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『鉄槌教師』キム・ムヨル、「実は俳優をやめようとしていた…」所属事務所代表が語る苦しかった過去

  • 2026.6.17

俳優キム・ムヨルの所属事務所である「Prain TPC(プレインTPC)」の創業者で代表のヨ・ジュニョン氏が彼の苦しかった過去を振り返りながら、『鉄槌教師』(Netflixで配信中)の大きな成功に惜しみない祝福を送った。

6月15日、ヨ・ジュニョン代表は「いつか必ずこのキャプチャー画像を公開しようと思って、実に15年間も保存していました。でも「何がそんなに歴史的なんだ」と突っ込まれそうで、これまで我慢していたんです。誰が何と言おうと、私にとっては歴史的な、キム・ムヨルとの最初のX(旧Twitter)のやり取りです。1月12日の投稿で“昨日”と言っているので、1月11日に会ったんですね」と明かした。

代表を母と慕い、下積みに励む

さらに、「彼はPrain TPCの第1号所属俳優として知られていますが、実は“TPC”という組織は、キム・ムヨルと契約したずっと後に、リュ・スンリョンと出会ったことで作られたものです」と説明した。

続けて、「キム・ムヨルは私のことを“お母さん”と呼ぶんです。江原道だったか、どこかでインディーズ映画を撮影していた時、私が料理をたくさん作って撮影現場に持って行ったんですね。すると周りの人たちから“まるでお母さんみたいだ”と言われたのか、その時から今に至るまで彼は私を「オムニ(母さん)」と呼んでいます。当時は、映画を撮った経験のない年配の監督が、お金もない中で無名だった俳優たちを集めて撮影していた現場でした。誰かが手作りのご飯を持って来れば“お母さん”のように感じられるほど、切なく厳しい環境だったんです。それでも、そこで本当に素晴らしい映画が生まれました。それが『犬たちの戦争』です。しかもキム・ムヨルはノーギャラだったので、私が現場まで行くためのガソリン代にもならなかったんですよ」と当時を振り返った。

「俳優をやめて、別の人生を歩む」とこぼしたことも

また、ヨ代表はキム・ムヨルと最初に演劇を制作し、その翌年にはミュージカル『スリル・ミー』を上演したことに触れながら、「そんなロマンにあふれた時代のことを長い間忘れていました。でも最近は、昔のように彼(キム・ムヨル)のような素敵な新人に、見返りを求めず全力で向き合ってみたいと真剣に思うようになりました。これもムヨルがくれた贈り物です」と語った。

特に、「つらいことがあると、よく漢江で会っていました。その時、彼は「俳優を辞めて、残りの人生は別の仕事をして生きていく」と言っていたんです。数年後、気持ちを立て直した彼は「有名になりたいわけじゃない。ただ静かに演技を続けたい」とも話していました。どうしよう、もうその二つとも無理になっちゃったね(笑)」と回想した。

「本当に誇らしい。うれしいよ」と、メッセージを送る

「今や世界中の人たちがキム・ムヨルを認識し始めています。母親のような気持ちで、本当に感謝してもしきれません。もともと母親というのは昔話をするものですから、こうして思い出を書いてみましたが、語りたいことが多すぎるので、ひとまず第1部はここまで」と綴り、『鉄槌教師』を通じてグローバルなスターへと成長したキム・ムヨルへの誇らしい気持ちを表した。

ヨ代表はキム・ムヨルに対して、「みんなが君を認めてくれるようになったことが、本当にうれしいんだ。おとといの朝、一人で事務所にいたら、突然涙が出てきたよ。私の持ち株の価値は下がっているのに、君のフォロワー数が増えていくのを見るのがたまらなくうれしい!」というメッセージを送ったことも明かした。

この言葉には、単なる所属事務所の代表としてではなく、長い下積み時代からキム・ムヨルを見守り支えてきた“母親のような存在”としての深い愛情と誇りが込められている。特に「私の株は下がっているのに、君のフォロワーは増えているという部分は、ユーモアを交えながらも、キム・ムヨルの成功を心から喜ぶ気持ちを表した印象的な一言となっている。

この投稿を目にしたキム・ムヨル本人も、「これからももっと一生懸命、そして楽しくやっていきます。ロマンを忘れずに。最初の頃のように。さあ、もう泣くのはやめましょう」というコメントを残した。

(写真=Netflix)

キム・ムヨルが主演を務めるNetflixシリーズ『鉄槌教師』は、度を越した生徒や教師、保護者によって崩れた韓国の教育現場を守るために設立された「教権保護局」の活躍を描いた作品。

彼は劇中で、学校で起こるさまざまな問題を独自の方法で痛快に解決する、元特殊戦司令部の軍人で教権保護局の監督官ナ・ファジン役を演じ、熱演を見せた。

同役は当初、俳優のキム・ナムギルが公開の場で2度も出演オファーを断ったことが明かされ、制作初期から話題となっていた。しかし結果的には、キム・ムヨルが“人生の当たり役”とも言えるキャラクターに出会ったことで、まさに災い転じて福となった。

作品公開前には約20万人だったインスタグラムのフォロワー数も、現在では約100万人にまで急増し、今なお日ごとに増え続けている。

(記事提供=OSEN)

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