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【MLB】サイクル達成直後に牽制死、どこか憎めないカブスのPCA 指揮官は記者の爆笑誘う「すぐに興奮が冷めたよ……」

  • 2026.6.16
写真右、カブスのピート・クロウ=アームストロング(C)ロイター
SPREAD : 写真右、カブスのピート・クロウ=アームストロング(C)ロイター

カブスピート・クロウ=アームストロング外野手(愛称PCA)は15日(日本時間16日)、本拠地リグレーフィールドでのロッキーズ戦に「1番中堅」で先発出場。4打数4安打2打点でチームの勝利に貢献。球団史上13人目のサイクル安打を達成した。
一方で、偉業達成の直後に牽制死で自滅。ド派手なプレーと隣り合わせの凡ミス、時折覗かせる“詰めの甘さ”が話題を呼んだ。

■偉業達成も束の間……

この試合、リードオフマンとして打線に名を連ねたPCAは、初回の第1打席で中堅への今季13号ソロを記録。いきなり先制点を奪うと、3回裏の第2打席では右中間を破る三塁打で好機を演出した。さらに1点リードの5回裏には、右翼線への二塁打で出塁。単打を残してサイクル安打に王手をかけた。
そして迎えた7回裏、無死走者なしで打席に入ったPCAは、相手左腕ブレナン・ベルナルディーノ投手の3球目シンカーを鮮やかに捉えて右翼前へ。この日4安打目となる一打で、球団史上13人目のサイクル安打を達成した。MLB公式のサラ・ラングス記者によると、「本塁打→三塁打→二塁打→単打」の順で達成する「リバース・サイクル」は、球団拡張が本格化された1961年以降では5人目の珍しい記録になるという。
ところが興奮も束の間、直後のアレックス・ブレグマン内野手の打席でPCAは牽制タッチアウト。一瞬の油断が招いたミスに、ばつが悪そうな表情でベンチへと退いた。指揮官のクレイグ・カウンセル監督は試合後、報道陣からPCAの偉業達成について問われると「正直言うと……興奮はあまり長く続かなかったよ。(牽制死で)すぐに冷めてしまった」とチクリ。記者からの笑いを誘っていた。
メジャー4年目のPCAは今季73試合に出場して打率..277、13本塁打、16盗塁、OPS.844と堅実な働き。開幕直後は打撃不振に陥っていたが、6月に入って一気に調子を上げてきた。球界屈指の俊足と広大な守備範囲も健在で、走攻守で際立つ華やかなプレーが魅力だが、時折平凡なフライを見失うなど信じられないミスも犯す。どこか憎めない、PCAの詰めの甘さも話題を呼んだ偉業達成だった。

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