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違反厳禁!ウィンブルドン観戦の「納得のいく」7つのエチケット

  • 2026.7.2

ウィンブルドン選手権の試合を会場で観戦する予定の人たちにとって、「何を着ていくか」ということ以外に気になることといえば、どのようなことだろう? 「会場でのマナーやエチケット」だという人も、多いかもしれない。

そうだとしても、それは当然のことだろう。ウィンブルドン選手権は、歴史と伝統に彩られた、毎年恒例の重要なイベント。コートサイドで従うべき基本的なルール(泥酔するほどお酒を飲まない、選手に向かって大声で叫ばない、など)は知っている人が多いとしても、実はこの大会には特有の、「あまり知られていない」決まりもある。つまり、観客たちは“無自覚のまま”、失敗してしまう可能性があるということになる。

この問題について、頼りになるのはイギリスのエチケットの専門家。そのひとりであるウィリアム・ハンソン氏は、失敗を避けるためのポイントとして、次のように述べている。

「エチケットをわきまえた行動は、この大会の伝統と、世界トップクラスのテニスの試合への敬意を表すことになります」

特定の場所での「取るべき」行動は、そこで「取ってはいけない」行動を知ることによって、よりよく理解できる場合がある。多くの人が「知らずに違反してしまう」7つのルールと、それらがエチケット違反とされる理由について、ハンソン氏に解説してもらった。

ウィンブルドンの観客席で「してはいけない」それらのこととは──?

【1】シャンパンのボトルを開ける

ワインを観客席に持ち込むことは、認められている。ただし、「ハードクーラーボックスやピクニック用バスケットは持ち込み禁止」であることを含め、いくつかの条件がある(もちろん、ウィンブルドンでもどこでも、常に「グラスは必ず脚を持つ」のがマナーであることを忘れてはならない)。

まず、ガラス製のグラスは使用不可。そして、客席では絶対に、シャンパンのボトルを開栓してはいけない。ハンソン氏は、「炭酸入りのアルコールは持ち込み可能ですが、着席前に開栓しておかなければなりません」と述べている。「ボトルを開けるときの音で、選手たちの注意を奪ってはなりません」とのこと。

【2】ドレスコードに違反する

「スポーツイベントですが、スポーツウェアで出かけていくような場ではありません。推奨されるのは、スマートカジュアルです」とハンソン氏。服装については、その日の天気に合わせ、さらに歩き回ることになる可能性も考慮した上で、良識ある選択をすることが重要。

さらに、もうひとつ重要なポイントとなるのが、帽子。あまりにも大きな帽子は、大歓迎されるものではない。後ろの席に座る人たちの「視界を遮らないこと」への配慮が必要になる。

NurPhoto

【3】人の失敗を喜ぶ

ハンソン氏によると、観客は「テニスの独特の空気感」を尊重する必要があるという。選手がサーブを打つとき、そしてラリーが続く間、客席にいる人たちは静かにしていなければならない。ポイント、ゲーム、セット、それぞれの間に拍手や声援を送ることはOK。ただし、選手たちにヤジを飛ばすのは厳禁。試合中、失敗に歓声を上げたり、大声で叫んだりすることも禁止されている。

【4】「音」を発する

試合中の選手たちは、「静けさ」を非常に深刻に受け止めている。サーブを打とうとした瞬間に誰かのスマホが音を発したなら、その人の頭を目がけてラケットが飛んでいっても、驚くことではない。通知音・着信音だけでなく、バイブレーションもオフにしておこう。

【5】電話で話す

そのほか携帯電話について、ハンソン氏は次のように注意を促している。

「試合中には、絶対に電話に出てはいけません。スマートフォン(その他の音が出るデバイス)は必ず、ミュートにしておくこと。また、(ラジオを聞くなど)音が出る画面を開くときには、必ずヘッドホンなどを使用しましょう」

Karwai Tang / Getty Images

【6】席を立って移動する

選手のコートチェンジのときには、観客も移動することができる。だが、プレーが続いている間に席を立つことは厳禁。また、試合の休憩中も、必要以上に立ったり座ったりしてはいけない。プレー開始前に余裕を持って席に着き、できるだけ着席しておこう。

「なるべく移動しないようすることが大切です。あなたが通れるように立ち上がってもらうことを何度も頼んでいては、同じ列に座っている他の人たちがいら立っても、無理はありません」

【7】ブルーチーズ入や発酵させた魚を食べる

「食べにくかったり、自分の手や周囲を汚したり、強い匂いがしたりするものを客席で食べるのは、配慮に欠けます。別の場所で食べることにしておきましょう」と語るハンソン氏は最後に、次のようにアドバイスしている。

「素晴らしい一日を、リラックスして楽しみましょう。ただ、マナーはきちんと守ることです。周囲のすべての人たちに対して、忍耐強く、親切に、思いやりを持って、行動するようにしましょう」

From Good Housekeeping UK

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