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「待ちに待った特別な瞬間だったのに…」イングランドのW杯初戦、指揮官がカメラマンに苦言したワケとは

  • 2026.6.19

イングランド代表を率いるトーマス・トゥヘル監督。

ワールドカップ開幕戦で思い描いていた感動の瞬間を台無しにされたとして、強い不満を表明した。

イギリスメディア『The Independent』によると、トゥヘル監督は現地時間17日に行われたクロアチアとのグループリーグ初戦後、FIFAに対して国歌斉唱時のカメラマン配置の見直しを強く求めたという。

同監督は選手たちがイギリスの国歌「God Save The King」を歌う姿を間近で見守るのを楽しみにしていたが、約50人ものカメラマンがベンチ前方に密集し、わずか50センチの距離で壁のように視界を遮ったという。

「FIFAに懇願したい。国歌斉唱時のカメラマンの位置を変えてほしい。選手たちの姿が全く見えなかった」と語ったトゥヘル監督は、「待ちに待った特別な瞬間だったのに、少し台無しになった。とても感情的な場面だ。若い頃、こんな機会は夢にも思わなかった」と苦言を呈した。

トゥヘル監督は、イングランド代表史上3人目の外国人監督であり、ドイツ人としては初のイングランド代表監督。イングランドとはライバル関係にあるドイツの出身である同監督だが、プレミアリーグでも指揮を執った経験がある同国へは特別な感情を持っているようだ。

この試合でイングランドは4-2で勝利。ハリー・ケインの2ゴールやジュード・ベリンガムの活躍で好スタートを切ったが、監督の心に残ったのは国歌時の不満だったようだ。

トゥヘル監督自身は、まだイングランド国歌を歌える段階ではないと事前に語っていたが、選手たちとの一体感を大切にする姿勢がうかがえる。

今後、FIFAがこの指摘に応じるかどうかが注目される。トゥヘル監督の経験を活かしたチーム作りに期待が集まっている。

筆者:江島耕太郎(編集部)
画像提供:Getty Images

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