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「少し休めば大丈夫」生理中の立ちくらみを甘く見た結果、救急搬送に…告げられた診断は【医師解説あり】

  • 2026.7.6

ある月の生理中、私はいつもより強い腹痛とだるさを感じていました。ただ、「生理痛は毎月のことだから」と思い込み、市販の鎮痛薬を飲みながら普段通り仕事を続けていたのです。ところが、その日は少しずつ体に異変が起きていました。【医師解説あり】

「少し休めば大丈夫」のはずが…

仕事中、だんだん立ちくらみが強くなり、視界が狭くなるような感覚に襲われました。それでも私は、「少し休めば落ち着くだろう」と軽く考えていました。

そして椅子に座った直後、突然頭の中が真っ白になったのです。

次に気付いたとき、私は床に倒れていました。

気付けば救急車の中に

異変に気付いた同僚が、すぐに救急車を呼んでくれたそうです。

ぼんやりした意識の中でサイレンの音を聞きながら、私は不思議とどこか冷静でした。むしろ、「こんなことで救急車なんて大げさだったかもしれない」と考えていたほどです。

ですが、病院で検査を受けた結果、その考えは一変しました。

原因はかなり低い数値の貧血

医師から告げられたのは、生理による出血が原因を考えられる貧血だという診断でした。しかも血液検査の数値はかなり低く、「倒れてもおかしくない状態だった」と説明を受けたのです。

私はその言葉を聞いて初めて、「自分は無理をしていたんだ」と実感しました。

生理痛も立ちくらみも、これまで「我慢するものだ」と思っていた部分がありました。けれど実際には、体はずっと限界を訴えていたのかもしれません。

自分の体を後回しにしていた

点滴を受けながら、私は「もっと早く休めばよかった」と何度も考えていました。毎月のことだからこそ、体調不良を軽く見てしまっていたのだと思います。

ですが、今回倒れたことで、自分の体の変化をいつものことで済ませてはいけないのだと強く感じました。

まとめ

この出来事を通して、生理中の不調を「いつものこと」と思い込んで無理を続ける怖さを実感しました。特に、立ちくらみや強いだるさなど、普段と違う症状があるときは、「まだ大丈夫」と決めつけず、自分の体の変化に目を向けたいと思いました。

今では、「無理をしない」「早めに休む」という選択も、自分を守るために必要なことだと感じています。

医師による解説:生理中の貧血サイン

生理中の体調不良を「いつものこと」と受け止め、我慢してしまう人は少なくありません。しかし、強い立ちくらみや息切れは、貧血が進行しているサインの場合があります。

生理による貧血とは

生理による出血が多い、または長引くことで、体内の鉄分が不足し、貧血を起こすことがあります。特に出血量が多い人は、慢性的な鉄不足や鉄欠乏性貧血につながっているケースもあります。

立ちくらみや失神に注意

貧血が進行すると、立ちくらみ、動悸、息切れ、強いだるさなどの症状が現れることがあります。症状が強い場合は、ふらつきや意識が遠のくような感覚から転倒につながるおそれもあります。

我慢せず早めの受診を

「生理だから仕方ない」と無理を続けると、症状が悪化する可能性があります。普段より強い不調がある場合や、月経量が多い・長引く場合は、早めに婦人科や内科へ相談することが大切です。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修:沢岻美奈子先生(日本産科婦人科学会専門医・日本女性医学学会ヘルスケア専門医)

著者:佐藤萌/20代女性・会社員

イラスト:山口がたこ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています


監修者:医師 日本産科婦人科学会専門医・日本女性医学学会ヘルスケア専門医 沢岻美奈子先生

産婦人科専門医として29年間、約25万人の女性を診察。更年期を中心としたヘルスケア領域が専門で、心身の不調が特徴的な更年期の揺らぎ世代を、薬だけではなく栄養面やコーチングも取り入れた統合医療で全人的なサポートをおこなっている。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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