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【LAグルメ&観光】2026年最新版!お手ごろランチから便利ホテルまで日本人向けオススメスポット11選

  • 2026.6.18

4月下旬から5月上旬、ロサンゼルスを訪れてきました。6日間、広いLAの街を楽しみ尽くして美味しいアドレスやミーハー情報、LAの日系人の歴史についても学んできたので、2026年にロサンゼルス旅行を計画中の方のお役に立つ情報だけをお届けします!

LAは個人的に年に数度訪れていて、いつもはハワイから西海岸へ寄り道することが多いのですが、今回は珍しくLAのみ。ゆっくり6日間かけてこれまで行ったことのない場所やレストランもたくさん訪れました。お気軽なランチからドレスアップして出かけたい素敵ディナー、人気店が集結したフードコートまで、美食の街ロサンゼルスを満喫。まずは美味しかったモノをご紹介します!

お気軽ピッツァランチなら「デ・ラ・ノンナ(De La Nonna)」

フォカッチャスタイルのピッツァは生地がフワフワで軽めな食感。何ピースでもいけちゃいそうな危険な美味しさです。上はハバロネポテト、フェンネル、オニオン、ハーブをたくさん乗せたホワイト18ドル(日本円で約2,880円)、右はペパロニ20ドル(日本円で約3,200円)、左はマルゲリータ17ドル(日本円で約2,720円)

ダウンタウンLA東側、倉庫街から生まれ変わったおしゃれなカルチャーエリア「アーツ・ディストリクト」。かつては鉄道や工場、倉庫が集まる産業地区でしたが、1970年代以降にアーティストたちが移り住み、巨大な倉庫をアトリエや住居として活用したことから発展した街です。
 
この街で大人気のレストラン「デ・ラ・ノンナ」は、フォカッチャスタイルのピザとナチュラルワインを中心に据えたイタリアンレストラン。誰をもノンナ(おばあちゃん)の食卓に迎えるというコンセプトで、イタリアとラテンを融合させ旬の食材やコンフォートフード、温かみのある家庭的なホスピタリティが特徴のお店です。タトゥーいっぱいのちょい強面なスタッフがめちゃ親切で、そのギャップも面白かったな。パンデミック中にポップアップとしてスタートし、現在はガーデンパティオを備えた、心地よさと洗練さを兼ね備えた人気のローカルダイニングです。

新鮮なローカル野菜のサラダはお店の名物。数人で訪れる場合は、サラダを数種類オーダーするのがおすすめです。こちらはマーケットサラダにスモークサーモントッピング22ドル(日本円で約3,520円)

おしゃれルーフトップランチができる「カッシ・ルーフトップ・ベニスビーチ(Kassi Rooftop Venice Beach)」

向こうに見えるのがベニス・ビーチ。お天気のいい日が多いLAでは、ルーフトップでのランチは最高の時間。

ロサンゼルスらしい自由でクリエイティブな空気を感じられる海辺の街、ベニスビーチ。2028年に開催予定のロサンゼルス五輪では、トライアスロン競技の会場となる予定のほか、マラソン等のやロードレス競技の開催も検討されています。海沿いのボードウォークには、ストリートミュージシャンやパフォーマー、アーティストも多く、歩いているだけで楽しい海岸。
 
そんなベニスビーチを見下ろす抜群のロケーションに佇むブティックホテル「アーウィン・ホテル(Hotel Erwin)」のルーフトップダイニング「カッシ・ルーフトップ・ベニス」は、地中海沿岸の料理に着想を得たスタイリッシュなムード漂うお店。リラックスしたカリフォルニアの空気感と、旬の野菜や新鮮なシーフードなど食材の魅力を生かした料理は、シェアスタイルのメニューが中心。海辺の明るい陽射しの元、昼間からバブルで乾杯。なんてチルなんでしょう。泡がキラキラ光って最高に幸せなランチタイムを過ごせました。

