1. トップ
  2. 【世界的にも珍しい黒砂のビーチも】ハワイ島で出合える火山が生み出した壮大な自然

【世界的にも珍しい黒砂のビーチも】ハワイ島で出合える火山が生み出した壮大な自然

  • 2026.6.28

CREA2026年夏号の「やっぱり、ハワイ!」特集が、現在好評発売中! CREA WEBではその一部を抜粋してご紹介します。

火山が生み出した壮大な自然と、どこか懐かしいレトロな街並み。その両方に出合えるのがハワイ島の魅力。世界的にも珍しい黒砂のビーチや熱帯雨林を巡り、ノスタルジックなヒロで街歩きを楽しんで。

オアフ島から少し足を延ばして、心を解き放つ豊かなショートトリップへ。


PART 1:GREAT NATURE

火山活動によって太平洋の真ん中にぽっこりと生まれたハワイ諸島。一番近い大陸からでも3,000km以上離れたこの島々は独自の大自然に育まれている。

なかでもハワイ島は世界の気候帯15のうちの13があるといわれる場所。富士山を超える高山があり、常夏の島でありながら雪も降る。

どこまでも続く月面のような溶岩大地が広がる一方、深い緑に覆われた熱帯雨林も少なくない。

他にもアフリカのサバンナのような乾燥地帯、牧歌的な草原地帯、そして椰子の葉が揺れ一年中泳げるビーチなど、その移り変わりはまるで万華鏡のよう。

ハワイ島を訪れたら、そんな大自然にぜひ触れてみて。

◆PUNALUU BLACK SAND BEACH〈プナルウ ブラック サンド ビーチ〉

火山に育まれた大自然を感じに。

ハワイ島は今も火山活動で大きくなり続けている島。溶岩によって作られる自然造形がそこかしこで見られ、ビーチの佇まいも場所によって全く違う。

白砂はもとより、溶岩の粒でできた真っ黒な海岸、溶岩成分の一部だけが集まった緑の砂のビーチ、珊瑚の集まった白石海岸、玉砂利のビーチなど……。

真っ黒な砂のビーチ。

このプナルウは、レアな黒砂のビーチ。黒砂は水に濡れるとキラキラと輝いて、小さな宝石のよう。

海亀。

海亀が訪れることでも有名だ。車でアクセスしやすいので、訪れてみて。

Punaluu Black Sand Beach

所在地 96-876 Government Rd, Pahala

◆NORTH KOHALA〈ノース コハラ〉

馬の背に揺られ、涼やかな海風を深呼吸。

ハワイ島で北に突き出した半島部分をノース コハラと呼ぶ。かつては白檀で覆われた森だったが、19世紀前半、牧畜業の発展で、現在のような草たなびく牧場地帯になった。

牧場地帯が広がる。

山の尾根を走るコハラマウンテンロードは、真っ青な海を背景にのんびりと草を喰む牛や羊たち、そして時にはマウイ島のハレアカラ山を眺望しながらの爽快なドライブコース。ここではそんな草原を走る乗馬アクティビティも楽しめる。

虹が有名なハワイ。見事なダブルレインボーがかかっている。

実はアメリカのカウボーイ発祥の地はここノース コハラ。ハワイ語ではパニオロと呼ばれるカウボーイの気分になって、馬の背に揺られるのもここならではの楽しみ方。

◆AKAKA FALLS〈アカカ フォールズ〉

ハワイのマナを感じる伝説の滝。

どこまでも続く熱帯雨林とその間を縫ういくつもの渓流と滝が美しいのが、島の東側にあるハマクアコースト。

なかでもアカカフォールズは、ハワイの伝説にも登場し、美しいハワイアンソングでも知られる滝だ。135mの高さから一直線に流れ落ちる様は見事。

熱帯雨林を抜ける遊歩道。

ハイウェイ19号線から山側に折れ、車で10分ほどの山奥だが、一帯は州立公園で整備されているので訪れやすい。

見上げるほどのシダや熱帯雨林を抜ける遊歩道は、約20分の歩きやすい周回コース。心地よい森林浴を楽しめる。

Akaka Falls State Park

所在地 875 Akaka Falls Rd, Honomu
営業時間 8:30~17:30
https://dlnr.hawaii.gov/dsp/parks/hawaii/akaka-falls-state-park/
●入場料5ドル、駐車料10ドル

◆STARGAZING〈マウナケアの星空〉

宇宙にいちばん近い場所で星空を観る。

島の中央にマウナケアという4,000mを超える高山がある。その山頂は、地球上でいちばん星空観測に向いている場所のひとつとして知られる。

晴天率が高いこと、太平洋の真ん中で街の光が少ないこと、北半球、南半球のほぼ全天の星空が見えることなどの条件が整っているからだ。

山頂まで行くのは、高山病対策や四輪駆動車の用意などなかなか大変なので、日本語ガイドつきのツアーを利用するのがおすすめ。

また山頂まで行かなくとも、天候次第では中腹のビジターセンターあたりで十分に満天の星が観測できる。センターでは毎日20時前後に無料の天体観測ガイドを行っている(晴天日のみ)。

