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ソウルガールが集う、次世代ブランチカフェ3軒。クレープもワインも、新感覚タコスも。

  • 2026.4.25

韓国ではいま、ブランチメニュー+カフェメニューを扱う「ブランチカフェ」がトレンド。朝食をはじめとした食事、デザート、コーヒーを楽しめるのみならず、空間や家具、音楽といった全体をひとつの体験として提供。地元っ子を虜にするアドレスをチェックして。

Index

  • 1. dekad park/デケドパーク
  • 2. オエヌエル/ONL
  • 3. タク/TAC

1. dekad park/デケドパーク

たっぷりの日差しとモダンな空間で絶品クレープ。

いま注目を集めているのが「デケドパーク」だ。西村(ソチョン)の人気ブランチカフェ「デケド」が、子ども大公園エリアに新たにオープン。“公園のそばで過ごすブランチ”という日常のリズムを巧みに表現している。

静かな路地にひっそりと佇み、目的を持って訪れたくなる空間、デケドパーク。オレンジのフロアは空間の中心に。

大きな公園と住宅地が共存する子ども大公園周辺は、散歩や木々の緑、陽の光、そして人々の活気が自然と溶け合う生活圏。そんなロケーションも、この店の魅力を一層引き立てている。

コンクリートの建物に足を踏み入れると、目に飛び込んでくるのは鮮やかなオレンジカラー。朝早くから営業する空間ならではのエネルギーが視覚的に表現されており、公園での散策後に訪れた際には、身体がゆっくりと目覚めていくような感覚をもたらしてくれる。

メニューは、韓国産の小麦とライ麦を12時間熟成させたシグネチャーのクレープをはじめ、軽やかなヨーロッパスタイルのブランチプレートなど。毎日焼き上げるモーニングバンにチーズやハムを添えたプレートとして楽しめる構成も魅力的。

早朝から営業する“朝食型カフェ”としての魅力が際立つデケドパークのブレックファストセット(8:00〜10:00限定)。スクランブルエッグ、済州産キャロットラペ、モーニングバン、イズニーバターに加え、コーヒーまたはフレッシュオレンジジュースがセットに。12,000ウォン(約1,200円)
咸陽(ハミャン)産の小麦とライ麦を使い、しっとりと焼き上げたクレープに、オレンジとマスカルポーネクリームを合わせたシュゼットクレープ。14,000ウォン(約1,400円)

西村の店舗が洗練された都会的な空間であるのに対し、デケドパークは光と色がより生き生きと感じられる、公園に寄り添ったカジュアルで日常的な一軒。メニューもより軽やかで、日々の延長線上にある食事として設計されている。

クリーンで心地よい空間と、身体にやさしい味わい。デケドパークで過ごすブランチは、いまのソウルのライフスタイルを象徴するひとときといえるだろう。

問い合わせ先

dekad park
デケドパーク

1F 55 Jayang-ro 37-gil Gwangjin-gu Seoul
0507-1375-5845
営)8:00~16:00(LO15:20)
無休
@dekad.park


2. オエヌエル/ONL

ローカルな空気感で味わう、自然派ワイン。

感度の高い人々から支持を集めていたヴィーガンレストラン「FERMENTS」が、新たに「ONL」として生まれ変わった。

新龍山(シニョンサン)は、過去の時間と新しいカルチャーが交差し、いまのソウルを最も繊細に映し出す街。高層ビルの裏手に広がる路地には、個性豊かなカフェやインディペンデントなレストランが点在し、ONLが提案するサステナビリティと繊細な美食の価値観も、この街の空気に自然と溶け込んでいる。

ONLは、ヴィーガン発酵食品を軸に、ローカルアーティストの作品を日常の中で自然に体験できるよう繋ぐコレクティブコミュニティである。空間を共に作るチームやアーティスト、そして訪れるすべての人が、悪意や恐れから解放され穏やかに過ごせることを願いながら、急速に消費される資本の流れから一歩距離を置き、感覚的な体験を通して日常にささやかな癒しをもたらす場所として、オープン前から注目を集めてきた。