地中海料理の前菜と言えばフムス。ガーリックが効いていてお酒がすすみます。フムス8ドル(日本円で約1,280円)、フラットブレッド5ドル(日本円で約800円)

上はアスパラガスのソテー12ドル(日本円で約1,920円)、右はグリークフライズ10ドル(日本円で約1,600円)、下はグリークサラダ16ドル(日本円で約2,560円)、左はキングサーモン18ドル(日本円で約2,880円)、ラムミートボール15ドル(日本円で約2,400円)

大谷翔平選手御用達バーガーといえば「インアンドアウト・バーガー(IN-N-OUT BURGER)」

ロゴも可愛いですよね! 店内ではTシャツも販売していますよ。

アメリカ西海岸の大人気ハンバーガーショップ「インアンドアウト・バーガー」。大谷翔平選手の大好物がこちらのプロテインバーガーらしく、現在LAを訪れる日本人はおじさんも子どももみーんな訪れているとウワサの店です。とくにLAX(ロサンゼルス国際空港)近くの店舗は、お店の上を飛行機がじゃんじゃん飛び交うので絶好の飛行機観察スポットとしても大人気!
 
インアンドアウト・バーガー初心者はまず、チーズバーガーとフレンチフライのアニマルスタイルというものをオーダーしてください。チーズバーガーは、焼きたてのパティとバンズとメルトしたチーズが特製ソースと絶妙に絡み合ってグルメハンバーガー並みの美味しさ。フレンチフライのアニマルスタイルは、こってりハイカロリーな味でやめられないとまらない。そして2個目をいける人は、プロテインバーガーにトライしてみてくださいね! 店舗ではTシャツも販売。20ドルとお手ごろなので、おみやげにも最適です。

チーズバーガー4.4ドル(日本円で約704円)、フレンチフライのアニマルスタイル6.0ドル(日本円で約960円)

大谷翔平選手のお気に入りは、バンズをレタスに変更したバーガーなんです! プロテインスタイルチーズバーガー4.40ドル(日本円で約704円)

バラ園での優雅なアフタヌーンティーを。「ザ・ハンティントン・ローズ・ガーデン・ティールーム(The Huntington Rose Garden Tea Room)」

スイーツはもちろん、セイボリーも満載。甘いの、しょっぱいの、を永遠に繰り返したい♡ アフタヌーンティー1名分65ドル(日本円で約10,400円)。 紅茶の種類は約16種類。人気はハンティントン・シグネチャー・ブレンドや、ハンティントン・ローズ・ブレンド。私はサマー・ピーチ・ティーをオーダーしてみました。ピーチの香りがしっかりとしていて、しみじみ美味しいお紅茶でした。

1919 年に実業家ヘンリー・E・ハンティントンの構想により設立され、没後もハンティントン夫婦の遺志を受け継ぎ文化施設として整備された、図書館・美術館・植物園が一体となった「ザ・ハンティントン・ライブラリー、アートミュージアム&ボタニカルガーデン」。約 50 ヘクタールに及ぶ広大な敷地には、貴重な蔵書や美術コレクションを所蔵。アメリカ文化史に関する資料に加え、野球に関連する資料やコレクションも有し、ロサンゼルス近郊を代表する文化・観光スポットです。ボタニカルガーデンは中国庭園や日本庭園、バラ園など多彩なテーマガーデンが広がります。
 
ボタニカルガーデンのバラ園に隣接するティールームー「ザ・ハンティントン・ローズ・ガーデン・ティールーム」で提供されるのが、予約殺到の英国式アフタヌーンティー。季節の食材を取り入れたフィンガーサンドイッチやスコーン、ペストリーに、厳選された紅茶を楽しめます。クラシックで落ち着いた空間とローズガーデンの優美な眺めが、いつも忙しい大人の女性の心をもほぐしてくれることでしょう。LAでヌン活、エレガントで幸せなひとときを過ごせますよ。

