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誕生日に会ってもらえなかった私。前日に彼があのお店にいたと、友人から聞いて

  • 2026.6.17
ハウコレ

誕生日は彼と過ごすものと思っていた私に、前日「会えない」というメッセージが届きました。理由は書かれていません。そして迎えた当日、今度は友人から思いがけない知らせが。楽しみにしていたはずの一日が、思いがけない方向へ動き出しました。

会えないという、一通のメッセージ

彼とは付き合って2年になります。誕生日はいつも一緒に過ごしてきたので、その日も当然のように楽しみにしていました。ところが前日になって届いたのは、思いがけない連絡だったのです。

「ごめん、誕生日どうしても会えなくなった」

それだけが書かれていて、理由には触れられていません。仕事が忙しいのかもしれない。何か事情があるのかもしれない。私は自分にそう言い聞かせ、返信に「わかった、気にしないで」とだけ打ちました。

本当は、もう少し何か言ってほしかったというのが、正直な気持ちでした。

友人から届いた、思いがけない知らせ

迎えた誕生日。一人で過ごしていた私のもとに、今度は友人からメッセージが届きました。

「昨日、あのお店であなたの彼を見かけたよ。店員さんと真剣に話してた」

あのお店、というのは、いつか一緒に行こうと話していた駅前のレストランのことです。会えないと言った前日に、彼はそこにいた。しかも店員と真剣に話し込んでいたというのです。

頭の中で、いくつもの想像が膨らんでいきました。誰かと行く約束があるのかもしれない。私に会えない理由は、本当は別のところにあるのかもしれない。考えるほどに、楽しみにしていたはずの一日が、色を失っていくようでした。

確かめずにはいられなかった

そのまま誕生日が終わり、もやもやとした気持ちを抱えたまま数日が過ぎました。彼からは相変わらず、はっきりとした説明はありません。このまま黙っているのは、私にはできませんでした。 数日後、私は思い切って彼を呼び出しました。 

「前日にあのお店にいたよね。どうして会えないなんて言ったの」

彼は言葉を探すように視線をさまよわせ、ばつが悪そうに目をそらしました。やっぱり何かある。そう身構えた私の前で、彼はようやく口を開いたのです。

「当日は予約が取れなかったんだ。だから別の日に、ちゃんとお祝いしたくて」

そして...

彼の話では、私を喜ばせたくて、ずっと気になっていたあのお店を予約しようとしたそうです。けれど誕生日当日はどうしても席が取れず、前日に直接お店を訪ねて、別の日の予約をお願いしていたのだといいます。

会えないと伝えたのは、その計画を隠したかったから。けれど、それなら正直に「お祝いは別の日にしよう」と言ってくれたら、私はあんなに悩まずにすんだのにと思いました。

うれしさと、少しのさみしさが入りまじった、不思議な気持ちでした。それでも、彼なりに私のことを考えてくれていたのは確かです。今度のお祝いの日には、まっすぐ気持ちを伝えてみようと思っています。

(20代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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