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不妊治療中、ワーママを手伝うと「子供がいない人はいいよね」→ 後日「ごめん。実は」半泣きのワケは

  • 2026.7.2

これは、友人のマミさん(仮名)から聞いた話です。不妊治療の真っ只中、子育て中の同僚をフォローすると「子どもがいない人は時間の融通が利いていいよね」と言われ、複雑な思いを抱えていました。

見えない負担と複雑な思い

私の職場には、小さな子どもを育てながら働く田中さん(仮名)がいました。子どもの体調不良などで急な早退や欠勤をすることもあり、そのたびに周りがフォローしていたのです。

そんなある日、田中さんから「子どもがいない人は時間の融通が利いていいよね」「自由に動けてうらやましいな」と言われました。私は「そうですね」と返したものの、その言葉が頭から離れず、仕事中も何度も思い返していました。

誰にも言えない不妊治療

実は私は、不妊治療のため週に2回通院していました。仕事の前後に病院へ向かい、検査や注射を受ける日々。採卵の時期には体調が優れないこともありましたが、職場では普段通りに振る舞っていました。

治療のことは誰にも話していませんでした。けれど事情を説明する勇気も持てず、田中さんの言葉を聞くたびに複雑な気持ちに……そんな毎日が続くうちに、少しずつ限界を感じるようになっていったのです。

上司への相談と謝罪

悩んだ末、私は上司に相談することにしました。不妊治療のため定期的に通院していることや、仕事と治療を両立する大変さを初めて打ち明けたのです。話を聞いた上司は、すぐに部署全体の業務分担を見直してくれました。

その後、事情を知った田中さんも「ごめんね。何も知らなかった」と謝ってくれました。だけど私は田中さんを責める気持ちはありません。ただ、「子どもがいない=時間に余裕がある」と思われることがつらかったと、正直な気持ちだけを伝えました。

そしてこの会話をきっかけに、私は田中さんについて意外な事実を知ることになるのです。

お互いが抱えていた事情

数日後、田中さんから「実は私も二人目不妊で悩んでいて……」と打ち明けられました。田中さんもまた、誰にも言えない悩みを抱えながら毎日を過ごしていたのです。

お互いに見えない事情を抱えながら働いていたことを知ってからは、治療や通院について気軽に話せるようになりました。今では以前よりもずっと、お互いを自然に気遣いながら仕事ができています。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:逢坂 ゆな
ライター業をしながら、実は現役の保育士でもある。その実体験を元にしたエピソードをSNS発信すると好評を得て、執筆者としても活躍するように。幼稚園教諭や歯科受付などの、多彩な職業も経験。読者からの共感の声やお悩み相談、体験談が届き、それらも元に執筆中。育児エピソードや義母・夫とのバトルなど、ママ世代から共感を呼ぶリアルな体験記事が人気。

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