1. トップ
  2. ファッション
  3. 結婚式の席次に文句「気遣うじゃん」困っていると →「他に」同僚の『器の大きい一言』に「助かった」

結婚式の席次に文句「気遣うじゃん」困っていると →「他に」同僚の『器の大きい一言』に「助かった」

  • 2026.6.17

結婚式は人生の中でも大きなイベントです。楽しみなことも多い一方で、その準備は想像以上に大変。苦労して決めた結婚式の席次に文句を言われ、頭を悩ませていたところ……。今回は、私の友人のエピソードです。

想像以上に大変な結婚式の準備

付き合っていた彼との結婚が決まり、結婚式の準備をしていたときのことです。親戚、友人のほか、同じ部署の同僚も呼ぶことにしました。私の部署は多くが正社員ですが、数人の派遣社員もいます。その1人、島田さん(仮名)は仕事上よく話す間柄ではありますが、気分屋なところがあるので、事前の確認など抜けがないように気を配っていました。

招待客は100人近く。席決めが想像以上に大変で、会社の関係者を同じテーブルにまとめようとしましたが、思うようにいきません。結局、派遣社員の方々には学生時代の恩師と同じテーブル座ってもらうことにしました。

先輩から席次に不満が……

島田さんには事前に伝えておこうと思い、後日、休憩室で話すと「他のテーブルは? 」と確認し、他の社員がまとまって座ることを知ると不満そうな表情になりました。

「絶対気遣うじゃん。派遣だからって私らのこと見下してない? こういう時に本音って出るよね」そう言われ、私は戸惑いました。もちろんそんなつもりはありません。ただ、他の社員と席が分かれたことは事実で、「すみません、そんなつもりはないんですけど……」としか言えませんでした。

別の先輩からの意外な一言

するとその時、島田さんの同期の成田さん(仮名)が休憩室にやってきました。島田さんがすぐに「ねぇ、今度の結婚式、私たち派遣だけ知らない人と一緒なんだって」と話し始めました。

ところがそれを聞いた成田さんが口にしたのは意外な言葉でした。「他にもお偉いさんとか来るんでしょ? 私たちのことに気を遣わなくていいよ。結婚式したことがある人なら席決めが大変なのくらいわかるから」

その言葉に私はホッとしました。当たり前のようにそう言う成田さんを前に気まずくなったのか、島田さんもそれ以上は何も言ってきませんでした。

先回りの気遣いに感謝

結局、結婚式は予定通りの席次で行いました。準備は思った以上に大変でしたが、無事に終えられたのは成田さんの一言があってこそです。成田さんは職場でも信頼されている人ですが、それは今回のように相手の事情を先回りして考えてくれるからこそなのだと感じた出来事でした。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:小橋美月
マスコミ業界に16年勤務。業界で培った原稿執筆のスキルを活かし、ライター業へ。さまざまな職種、ライフスタイルの人への取材を通じた、「生きたエピソード」が強み。働く女性の葛藤や子育て、夫婦関係など、実体験に基づいたリアルな物語を届ける。

元記事で読む
の記事をもっとみる