大きな庭園の中のローズガーデンを眺めながら優雅なアフタヌーンティータイムを。

お手ごろプライスが嬉しい! 人気カジュアルフード大集合「グランド・セントラル・マーケット(Grand Central Market)」

広い倉庫のような空間に美味しい話題のお店がギュッと詰まっています! ポリスもランチに来るので、なんだか安心感。

ダウンタウン・ロサンゼルスの中心に位置する「グランド・セントラル・マーケット」は1917 年の創業以来、多様な食文化が集まる歴史的なグルメスポット。観光客はもちろん、近隣のビジネスマンやランチ休憩中のポリスまで訪れる活気あふれるフードホールです。アメリカの定番料理から各国の多彩な料理まで、幅広いジャンルの店舗が約 40 軒も連なっていて、ロサンゼルスの豊かな文化的多様性を体験できますよ。
 
大きなテーブルでロブスターロールとタコスを食べていたら、素敵なご年配のご夫婦2組と相席になりました。ドジャースの試合を3日連続で観るんですって、うらやましい! この日は2回目の試合前とのこと。旅行会社のスタッフにおすすめされてこちらに来てみたところ、美味しくて楽しくて、2日連続で来たんだそう。そうですよね、一回じゃ食べたいメニューを食べきれないですもの。私は初訪問だったのですが、LAを旅する予定の友人にも猛烈にプッシュしました! 行列覚悟だけど必食の大人気3店をお伝えしますね。

「ザ・ドーナツ・マン」はLAを代表するご当地スイーツ。なかでも名物なのが派手ビジュなストロベリー・スタッフド・ドーナツです。地元のいちご農家から”余ったイチゴを何かに使えないか?” と相談されたオーナーが発案したそう。フワッとしたグレーズドドーナツを横に割って、甘めに仕上げたフレッシュなイチゴをぎっしり詰め込んでいます。アメリカっぽい正しい甘さです♡ ストロベリー・スタッフド・ドーナツ9.20ドル(日本円で約1,472円)

アメリカの東海岸で定番人気のロブスターロールを食べたことはありますか? パンは常温、ロブスターは獲れたてを茹でて冷まし、熱いメルトバターか冷たいマヨネーズをかけるスタイルなんです。そんなロブスターロールの名店が「ブロード・ストリート・オイスター・カンパニー」です。元はマリブの人気シーフード店の看板メニューで、2022年にこちらに出店。東海岸発祥のメニューなだけに西海岸で美味しい店は希少! ウニやキャビアを乗せたゴージャスバージョンもありますよ。NYの人気店にも匹敵のお味でした。私はメルトバターがけが好きです! オーブンで表面がサクッとなるまでしっかりとトーストしたパンにめるとバターがしみしみ。ロブスターロール25.00ドル(日本円で約4,000円)

グラセンマーケットで今最も行列ができているのが「ヴィラズ・タコス」です。ドジャースのロゴと似ててなんだか可愛いですよね。 このお店のまさにアメリカンドリームのようなストーリーをちょっと聞いてください。創業者は今年で32歳のビクター・ヴィラ氏。メキシコ移民の両親の元でLAで生まれ育ち、2018年から祖母の家の庭先でタコスを販売しはじめました。ジワジワと人気を呼び→ポップアップなどで話題となり→実店舗を構え→ミシュランガイドに掲載→そしてなんと今年のスーパーボウルではハーフタイムショーのヘッドライナーだったバッド・バニーのパフォーマンス中に、屋台とともにヴィラ氏も出演したんです! 私もハワイのスポーツバーでこのシーンを観ていたので、今回お店を観たときは”あー、あの屋台だ!”と感動しちゃいました。人気の秘密は自家製のブルーコーントルティーヤを使っていること。普通のタコス店は既成のトルティーヤを使うことも多く、手作りトルティーヤの店でも原料はコーンフラワー(トウモロコシ粉)です。ブルーコーンとはその名の通り青紫色のトウモロコシ粉。ナッツのような香ばしさでコーンの風味が濃く、焼きあがると外はカリッと、中はモチッとを、トルティーヤの薄さで感じることができるんです。タコスの具はもちろん、トルティーヤまで美味しいので、西海岸に数あるタコスの名店を差し置いて大人気店となったのでしょう。「スーパーボウルにも出たタコス!」なんてネタにもなるので、ぜひ食べてほしいです。