Maunakea Visitor Information Station

所在地 Mauna Kea Access Rd, Hilo
電話番号 9:00~21:00
営業時間 808-934-4550
https://hilo.hawaii.edu/maunakea/visitor-information/station
●ビジターセンターまでは普通車でアクセス可能。
マサシのネイチャーツアー(日本語)https://minshuku.us/?lng=ja-JP

◆CACAO FARM〈カカオファーム〉

ハワイの新しい名産品、カカオを探求するおいしいツアー。

ハワイ島の名産物といえば、コーヒーやマカデミアナッツなどが有名だが、ここ数年注目を浴びているのがカカオ。

オリジナルのチョコレートバーは8種類(12ドル~)。ツアーに参加しなくても、農園内の直製ショップで購入できる。

自家農園産カカオを使ったチョコレートは、今ではいくつものブランドがあり、ハワイで買いたいおみやげアイテムのひとつになっている。

広大な土地に広がるカカオ農園。
農園からは、ヒロ湾を見渡せる。

「ラバアロハ」は、ヒロのダウンタウンから車で10分、ヒロ湾を見渡す高台にあるカカオ農園。

カカオの実を間近で観察できる。
生のカカオを味わったり加工中のカカオに触れたりとレアな体験ができる。

果樹園を巡り、カカオの生態や、チョコレートの製造過程を学び、テイスティングができる農園ツアーを行っている。

農園内は広いのでカートで移動。

広い農園内はカートで移動し、ツアーの所要時間は1時間で大人43ドル。ツアーはホームページで事前予約を。

Lavaloha Chocolate Farm

所在地 1820 Amauulu Rd, Hilo
電話番号 808-987-3649
営業時間 9:00~ 17:00
定休日 日曜、祝日
https://lavaloha.com/
●完全予約制

◆SUNSET〈マウナ ケア ビーチ〉

唯一無二のサンセットを探しに。

水平線に沈むハワイのサンセットはそれだけで言葉を失う美しさ。

さらに、時としてキラウエア火山の噴煙による霞によって、息を呑むほど鮮やかな夕焼けをつくり出すのがこの島ならでは。

陽が沈んで30分後ぐらいが夕焼けのピークなので、ビーチに面したリゾートで、カクテルでも飲みながらを楽しむのもいい。

ハワイ島最初のリゾートとして1965年に作られたマウナケアビーチホテル。以来ラグジュアリーな大人の宿として世界中のトラベラーに愛されてきたが、この4月、大掛かりなリノベーションを完了。客室のグレードアップはもちろん、おとな専用インフィニティラッププール、スパなどが加わり、より洗練されたリゾートに生まれ変わった。

例えば、三日月形が美しいマウナ ケア ビーチを見渡せるのがマウナ ケア ビーチ ホテル。洗練された大人のリゾートで、ロマンティックなサンセットタイムを過ごすには最適。

Mauna Kea Beach Hotel

所在地 62-100 Mauna Kea Beach Dr, Kohala Coast
電話番号 808-882-7222
チェックイン 16:00/チェックアウト 12:00
客室数 252
料金 ゴルフビスタビュー1199ドル~ほか
https://www.seibuprince.com/ja/mauna-kea-beach-hotel

◆VOLCANO〈キラウエア火山〉

創世の地、ハワイ島。そのエネルギーを目の当たりにする。

キラウエアの火山活動が織りなす自然を目の当たりにでき、ハワイ固有の動植物の宝庫でもあるハワイ火山国立公園。

ハワイ島では、溶岩が固まってできた独特の地形が見られる。
ハワイ固有の動植物の宝庫でもあるハワイ火山国立公園。

火山の女神ペレが住むとハワイアンが信じるハレマウマウ火口、溶岩流が造り出した洞窟トンネルのナーフク、海まで続く溶岩大地を望むチェーン オブ クレーターズ ロードなど、見どころは1日ではとても回りきれない。

火山活動が織りなす自然を感じられるハワイ島。

噴火口を見渡すハワイ最古のホテル、ボルケーノハウスや、地元アーティストの作品を展示するボルケーノギャラリーもぜひ訪れたい。

Hawaii Volcanoes National Park

所在地 1 Crater Rim Dr, Hawaii National Park
電話番号 808-985-6000
営業時間 24時間
定休日 無休
https://www.nps.gov/havo/index.htm


ご紹介したスポットを含む、オアフ島&ハワイ島のおすすめスポットがまるわかりのGoogle Mapはこちら! 続きは「CREA」2026年夏号でお読みいただけます。

文=三谷かおり
写真=熊谷 晃

元記事で読む
の記事をもっとみる