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都市伝説「異世界を見る方法」を試した2人の少年→スピーディーすぎる絶望展開に「エッ…」【作者に聞く】

  • 2026.6.27
異世界を見る方法_P01 三ノ輪ブン子(@minowabunko)
異世界を見る方法_P01 三ノ輪ブン子(@minowabunko)

「足のあいだから後ろを覗くと異世界が見えるんだって」。学校帰りの公園で、1人の少年がある都市伝説を友人に話していた。一緒にやろうと誘う少年に「ひとりでやれよ」と突き放していた友人だったが、結局は一緒にやってみることになって――。果たして2人は異世界を見ることができたのだろうか…。

異世界を見る方法_P02 三ノ輪ブン子(@minowabunko)
異世界を見る方法_P02 三ノ輪ブン子(@minowabunko)
あれ?どこかおかしいところはある?昼間だったのに景色が暗いような…? 三ノ輪ブン子(@minowabunko)
あれ?どこかおかしいところはある?昼間だったのに景色が暗いような…? 三ノ輪ブン子(@minowabunko)
異世界を見る方法_P04 三ノ輪ブン子(@minowabunko)
異世界を見る方法_P04 三ノ輪ブン子(@minowabunko)

本作「異世界を見る方法」は、スピーディーな展開で「えっ」と思った瞬間には余韻を残して終わってしまうショートショートホラー作品だ。読んだ人からは「エッ…」「わけわからん?」「ど、どういうこと…!?」と戸惑いの声が漏れた。「どっちが見たのだろう」「どちらかが異世界を見てるんだよね?」など、読み終えてなお困惑の声が相次ぎ、「こんなの知らなくて日常生活でやってしまいそうだし、覗いた瞬間に目の前に誰かの顔があったらどうしようとか考えてしまった」と怖がるコメントも届いている。

日常のふとした妄想から生まれるショートホラーの世界

本作を描いたのは、「貧女ハウスへようこそ」(小学館)や「実録怪談 本当にあった怪奇村/新犬鳴トンネル」(竹書房)などの代表作を持ち、ホラー作品や都市伝説漫画を主に描いている漫画家の三ノ輪ブン子(@minowabunko)さんだ。

作中で描かれた都市伝説について三ノ輪さんに話を伺うと、「『股のぞき』というけっこう有名な風習らしいです。異世界を見る方法や幽霊を見る方法は、ほかにもおもしろいものがいくつもあるので、やってみると楽しいかもしれません。ただし何が見えてしまっても責任はとりませんよ…」と語ってくれた。

三ノ輪さんはpixivにショートショートホラー漫画を多数投稿している。そのアイデアの源泉については、「たとえば、今電車の中で椅子に座ってこの文章を書いているんですけど、向かいに座っている7人全員がスマホを見ているんです。もし全員が同じページを見ていたら?もし一斉にスマホのカメラを私に向けて撮影してきたら?なんて普通じゃ起こらないことを妄想してるうちにお話ができることがあります」と、日常のふとした違和感から物語が生まれることを明かした。

短いページ数でもキャラクターの魅力を引き出す

ショートショート作品を描くうえでのこだわりについては、次のように語る。

「描き始めたころはページ数が少ないので、ついつい話をどうやって進めて意外な展開を作るのかということに集中しすぎていた気がします。最近はやはりちゃんと漫画らしくキャラクターが魅力的に見えたほうが読んでいて楽しいんじゃないかと思い、短いお話でもキャラクターの性格や特徴などを設定するように心がけています」

意外性だけでなくキャラクターの魅力も欠かせないという三ノ輪さん。現在は電子雑誌「comicタント」(ぶんか社)にて、都市伝説系漫画「ただのうわさです」(原案:飯倉義之)を連載中だ。三ノ輪さんの都市伝説系ホラーの世界観が存分に味わえる作品となっているので、こちらもぜひ読んでみてほしい。

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