ビーフスカートステーキ、ポテト&チョリソ、黒豆&チキンのタコス。オススメ3種のヴィラズトリオ21ドル(日本円で約3,360円)

ドレスアップして出かけたいステーキディナー「ムッソ&フランク・グリル(Musso & Frank Grill)」

ステーキは友人がオーダーしたので、私はプライムリブを頼んでみました。アメリカのステーキハウスでは、付け合わせはマック&チーズとクリームスピナッチって決めてます。最上級USDAプライム肉のローステッド・プライム・リブ・オブ・ビーフ71ドル(日本円で約11,360円)
©The Musso and Frank Grill 2026

1919 年創業。ハリウッドで最も歴史のあるレストラン「ムッソ&フランク・グリル」。ロサンゼルスのダイニングシーンを象徴する名店で、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム沿いに位置し、往年のハリウッドの華やかさを色濃く残しています。その昔はチャーリー・チャップリン、マリリン・モンロー、フランク・シナトラなどのハリウッドの著名人たち、ヘミングウェイやフィッツジェラルドなどの文豪たちにも愛され、現代でもブラピ主演の映画の舞台となったり、多くのハリウッドスターが常連らしいという噂が絶えません。どうしよう、セレブに遭遇しちゃったら、なんて思いながら美味しいステーキをいただきました。LAを訪れたらひと晩はドレスアップディナーしたいですよね。そんな日にぜひ。あのセレブが座った席かも、なんて想像しながら食事を楽しんでみてください。

前菜はぜひ、これ食べてー! 焼き肉屋さんのユッケのような、上質なステーキ肉を生で食べるムッソズ・トラディショナル・ステーキ・タルタル27ドル(日本円で約4,320円)

老舗のステーキハウスでは、シュリンプカクテルはマストオーダーしたいですよね。カクテルソースも深みがあって美味しかったです。シュリンプカクテル27ドル(日本円で約4,320円)

チャップリンと妻で女優のポーレット・ゴダードもこの店の常連でした。
©The Musso and Frank Grill 2026

2019年にハリウッドのウォーク・オブ・フェーム(ハリウッドスターなどの名前が刻まれた道にある星型のプレート)の星を授与された最初のレストランなんです! レストランとしての功績を称える特別な星で、開業100周年を迎えた年に授与されました。お店のほぼ目の前にあるので、チェックしてみてくださいね。
©The Musso and Frank Grill 2026

マリーナでサンセットシーフードディナーなら「ソルト・レストラン(SALT Restaurant & Bar)」

マリーナに沈む夕日を眺めながらのディナーなんて、かなりロマンティックです。

マリーナ・デル・レイは、ロサンゼルス西部の海沿いにあるセレブなリゾートタウン。北米最大級のヨットハーバーで、約4,500~5,000隻のボートを係留でき、港を中心に高級コンドミニアムやホテル、レストランが並んでいます。
 
「マリーナ・デル・レイ・ホテル」のウォーターフロントレストラン「ソルト・レストラン&バー」はカリフォルニアスタイルのシーフード料理と、マリーナに面するリラックスした雰囲気で大人気。マリーナに落ちる夕日を眺めながらのサンセットディナーは、LAの最終日ディナーに最適なんじゃないでしょうか? おすすめはシーフードタワー。新鮮なオイスターやシュリンプカクテル、ロブスターテイルなどが盛り盛り。白ワインが水のごとくすすみます。そしてスープ2種→ロブスタービスクとクラムチャウダー、クリスピーカラマリも必食です。アメリカの食事って美味しいなーと感じるメニューですよ。
 
某メガバンクのLA支店長夫人である友人がマリーナ・デル・レイのコンドミニアムに住んでいるのですが、彼女いわく、グルメな旦那様は「ソルト・レストラン&バー」が大のお気に入り。大切なゲストを接待するのによく訪れているそう。それを聞いて、改めてベストレストランであることを認識しました。

約4名分のシーフードタワー130ドル(日本円で約20,800円)、イカのフリット、クリスピーカラマリ19ドル(日本円で約3,040円)、ロブスターのうらごしスープ、ロブスタービスク18ドル(日本円で約2,880円)

マリーナの名物スープ、必食ですよ。とっても美味しい! クラムチャウダー15ドル(日本円で約2,400円)

ドジャースファンはリトルトーキョーを訪れるべし!