夜になると、ブランチカフェの表情から一転、バーへと姿を変えるONL。時間帯によって異なるムードを楽しめるのも魅力のひとつ。

ONLのメニューは、ゲスト自身がテーブルで料理を組み立て、混ぜ合わせ、重ねていくことで“味を完成させる”というユニークな構成。「Fermentation as Participation(発酵=参加)」という思想のもと、発酵が混ざり合いと相互作用の結果であることを、体験として昇華している。

4月はソフトオープン期間中につき、夜はバーとして営業。ローカルで旬の食材を用いたヴィーガン発酵料理に加え、ナチュラルワイン、発酵のエッセンスを取り入れたカクテル、多彩なオーガニックティーを提供している。

ズッキーニとバジルの爽やかな風味をベースに、ヴィーガンシュリンプのほどよい塩味を重ねたズッキーニラザニア。ローストした岩海苔とカムテをガーニッシュに添え、ほのかな海の香りと旨味が重なり合う。26,000ウォン(約2,600円)。
クラシックなフムスにホワイト味噌を加え、旨味と発酵の深みを引き上げた一品。なめらかでコクのある食感に、味噌の塩味、スマックの酸味、ヘーゼルナッツ・デュカの香ばしさが重なり、親しみのあるフムスをより奥行きのある味わいへと昇華している。23,000ウォン(約2,300円)。

5月からはブランチメニューとカフェドリンクも拡充され、時間帯ごとに異なる表情を楽しめる空間へと進化する予定だ。ヘルシーでありながら繊細な味わいのブランチを求めるなら、ぜひ訪れてみて欲しい。

問い合わせ先

ONL
オエヌエル
22 Hangang-daero 7-gil Yongsan-gu, Seoul
営)日~木 17:00~23:00、金~土 17:00~24:00
ブランチは5月以後オープン予定
休)無休
@onl.collective


3. タク/TAC

大人気タコス屋がスケールアップしてカムバック!

漢南洞(ハンナムドン)で行列ができる人気タコス店として知られる「タク」が、大きくなってカムバック! 今年2月にリオープンを果たした以降、瞬く間に話題になっている。

初期オープン時のウッド×ホワイトのバーテーブルをそのまま活かした店内。拡張によりテーブル席も増えたものの、いまなお行列必至の人気店。

なんといってもタクの魅力は、他では味わえない独自のタコスだ。一般的なタコスは具材が細かく刻まれたり、潰されたりしていることが多いが、ここではあえて素材の形を活かし、食感と見た目の美しさを重視。噛む楽しさを大切にする韓国人の味覚にも自然にフィットする仕上がりとなっている。

薄くやわらかなトルティーヤが素材の味を引き立て、タコスは2ピース1プレートで提供される。

外はカリッと、中はしっとりとしたフィッシュタコ。クリスピーな魚の食感に、ライムとマヨネーズのソースで爽やかに仕上げられ、最初の一皿としておすすめ。15,000ウォン(約1650円)
サンチュで包んだビーフタコは、肉の旨味にパクチーや玉ねぎ、サルサを合わせることで、ほどよいスパイス感と軽やかさを両立 。14,000ウォン(約1,400円)一方、ほのかな炭火の香りと弾力ある食感が魅力のタコのタコスも人気。16,000ウォン(約1600円)※タコスの価格は2ピースセットの価格になります。

かつては梨泰院(イテウォン)を中心に“外国の料理”という印象だったが、いまやブランチメニューとして、タコスは鉄板。現在ではブランチから軽い食事、さらにはお酒のお供まで、幅広いシーンに定着した。ヴィーガンやファインダイニングなど、多様なスタイルへと進化している点も見逃せない。

問い合わせ先

タク
tac
28-4 Itaewon-ro 42-gil Yongsan-gu Seou
0507-1380-0684
営)12:00~15:30 LO14:30、17:30~22:00 LO21:00
無休
@tac.seoul

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