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「床びしょびしょだよ」遠回しに子供が汚した場所を片付けさせようとする夫。我慢出来ずに1日ワンオペさせた結果

  • 2026.7.3

「パパ業」が口癖の夫

共働きの我が家で、夫はいつも自分を立派なイクメンだと思い込んでいました。たまに保育園の送り迎えをして、気が向いた時にオムツを替える。

それだけで満足して、SNSには「今日もパパ業がんばりました」と投稿する人だったのです。

名もなき家事も、寝かしつけも、3食の準備も、すべて私の担当。それでも夫は胸を張っていました。

「俺はちゃんと育児に協力してるだろ」

友人から「優しい旦那さんでいいね」と言われることもありました。けれどその言葉を聞くたびに、私は複雑な気持ちになったのです。実際の負担は、まるで見えていませんでした。

ある週末、私は体調を崩してリビングのソファで横になっていました。

夫が子供と遊んでくれていたのですが、子供が手を滑らせてコップのお茶を派手にこぼしてしまったのです。

私が起き上がれずにいると、夫は大きなため息をつきました。

そして私に聞こえるように、子供へ向かってわざと大きな声で言い放ったのです。

「床びしょびしょだよ」

自分が遊んでいて起きたことなのに、拭くのは私の役目だと思っている。その態度に、心の底から怒りが湧きました。

丸一日「本当のパパ業」を任せた日

翌週の休日、私は決心しました。朝、身支度を済ませると、玄関で夫にひとことだけ告げたのです。

「今日は丸一日、本当のパパ業をお願いね」

そう言い残して、私は朝から一人で実家へ帰りました。

3食の準備、名もなき家事、ぐずる子供の相手。いつも私がやっていることを、まるごと任せてみたのです。

昼を過ぎた頃から、夫のメッセージが増え始めました。

「ミルクどこ?」

「お昼、何をあげればいい?」

私はあえて既読をつけず、実家でゆっくり過ごしました。

そして夕方、ついに一通のメッセージが届いたのです。

「もう無理、どうすればいい?」

あれだけ「パパ業」を自慢していた人が、たった半日で音を上げました。

夜に帰宅すると、夫は床に座り込んでぐったりしていました。私の顔を見るなり、決まりが悪そうに目を逸らします。

「これが毎日だよ」

そう静かに言うと、夫は口を開きかけて、言葉に詰まりました。

しばらくうつむいたあと、絞り出すように頭を下げたのです。

「ごめん、今まで甘えてた」

「毎日ありがとう」

夫の口から初めて聞くその言葉に、私は思わず胸が熱くなりました。

それ以来、夫は文句を言わなくなりました。SNSの投稿もやめ、洗い物も寝かしつけも、自分から進んで動くようになったのです。

あの一日が、口だけの「パパ業」を卒業させてくれました。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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