1. トップ
  2. 暮らし
  3. 【東京消防庁が警鐘】耳掃除で救急搬送!?0〜4歳に多発する「魔の1秒」と絶対に避けたいNG習慣

【東京消防庁が警鐘】耳掃除で救急搬送!?0〜4歳に多発する「魔の1秒」と絶対に避けたいNG習慣

  • 2026.7.5

耳掃除は家庭で何気なく行うケアのひとつですが、実は思わぬ事故につながることがあります。

東京消防庁によると、耳かき中の事故で救急搬送されるケースは毎年発生しており、特に0~4歳の子どもの事故が目立っています。小さなお子さんがいる家庭はもちろん、大人が耳掃除をするときにも知っておきたいポイントを紹介します。

過去5年間で208人が救急搬送

東京消防庁管内では、令和3年から令和7年までの5年間に、耳掃除中の事故によって208人が救急搬送されました。

令和7年だけでも46人(速報値)が搬送されており、耳掃除による事故は毎年発生しています。

初診時の診断では9割以上が軽症でしたが、18人は入院が必要な中等症と診断されており、「たかが耳掃除」と油断できない事故であることがわかります。

特に多いのは0~4歳の子ども

年齢別では、0~4歳が62人と最も多く、ほかの年代を大きく上回る結果となりました。

さらに0~5歳の事故を詳しく見ると、5歳を除くほとんどの年齢で「家族などに耳かきをしてもらっていた最中」の事故が多く発生しています。

子どもは突然体を動かしたり、手を伸ばしたりすることがあるため、大人が慎重に耳掃除をしていても、思わぬタイミングで耳かきが耳の奥まで入ってしまうケースも少なくありません。

「ちょっと動いただけ」が大きなケガに…

事故の原因で最も多かったのは、「耳かきを自分で奥まで入れすぎた」「出血した」などのケースで、5年間で80人に上りました。

また、「人や物(動物を含む)にぶつかった・ぶつかられた」ことによる事故も42人と多く、耳掃除そのものだけでなく、周囲の環境が原因となるケースも少なくありません。

東京消防庁では、次のような事例を紹介しています。

耳かき中に兄弟と接触し、耳かきが耳の奥まで入ってしまった(4歳)
親が耳掃除をしている最中、子どもの手が親の手に当たり、耳から出血した(1歳)
ベッドで飛び跳ねながら綿棒を使っていたところ、耳の奥まで入ってしまった(6歳)
耳かき中に耳かきの先端が折れ、耳の中に残ってしまった(30代)

子どもが急に動いたり、家族やペットがぶつかってきたりと、ほんの一瞬の出来事が思わぬケガにつながることもあります。

耳は非常にデリケートな部位です。「少しだから大丈夫」と油断せず、耳掃除をするときは周囲の安全を確認し、落ち着いた環境で行うことを心掛けましょう。

耳掃除で気を付けたいポイント

東京消防庁では、耳かき中の事故を防ぐため、次のような点に注意するよう呼びかけています。

・綿棒や耳かきは耳の奥まで入れすぎない
・子どもの耳掃除をするときは、急に動かないよう事前に声をかける
・耳掃除中は周囲にも注意し、兄弟やペットなどがぶつからない環境で行う
・綿棒や耳かきは乳幼児の手が届かない場所に保管する
・耳垢が取りづらい場合は、無理をせず耳鼻咽喉科の受診も検討する

特に小さなお子さんの耳掃除は、眠そうなときや遊びに夢中になっているときなど、比較的落ち着いているタイミングを選ぶことも事故防止につながります。

何気ない耳掃除だからこそ、安全第一で

耳掃除は毎日の生活の中で当たり前に行っている家庭も多く、「これくらいなら大丈夫」と気が緩みやすいものです。しかし、今回の事例からも分かるように、ほんの一瞬の動きや不意の接触が思わぬケガにつながることがあります。

家族みんなで耳掃除の方法や環境を見直し、安全にケアできるよう心掛けたいですね。

参考:東京消防庁「耳かき中の事故に注意!」

元記事で読む
の記事をもっとみる