても言及。登場人物は「神話上の存在で、ある意味象徴的な存在」であため、「最高の俳優を集めたオールキャストにしたかった」と述べている。

『オッペンハイマー』でアカデミー賞を獲得したノーラン監督が、長編映画史上初めて全編IMAXで撮影した本作は、ホメロスの同名叙事詩をもとに、トロイア戦争の英雄オデュッセウスの10年に及ぶ壮大な故郷への帰還の旅を描く。

本作をめぐっては、ほかにも吟遊詩人役としてラッパーのトラヴィス・スコットが出演していることや、鎧の質感やデザインが現代的であること、一部キャストについても議論を呼んだ。

トラヴィス起用については、ノーラン監督はTIMEのインタビューで、物語が口承詩として伝えられて来たことを意識したもので、吟遊詩人の口調はラップに似ているとコメント。また鎧については、「黒ずんだ青銅製のミケーネ文明の短剣が存在する」ことから、「当時、青銅を黒く染める技術は存在した可能性が高い」とし、高貴な存在であることを表現するために、当時高価だったと思われる素材を用いたと説明している。

映画『オデュッセイア』は、アメリカで7月17日、日本では9月11日に劇場公開される。

元記事で読む
の記事をもっとみる