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「外で落としたかも」高校時代、家の鍵を無くした。だが、夢で出てきた場所を探した結果

  • 2026.7.3

学校から帰った夕方に気づいた異変

あれは私が高校生だった頃の話です。学校から帰宅して玄関の前に立ったとき、いつもポーチに入れているはずの家の鍵が見当たりませんでした。

慌てて鞄の中を覗き込んでも、教科書や筆箱の隙間からは何も出てきません。

「外で落としたかも」

頭の中でその一言が浮かんだ瞬間、心臓が冷たくなる感覚がしました。

共働きの両親が帰宅するまでまだ2時間以上あり、玄関先で立ちすくむしかありません。

家に上がれたのは母が帰ってからで、その夜は鞄を逆さまにして中身を畳に全部ぶちまけました。

ノート、プリント、リップクリーム、ヘアゴム。床に転がる持ち物を一つずつ確認しても、鍵だけが姿を見せません。

両親には怒られたくない一心で、自分の部屋を朝までかけて引っ繰り返しました。

3日経っても見つからず白いカバンの夢を見た

2日目も3日目も、学校から帰るたびに同じ場所をひっくり返しました。机の引き出し、ベッドの下、制服のポケット、洗濯機の中まで覗き込みましたが、鍵は出てきません。

通学路を逆走しながら下を見て歩いた日もありました。

(やっぱり外で落としたんだ)

そう諦めかけて眠りについた夜、不思議な夢を見ました。

夢の中の私は自分の部屋でクローゼットを開けて、たくさん並んだカバンの中から普段ほとんど使わない白いカバンを手に取っていたんです。

小さなチャック付きポケットを引き上げると、中から見慣れた家の鍵が静かに出てきました。

目が覚めて時計を見ると朝の6時すぎ。窓の外はまだ薄暗く、指先が妙に冷たかったのを覚えています。

とりあえず夢のとおりにクローゼットを開けてみようと体を起こしました。

夢のとおりに鍵が出てきて絶句した朝

クローゼットには確かに、半年以上使っていない白いカバンが奥に押し込まれていました。引っ張り出して小さなチャック付きポケットに指を入れた瞬間、硬い金属の感触がありました。

「ありえない」

つまみ出した手のひらに乗っていたのは、3日間探し続けた家の鍵そのものでした。

普段持ち歩くポーチとは別物のカバンで、最後に使ったのもいつか思い出せないほど前です。そもそも鍵をそのカバンに入れた記憶がまったくありません。

母に見せて経緯を話すと、しばらく無言になってから「夢に出てきたって、本当?」と聞き返されました。私もうまく言葉が出てこず、ソファに座り込んだまま朝食を喉に通せませんでした。

あれから十数年、なぜ夢の中で正確な場所がわかったのか答えは出ていません。白いカバンを見るたびに、あの朝の冷たい指先の感触だけが今も鮮明に蘇ってきます。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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