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「なんで僕だけないの?」おやつ会で息子だけ配られなかった→3日後に知ったママ友の本当の気遣いに心温まった

  • 2026.7.8
「なんで僕だけないの?」おやつ会で息子だけ配られなかった→3日後に知ったママ友の本当の気遣いに心温まった

息子だけ、おやつが配られなかった

長男が幼稚園に入ってすぐのことです。

同じクラスのママ数人と、よく公園で子どもを遊ばせるようになりました。

ある日、その中で世話役をしてくれているママが、可愛いクッキーの袋を取り出しました。

「今日はみんなでおやつにしよう」

子どもたちは大喜びで列を作ります。

ところが、うちの息子の番になると、そのママは少し困った顔をして、そっとこう言いました。

「ごめんね、これは今日は渡せないの」

周りの子は全員もらえたのに、息子だけが手ぶらで立ち尽くしています。

その小さな背中を見た瞬間、胸がぎゅっと締めつけられました。

不思議そうに見上げてくる息子が、小さな声で言いました。

「なんで僕だけないの?」

私はとっさに、嘘をつくしかありませんでした。

「ごめんね、ママがおやつ持ってくるの忘れちゃったんだ」

(どうして、うちの子だけ……)

その日はモヤモヤした気持ちを抱えたまま家路につきました。あのママに悪気があるとは思いたくない。

でも、我が子が疎外感を味わう姿は、親として何よりこたえたのです。

3日後に知った、静かな気遣い

もやもやを抱えたまま数日が過ぎた頃、そのママから声をかけられました。

「この前は、ちゃんと説明できなくてごめんなさい」

彼女はバッグから、小さな個包装のおやつを取り出しました。

それは、卵も乳も使っていない、アレルギー対応のクッキーだったのです。

「息子さん、たまごアレルギーがあるって前に聞いてたから」

あの日配っていたクッキーには、卵がたっぷり使われていたのだそうです。

他の子と同じように渡して、もし息子が口にしてしまったら。

それを避けるために、あえてその場では渡さず、別に安全なおやつを用意してくれていたのでした。

「みんなの前で『アレルギーだから別ね』って言ったら、息子さんが気にしちゃうかなと思って。うまく言えなくてごめんね」

言葉が出ませんでした。

私が疎外だと思い込んでいたものは、我が子を守るための、静かな気遣いだったのです。

「そんな…こちらこそ、勝手に誤解してました。ありがとうございます」

頭を下げると、彼女は照れくさそうに笑いました。

その週末、息子はもらったクッキーを大事そうにほおばりながら言いました。

「これ、僕だけの特別なやつなんだって!」

得意げな笑顔に、あの日のモヤモヤはすっかり消えていました。見えていた景色の裏側には、こんなにも温かい理由が隠れていたのですね。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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