「ミヤコホテル」で買ったパンを大谷翔平選手の壁画をバックに撮ってみました〜。最初に行ったときはこのパンが売り切れだったのですが、この構図で写真が撮りたくて、もう一度行きましたから・笑!

LAの人々のドジャース愛はとても深くて、アメリカのどの街よりもチームキャップを着用してる率が高いと感じます。ホームゲームの日はスタジアムに行かなくてもチームユニフォームを着てる人が多いですし。そんなドジャース愛にあふれる街だから、いろいろな場所でドジャースのロゴを見かけるのですが、とくにそれが多いのがリトルトーキョーです。ミヤコホテルの壁画はフォトスポットとして大人気。道に描かれたQRコードを読み込んで壁画にスマホをかざすと、大谷翔平選手がスイングする動画が! またミヤコホテルのベーカリーでは、ドジャースヘルメットのパンも売っていて、毎日早い時間に売り切れてしまうそう。もちろんドジャースグッズを販売しているお店もありますよ。
 
リトルトーキョーにはジャパニーズレストランも多いので、日本食が恋しくなったときの頼れる存在。日系のスーパーマーケットもあるので、日本のモノもいろいろ手に入ります。

「ニジヤマーケット・リトルトーキョー」で、ボンボンドロップシールを発見!

サンリオのショップもありました。和なキャラたちが可愛かった!

ミヤコホテルの壁画の下の小道の奥は「高野山米国別院」。故・ジャニー喜多川氏の父がこちらの僧侶で、彼も2歳まではリトルトーキョーで育ったそう。御朱印ももらえます。

こちらが大人気のドジャースヘルメット型のパン! 5ドル(日本円で約800円)

中身はブルーベリークリームチーズ。ブルーベリーの程よい甘さとクリームチーズのしょっぱさが絶妙で美味しかったです。

「ジャパニーズ・アメリカン・ナショナル・ミュージアム」前の道に描かれたQRコード。道を渡ったミヤコホテル側にもQRコードがありました。

スマホでQRコードを読み取って、ミヤコホテルの壁画にかざすと、大谷翔平選手がスイングする動画がはじまります!

日系人の歴史を知ることができる「ジャパニーズ・アメリカン・ナショナル・ミュージアム(Japanese American National Museum) 」

現在リニューアル工事中。リトルトーキョーの「ミヤコホテル」の斜め前に位置します。

日系アメリカ人の書籍などを長年読んでいて、このミュージアムをずっと訪れたいと思っていました。2月にLAに行った際にも訪ねようと思ったのですが、秋まで改修工事でクローズしていて、あきらめたんです。今回はミュージアムのご好意で特別に工事中の内装を含め、ご案内いただきました。この旅程で1番楽しみにしていたことのひとつです。
 
日系アメリカ人の歴史は古く、明治維新の最中である1868年にさかのぼります。政府の政策として、日本から当時のハワイ王国へ渡航し、パイナップル畑やサトウキビ畑の労働者として入植しました。その後アメリカ本土にも多くの日本人が移り住み、カリフォルニア州、ワシントン州などは現在も日系人が多く暮らしています。日系アメリカ人の、初めてアメリカにわたった第一世代のことを一世と呼び、その子どもたちの世代を二世、三世、四世と呼びます。私もハワイの友人に日系アメリカ人が多くいますが、彼らは四世、若い子には五世もいます。
 
