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「お尻を見せてご挨拶も」超高齢マンドリル「ジョディ」展示再開!市川市動植物園が明かした一進一退の治療ドラマ

  • 2026.6.17
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先日、左頭部の腫れの治療を乗り越えた、千葉県の市川市動植物園にいるマンドリルの「ジョディ」。待望の展示エリアへの復帰を果たしたことが公式Xで発表されましたが、このたび最新の「飼育日誌」で詳細が発表されました。

注射、吸入療法…再発を繰り返す腫れとの闘い

ジョディが展示をお休みしていた理由は、「肉芽腫」による顔の腫れでした。人間でいえば100歳を超える超高齢のジョディにとって、麻酔をかけた検査や手術は命に関わる大きな負担になります。そのため、スタッフの手によって慎重な投薬治療が続けられてきました。

飼育日誌によると、今年の1月26日には、患部へ直接薬剤を注射する処置を行い、一時は腫れが小さくなり活力も改善。しかし、数週間が経つと再び腫れが大きくなってしまうという、一進一退の状況が続いたそうです。

その後も2月、4月、5月と、少しずつ方法を改善しながら注射処置を繰り返すものの、2〜3週間での再発を繰り返す日々。それでも飼育員は諦めず、ネブライザー(器具を用いた患部への吸入療法)という新たな試みや、別の消炎剤の飲み薬を投与するなど、ジョディの体調に合わせた懸命なアプローチを続けたそうです。

その甲斐あって、初期に大きく腫れていた目の周辺は落ち着き、ジョディの食欲も旺盛なまま、5月の処置からは腫れをかなり抑え込むことに成功したそうです。

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マンドリルのジョディ=市川市動植物園公式サイトより

5月25日の休園日、自ら外へ歩き出した小さな奇跡

体調が安定してきたものの、長らく部屋にこもっていたジョディは、出入口の扉を開けてもなかなか外に出たがらなかったといいます。そんなジョディの心が動いたのが、5月25日の休園日でした。

スタッフが見守る中、ジョディは久しぶりに、自ら外の展示場へと出て行ったそうです。長期間あまり動いていなかったため、後ろ足の踏ん張りがきかないところもありましたが、比較的しっかりとした足取りで歩いていたといいます。

この日を境に、毎朝の開園前や休園日に外に出る練習を重ねると、ジョディは毎回自ら進んで外へ出て行くように。「現時点では外に出られた方がジョディの健康のためにも良い」と判断し、展示再開へと踏み切ったそうです。

のんびり散策、気が向いたらお尻で「あいさつ」

展示エリアに復帰してまだ数日ですが、ジョディは以前のように、のんびり外を散策したり、部屋に戻ったりと、自分の思うままに心地よい時間を過ごしているそうです。

気が向くとお尻を見せてマンドリル特有の「あいさつ」をしたりする愛らしい様子も見られ、元気な姿で私たちを癒してくれています。

「おかえり、よく頑張ったね!」SNSに溢れる温かい祝福と応援の声

この嬉しい復帰のニュースに、園の公式Xにはファンからの温かいコメントが殺到。ジョディの頑張りを称える声や、飼育員への感謝の言葉が寄せられていました。

「ジョディさん、展示復帰おめでとう! いない部屋を見るのが寂しかったので本当に嬉しいです」

「高齢のなか、痛みを伴う治療を本当によく頑張りましたね。快方に向かって本当に良かった」

「飼育員さん、獣医師さんたちの愛情たっぷりのお世話と努力に心から感謝します」

「もう会えないかと半分諦めかけていたので涙が出るほど嬉しい。すぐにまた会いに行きます!」

「これから厳しい暑さが来るから無理はしないで、好きなものを食べてジョディのペースでのんびり過ごしてね」

寂しかった展示場にジョディが戻ってきた喜びと、これからの健やかな日々を願うメッセージが、今も届き続けています。

ライターコメント

超高齢のジョディの嬉しい復活ニュースに、安心した方も多いのではないでしょうか。一進一退の病状に決して諦めず、新しい方法を試してジョディに寄り添い続けたスタッフの皆さんの愛、そしてファンからの「おかえり」の温かさに胸が熱くなりました。

<ライタープロフィル>ゆんち

2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。

現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。

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