1. トップ
  2. クイズ
  3. 意外と間違える人が多いかも…「御用達」って読める?よく耳にする【漢字クイズ】

意外と間違える人が多いかも…「御用達」って読める?よく耳にする【漢字クイズ】

  • 2026.7.17

買い物をするとき、有名人が使っていたり宣伝したりしているものを見ると、思わず手を伸ばしてしまいますよね。商品選びにおいて、それを誰が評価しているのかということは大切なポイントです。

今回はそんな商品選びに関わる「御用達」という言葉をご紹介します。みなさんは正しく読むことができますか?

問題

「御用達」はなんと読む?
undefined

幕府や諸藩に出入りした御用商人

「御用達」は、本来は「ごようたつ」と読まれていましたが、現在では慣用的に「ごようたし」と読まれるのが一般的です。

「ごようだち」と読む場合もあり、いずれも誤りではありません。

「御用達」は、宮中や官庁などに用品を納めることや、その役目を担う商人を意味する言葉です。

江戸時代には、幕府や諸藩の役所・屋敷に出入りして必要な品を納める「御用商人」を指す言葉としても使われていました。

御用商人は、領主に必要な品を納めるだけでなく、財政管理などを担うこともありました。なかには、苗字帯刀や営業上の特権などを認められた商人もいたとされています。

「宮内省御用達」とは

明治24年(1891年)には、宮内省(現在の宮内庁)が御用達の称号に関する内規を設けました。宮内省に品物を納める業者のうち、認められた業者が「宮内省御用達」の称号を掲げていました。

この制度は戦後に廃止され、現在は存在しません。しかし、現在でも「旧宮内省御用達」などと、業者や商品の歴史が紹介されることがあります。

また、現代では「芸能人御用達の店」のように、有名人などがひいきにしている店や、よく利用する商品を表す言葉としても使われています。

複数の読み方があり、時代とともに使われ方も広がってきた「御用達」。目にする機会があったら、その読み方と本来の意味を思い出してみてくださいね。


参考文献:『大辞林』『明鏡国語辞典』


文(編集):そこさん

元国語科教員。一文字でたくさんの意味を持つ漢字に魅了され、大学では中国文学を専攻し、漢詩について研究。とても身近なのに、意外と深くは知らない漢字。読むだけでちょっと賢くなれる、そんな豆知識をお届けします!

の記事をもっとみる

注目コンテンツ