一世は過酷な労働をこなしながらも1952年までアメリカの法律では市民権取得ができず、長年アメリカに住んでいても外国人のままでした。市民権がないため土地を所有することも制限され、また厳しい差別にも遭い、大変苦労をした世代です。アメリカ生まれの二世は市民権は獲得できましたが、第二次世界大戦中はアメリカ本土に住む約12万人もの日系アメリカ人が強制収容所に収容され、一世とは違った苦難を体験しました。そんな歴史を学べるミュージアムは、日本人なら一度は訪れておきたい場所です。
 
今冬のリニューアルオープン後は、日系アメリカ人の歴史、収容所のバラックを使用した日系アメリカ人アーティストによるアート作品、またアジア系移民のコミニティースペースとして開放されるスペースもあるようです。

今冬のリニューアルオープン時に公開される予定の、日系アメリカ人アーティスト、ナ・オミ・ジュディ・シンタニの作品。三世の彼女は、トゥールレイク強制収容所に収容されていた二世の父親の経験を聞き、その歴史や記憶をテーマに作品を制作しています。代表作のひとつがこちらの「Pledge Allegiance」(日本語で=忠誠を誓う、の意味)。収容所のバラック跡から集められた木材で作った星条旗は、国旗(アメリカ)へ忠誠を誓った日系アメリカ人が強制収容所に収容された歴史や、愛国心と差別による苦しみが同時に存在した矛盾などの強いメッセージが込められているそう。日系アメリカ人の歴史を伝える重要な作品として高い評価を得ています。

日系アメリカ人は、政治、芸術、スポーツ、エンターテインメントなど幅広い分野で活躍してきました。
 
ハワイのホノルルの空港の正式名称は「ダニエル・K・イノウエ国際空港」ですが、ダニエル・ケン・イノウエはハワイ出身の日系二世。第二次世界大戦中は日系アメリカ人のみで結成された日系人部隊「442連隊戦闘団」の一員として戦い、戦闘で片腕を失いました。数々の勲章を授与され、名誉除隊後、アメリカ上院議員を長年務めました。アメリカの歴史上アジア系アメリカ人が得た地位としてはカマラ・ハリスの副大統領に次ぐ存在と言われています。多くの功績が認められ、ハワイの空港の名前に!
 
また世界的な彫刻家・デザイナー、イサム・ノグチも日系アメリカ人として有名ですよね。現在、日本でも再注目されているアーティスト、ルース・アサワは、空中に浮かぶようなワイヤー彫刻が世界的に有名。彼らの作品もリニューアルオープン後に展示され、芸術や文化の視点からもその歴史を感じることができます。日系アメリカ人の歴史に興味のある方は、冬以降、LAに行った際はぜひ訪れてみてください。リニューアルオープン日に関しては、ミュージアムのWebサイトやInstagramをチェックしてくださいね。

「ジャパニーズ・アメリカン・ナショナル・ミュージアム」と同じ敷地にある「ナショナル・エデュケーション・センター」は講演会やシンポジウムなどを行う施設です。 ここに掲げられたサイン”GO FOR BROKE”とは日本語で”当たって砕けろ”という意味(元はハワイのスラングで、”全財産をかける”というギャンブル用語説もあり)。
 
第二次世界大戦中に日系アメリカ人(主に二世)のみで構成された「442連隊戦闘団」は、家族が強制収容所にいる中で志願しアメリカのために戦った部隊です。442部隊のモットーが”GO FOR BROKE”で、主にヨーロッパ戦線において勇敢な戦いを遂げ、アメリカ軍史上(規模と活動期間に対して)最も多くの勲章を受けた部隊でした。 現地を訪れた際、このサインを見たら、そんな歴史も思い出してみてください。

目的別・LAの滞在先はこのホテルがおすすめ① ドジャースゲーム観戦を中心に考えるなら「コンラッド・ロサンゼルス(Conrad Los Angeles )」

カラッとしたドライな気候が気持ちいいLAも、夏の昼間は高温に。そんな日はこんなシティなおしゃれプールでクールダウンもアイディア。
Courtesy of Conrad Los Angeles

