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【ほぼ実話】「夜逃げ」を依頼した41歳の女性は、DV夫に行動をすべて監視されていて…【漫画家に聞く】

  • 2026.7.7

子どもの頃から漫画が好きで、ユーモアあふれる漫画を描いている宮野シンイチ(@Chameleon_0219)さん。X(旧Twitter)にて公開された「夜逃げ屋日記」は、DV被害などに遭う依頼者を夜逃げさせた実話を基に描かれた人気漫画だ。今回は同作の第1〜2話を紹介するとともに、本作の制作裏話について宮野さんに話を伺った。

※本作は著者の闘病体験を描いたコミックエッセイです。紹介している病状や治療の経過には個人差があり、医学的な見解を代弁するものではありません。気がかりな症状がある場合は、必ず専門の医療機関にご相談ください。

「漫画家志望」から夜逃げ屋への転身

当時、漫画家を目指していた宮野さんは、出版社に漫画を持ち込むも「おもしろくない」と不採用になってしまう。そんなとき、テレビで放送されていた「夜逃げ屋」の特集が目に飛び込んできた。その映像を見た宮野さんは『漫画にできるかな…』と思い立ち、勇気を出してテレビに登場していた夜逃げ屋に電話をかける。ここから、すべての物語が始まるのであった。

監視下の妻と緊迫の夜逃げ現場

今回の依頼者は、41歳の加山恭子さん。加山家には夫が決めた数々のルールがあり、自宅が職場の夫に常に行動を監視されているという。恭子さんが夜逃げを決行する際も、当然ながら夫は家にいる状態だった。

夜逃げ当日、スタッフが作業している最中に2階から降りてきた夫は、宮野さんをじっと見つめる。そこへ社長がやって来ると、夫はいきなり社長の髪をつかんだ。ついに激怒した社長は「人が優しくしてりゃ、つけ上がりやがって…殺すぞ」と言い放つ。社長のただならぬ言動に驚いた夫は再び2階へ上がり、二度と降りて来ることはなかった。

漫画に込められた「ほぼ実話」のリアリティ

現在も夜逃げ屋のスタッフとしての顔を持つ宮野さん。本作がすべてノンフィクションなのか尋ねると、「『すべてノンフィクション』と言いたいところですが、1話目の冒頭に記載があるように『ほぼ』実話です。漫画としての演出はもちろんあります」と明かしてくれた。

「例えば、2話目で僕が依頼者の部屋に入ったら警察官が2人いるシーン。現実だとスーツを着た刑事2人組がいたのですが、スーツ姿だと警察であることが読者さんに伝わりづらいと思い、制服を着た警察官2人組で描きました」(宮野さん)

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