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交際を友達に伝えたかった私に、彼は「あとで、俺から話すよ」とだけ返した

  • 2026.7.6
ハウコレ

「私たちのこと、隠したいの?」そう聞いても、彼ははっきり答えてくれません。報告をずっと後回しにし続けた彼の本当の理由を知ったのは、彼の誕生日の集まりでした。それまでは、メッセージの報告も止められていました。文字を打ち込もうとした私の指を、隣の彼の手がそっと押さえることもあったのです。

報告したかっただけなのに

付き合い始めて3カ月。彼といるのが楽しくて、早くこの関係を周りにも話したいと思っていたのです。そろそろ彼の友達にもきちんと報告したくて、グループチャットに2人のことを打ち込もうとしていました。

それを止めた彼が口にしたのは、小声の「あとで、俺から話すよ」だけ。みんなには内緒、ということなのでしょうか。笑ってうなずきはしましたが、その言い方が頭から離れませんでした。

いつ言ってくれるの

そのあとの集まりでも、彼は2人のことを切り出しませんでした。私が不満をぶつけても、答えはいつも曖昧です。彼の部屋には、2人で撮った写真の1枚も飾られていません。

気にしないようにしていたそんな細かいことが、急に引っかかり始めました。自分は紹介するほどの相手ではないのかもしれない。そんな考えが少しずつ積もって、ある日とうとう聞いてしまいました。

「私たちのこと、隠したいの?」

それでも彼は困った顔をするだけで、はっきりとは答えてくれませんでした。

彼が立ち上がった理由

彼の誕生日に、友達が集まる店へ呼ばれました。乾杯のあと、彼が急に立ち上がって、みんなにこう言いました。

「紹介したい人がいるんだ。俺の彼女です」

店内の視線が一気に私に集まって、思わずグラスに目を落としました。すると彼の友達が、ひとり、またひとりと私の名前を呼んでくれて。「私、ここにいていいのかな」とずっと不安だった気持ちが、すっと軽くなっていきました。

席に戻ってきた彼が、小さな声で言いました。「本当は、ここで言いたかったんだ」あのとき集まりで止められたのも、話をはぐらかされたのも、全部この瞬間のためだったんだ。そう気づきました。

そして...

隠されていたのではなく、とっておかれていただけなのだと、今は思えます。けれど、あそこまで頑なに黙っていた理由の全部は、まだ聞けていません。次に彼が何かを後回しにしたら、理由をちゃんと聞いてみるつもりです。

(20代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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