ダウンタウンの文化地区の中心に位置する「コンラッド・ロサンゼルス」は建築家フランク・ゲーリーが設計を手がけたコンテンポラリーなラグジュアリーホテルです。ダウンタウンからドジャースタジアムまではアクセスもよく、「コンラッド・ロサンゼルス」からは5~6キロの距離。時間帯にもよりますが、道が空いていれば10分くらいで到着します。モダンな都市型ラグジュアリーなホテルで、ひとり旅でも女子旅でも家族旅でも安心感あり。スターシェフ、ホセ・アンドレスが監修するミシュランレストラン「サン・ローレル」はスペイン料理とカリフォルニア食材を融合させたメニューが絶品。
 
人気カジュアルフード大集合「グランド・セントラル・マーケット」も徒歩圏内です。また人気アーティストのライブを多く開催する「ウォルト・ディズニー・コンサートホール」はお隣! ドジャースゲーム観戦を中心にダウンタウンの散策も楽しむなら好立地の素敵ホテルです。

広々としたシンプルでラグジュアリーなベッドルーム。バカンスにちょっと仕事を持ってきちゃっても、リモートワークが快適にできる環境が嬉しい。
Courtesy of Conrad Los Angeles

ホテル内のダイニングがミシュラン店とは嬉しい限り。「サン・ローレル」ではカリフォルニア食材を使ったモダンスパニッシュ料理を堪能できます。
Courtesy of Conrad Los Angeles

目的別・LAの滞在先はこのホテルがおすすめ② 歴史あるラグジュアリーホテルに泊まりたいなら「ランガム・ハンティントン・パサディナ(Langham Huntington, Pasadena) 」

ボザール様式の邸宅風建築が美しいホテルのメイン棟。
©The Langham Huntington, Pasadena

ロサンゼルス中心部の北東、LAの街の喧騒から少し離れた緑豊かで落ち着いた高級住宅地、パサデナの街の歴史あるラグジュアリーリゾートホテル「ランガム・ハンティントン・パサデナ」。約 23 エーカー(約 93,000 ㎡ー東京ドーム約 2個分)の広大な庭園の中、ボザール様式を基調とした優雅な建築は、1 世紀以上にわたりパサデナのランドマークとして親しまれてきました。ハリウッドから比較的近く、ビバリーヒルズより人目につきにくい、そして広大な敷地でプライベート感があるため、著名な作家やエンターテイナー、政治家、王族、スポーツ選手などが訪れることでも有名。が、名門ホテルゆえ、誰が泊まったかはオフィシャルにはなっていません。そんなエレガントさもこのホテルの魅力です。
 
「ザ・ロビー・ラウンジ」では英国式の優雅なアフタヌーンティーも大人気。優雅なホテル時間を楽しみたい人や、建築美を存分に味わいたい人におすすめしたいホテルです。

ゲストルームもクラシカルな佇まい。歴史ある建物を丁寧にリノベーションしたことを感じさせる、快適な使い勝手になっています。バスルームのアメニティはディプティック。
©The Langham Huntington, Pasadena

四季の移り変わりを楽しめる広大なガーデン。早起きした朝にお散歩しましたが、早朝からガーデナーが木々やお花のお手入れをしていました。こんなにたくさんのグリーンがあるのに、落ち葉ひとつないんです。本当に素敵なホテル!
©The Langham Huntington, Pasadena

大好きで何度も訪れているLAですが、今回は知らなかった一面をたくさん満喫できました。野球やスポーツ観戦でLA渡航をお考えの方も多いであろう2026年、素敵なホテルやレストランも楽しんで、素敵な旅にしてくださいね。

text:YUKI ABE
thanks to:ロサンゼルス観光局/Los Angels Tourism & Convention Board、パサデナ観光局/Visit Pasadena
 
※2026年3月渡航時の情報です。価格は1ドル=160円で算出しています。

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