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推し作家がまさかの教え子だった!?両者“先生推し”の駆け引きがおもしろいとSNSで大人気!【作者インタビュー】

  • 2026.6.29
学校の教師が「先生」と慕ってやまないのは、自らの教え子だった!お互いに先生同士な生徒と教師のシチューエション短編「先生×先生」 作:矢尾いっちょ(@1203Yao)
学校の教師が「先生」と慕ってやまないのは、自らの教え子だった!お互いに先生同士な生徒と教師のシチューエション短編「先生×先生」 作:矢尾いっちょ(@1203Yao)

学校の補習授業の時間、教室には女子生徒と教師二人きりだった。一見すると先生と教え子以外の何ものでもないお互いの関係だが、実は教師にとってその生徒はかけがえない「先生」その人で――。

矢尾いっちょ(@1203Yao)さんの創作漫画「先生×先生」は、「学校の先生」と「マンガの先生」、異なる“先生”同士の駆け引きが笑える短編作品。教師は教え子が推しの同人作家だと知っていて、なんとか補習を切り上げて創作の時間を確保させたがるが、女子生徒には補習を引き延ばす理由があり……というストーリーで、X(旧:Twitter)上では2.9万件を超えるいいねが寄せられた。そんな同作の舞台裏を作者の矢尾いっちょさんに取材した。

大人の教師と子供の生徒、「互いにリスペクトしあえる関係」を描く

「先生×先生」(01) 作:矢尾いっちょ(@1203Yao)
「先生×先生」(01) 作:矢尾いっちょ(@1203Yao)
「先生×先生」(02) 作:矢尾いっちょ(@1203Yao)
「先生×先生」(02) 作:矢尾いっちょ(@1203Yao)
「先生×先生」(03) 作:矢尾いっちょ(@1203Yao)
「先生×先生」(03) 作:矢尾いっちょ(@1203Yao)

本作「先生×先生」のアイデアについて「教師が生徒に羨望の眼差しを向けるようなことがあったらどういうものなんだろう?と考えたことがきっかけです」と作者の矢尾いっちょさんは話す。「互いに違う立場でリスペクトしあえる関係の表現」として本作では「先生」という言葉を使ったと矢尾さんは言うが、一方で「『先生』とは尊敬や救いを求めて相手に使うことが多い言葉であり、言われたほうにはいくらかプレッシャーのかかる言葉だと考えています」と打ち明ける。

本作の登場人物、芦谷さんと深町先生について、矢尾さんは「どちらも表はクールを取り繕い、その裏で大きな情熱を抱えている」という共通点があると話す。キャラクターの差別化に苦労するなか、「大人と子供の目線の違い」を切り口にそれぞれのギャップにフォーカスしたと明かす。

最後に、矢尾さんは「続きものの作品では『長期的な話の中で変わっていくキャラクターの変化や成長』、読み切りでは『後先を気にしなくてよい瞬間的で突飛なおもしろさ』など、それぞれ読者に楽しんでもらうために、使える演出が大きく異なると思っています。今後もそれらをなるべく意識して描きわけ、よりたくさんの人に作品を読んでいただきたいです」と話してくれた。本作を描くにあたって「キャラクターの表情や行動、展開を魅力のあるものにするため努力している」と言う矢尾さん。ぜひ読んでみてほしい。

取材協力:矢尾いっちょ(@1203Yao)

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