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「彼女なんていないよ〜」マッチングアプリで出会いを探す彼。だが、彼の前に現れた女性の正体に絶句

  • 2026.6.19
「彼女なんていないよ〜」マッチングアプリで出会いを探す彼。だが、彼の前に現れた女性の正体に絶句

親友のスマホに残っていた痕跡

仲のいい親友から、深刻な顔で呼び出されたのは数年前のことだ。

テーブルに置かれたのは、スマホ画面のスクリーンショットだった。

「これ、見ちゃったんだよね」

そこに表示されていたのは、付き合っているはずの彼が、マッチングアプリで別の女性とやり取りしている履歴だった。

「もう別れる。心は決めてるの」

そう言いながらも、彼女の声には悔しさがにじんでいた。

黙って身を引くのは、どうしても納得がいかないらしい。私は少し考えて、ひとつの作戦を持ちかけた。

「じゃあ、私がそのアプリで彼を釣ってみようか」

なりすましで仕掛けた罠

私は別の女性になりすまし、新しいアカウントから彼にメッセージを送ってみた。

返信はすぐに来た。やり取りはとんとん拍子に進み、彼のほうから「今度会いませんか」と誘ってくるほどだった。

隣で画面をのぞき込む親友の表情が、メッセージが届くたびに、だんだん険しくなっていく。

頃合いを見て、私は核心の質問を打ち込んだ。

「失礼ですけど、彼女さんとかいないんですか?」

返ってきた一言に、親友は思わず声を上げた。

「彼女なんていないよ〜」

「うわ、堂々と言い切ったよこの人」

あんなに優しかった彼が、平気で嘘をつく。

文字で突きつけられた現実に、親友の決意は固まったようだった。

私たちは、彼に会う約束を取りつけた。もちろん、待ち合わせ場所に現れるのは、なりすましの女性ではない。

集合場所に立っていたのは

当日、約束のカフェ前。彼はそわそわと辺りを見回しながら、にこやかな笑顔で、知らない女性が来るのを待っていた。

少し離れた場所から、私もこっそり様子をうかがっていた。そこへまっすぐ歩み寄ったのは、なりすましの女性ではなく、親友本人だった。

「お待たせ。私だよ」

彼の顔から、すうっと笑みが引いていく。状況がのみ込めないのか、目を泳がせ、口だけがぱくぱくと動いた。

「え、なんで……いや、これは」

「彼女なんていない、って言ってたもんね」

言い訳を探していた彼は、その一言で完全に言葉を失った。

顔は青ざめ、もう目も合わせられない。通りすがりの人がちらりと振り返るほど、彼は固まっていた。

「もういいよ。さよなら」

親友はそれだけ告げて、くるりと背を向けた。隣に並んで歩きながら、彼女は晴れやかに笑った。

「すっきりした。付き合ってくれてありがとう」

振り返ると、彼はまだ同じ場所に立ち尽くしたままだった。罠にかかった本人は、最後まで何も言えなかった。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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