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兄の挙式で新婦「低学歴は帰れ」ワインかけられ退席する僕→直後…「俺も帰る」兄が下した決断とは!?

  • 2026.7.6

僕は、高校卒業後に小さな会社を立ち上げました。兄は医師として働いており、昔から頼れる存在です。早くに両親を亡くした僕たちは、つらい時期を支え合いながら過ごしてきました。そんな兄の結婚が決まり、僕は心から喜んでいたのですが……結婚式当日、思いもよらない言葉をかけられることになったのです。

兄の結婚式へ向かうまで

兄の婚約相手であるA子さんとは、何度か会う機会がありました。最初は気のせいだと思っていましたが、A子さんは僕の学歴や仕事の話になると、含みのある笑みを浮かべることがあって……。

「どちらの大学を出られたんですか?」
「えっ、大学は出ていないんですね。それで会社を立ち上げたなんて、すごいですね」
「お兄さんとは、ずいぶん違う道を歩いてきたんですね〜」

などと言ってくるのです。僕は、兄がA子さんと結婚することにモヤモヤしましたが、兄の幸せに水を差したくなくて、何も言わないまま結婚式の日を迎えました。

晴れの日に浴びせられた暴言

当日、会場は華やかな雰囲気に包まれていました。兄の晴れ姿を見ているうちに、これまでの苦労や楽しい思い出がよみがえり、胸がいっぱいになりました。

しかし披露宴の途中、A子さんが僕の近くを通りかかったときです。彼女は足元をふらつかせ、手にしていたワインを僕の服にかけてしまいました。A子さんは「ヒールが折れちゃったかも……。ドレスは無事かしら」と衣装ばかり気にしていて、僕に謝る様子はありません。

ようやく僕を見ると、ため息をついて「新郎の弟だから呼んだけど、あなたってこの場に合わないのよね。これから家族になるのに、義理の弟が低学歴だなんて……。服も濡れたし、もう帰ったら?」と言い放ったのです。

あまりの失礼さにカッとして言い返したくなりましたが、場を壊したくありません。僕は怒りを抑えて、「わかりました。帰ります」と答え、席を立とうとしました。

兄が下したまさかの決断とは

その瞬間、兄が近寄ってきました。そして、A子さんに向かって「だったら俺も帰るから。披露宴はこれで終わりにしよう」と告げたのです。

A子さんは「えっ? 何を言ってるの?」と慌てており、彼女の家族も「まあまあ」と兄をなだめようとしました。けれど、兄の表情は変わりません。

「僕たちは早くに親を亡くして、支え合って生きてきたんです。弟を傷つける人と、人生を歩むことはできません」

兄の言葉を聞いた瞬間、こらえていたものがこみ上げてきました。

その後、両家と式場が話し合い、披露宴は中止することに。婚姻届は後日提出する予定だったのですが、兄は婚約破棄を決断しました。挙式費用については、両家で話し合って解決したと聞きました。

兄が結婚を思いとどまった理由

後で知ったのですが、兄は結婚準備を進める中で、A子さんの言動に何度も引っかかるものを感じていたそうです。A子さんは式場や演出を決めるとき、「私はエリート医師の妻になるんだからゴージャスな衣装にしたいな」「病院関係者が大勢来るんでしょ? じゃあ有名な式場にしなきゃ」などと口にしていたそうです。

兄は、結婚式は招待客に感謝を伝える場と考えていましたが、A子さんは、周囲にどう見られるかばかり気にしていたとのこと。そして当日、A子さんが僕に暴言を吐いているのを見て、兄の中で違和感がはっきりしたそうです。

後日、A子さんから兄に何度も連絡があったようです。「あれは言いすぎただけ」「もう一度結婚式をやり直そう」と言われたようですが、兄の気持ちは変わりませんでした。見栄を何より気にしていた彼女にとって、親族や招待客の前で披露宴が中止になったことは、何より恥ずかしかったのかもしれません。

あの日、兄が迷わず僕の味方でいてくれたことは、今でも忘れられません。肩書きや学歴で人を判断せず、僕自身を見てくれる兄と、これからも支え合って生きていきたいです。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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